森永卓郎のレビュー一覧

  • この国でそれでも生きていく人たちへ

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    書籍を用いて親子で対談形式になっている。
    親子であっても考えが合うところもあれば、そうでないところが当然ある。その中、考えが合わないところを批判するのではなく、理論をもって考えを述べる、いわば議論形式のような印象を持ち、互いの言い分がよくわかる一冊で会った。

    日本という国における経済、この状況を知るためにも必要不可欠な1冊ではないかと思う。義務教育の中で経済やお金にまつわる話はそう触れられず育ってきているからこそ、今、読むべき一冊であると感じた。

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    2025年03月23日
  • マンガ 日本を破滅に導くザイム真理教の大罪

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    他国と比べて日本の税金は低い。だから増税も仕方がない。そう思わせてくる政府が怖いと感じた。たしかに、他に税金が高い国はいくつか見られるが、その分社会サービスが充実している。日本は負担ばかり上がっていく状況。そもそも増税の目的が国債返済のためだから増税したからといってサービスが良くなることもない。
    少子化対策も、そもそも結婚する人が減少しているという現状を官僚が正しく把握できていたらより効果がある政策を打ち出せる気がする。そうならないのは、政策を打ち出す側と現場の人間の生活感、金銭感が異なるため。

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    2025年03月23日
  • 絵本でわかる経済のおはなし バブルが村にやってきた!

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    「お金が増えるのはきちんと働いたときか人から奪った時だけだよ」という森永先生のご説ごもっとも。ところでこういう絵本読もうとする子供なんているのかな?

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    2025年03月13日
  • 森永卓郎流「生き抜く技術」 31のラストメッセージ

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    ユーモアを交えながらも、生きる上での本質が淡々と書かれていた

    きちんとした配偶者を選ぶのも
    できるだけ嘘をつかないのも
    見栄を張らないことも
    身の丈に合わないことにしがみつかないことも
    お金にならなくても自己表現をして満足を得ることも
    みんな必要だなと思う

    先人の教えって偉大
    まだなくなって1ヶ月ほどしか経っていないけれど
    森永卓郎さん、もっと早く知りたかったな

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    2025年03月12日
  • 国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係

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    日本は輸入に頼り食糧自給率がかなり低い問題は昔から言われて来た話だが、物価上昇の裏側の問題定義が色んなケースを元に記載されてあって為になった。地産地消すれば今の格差も資本主義の問題も解決すると記載があった。

    政府や財務省が農地や酪農などを潰す毎に補助金を支給して農家を減らしている。農家を潰していると嘆きながらも地産地消をすれば資本主義からの脱却が出来、地球を守りながら庶民が二極化せず貧困化せずに暮らせるとあった。良い案と感じた。

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    2025年03月11日
  • 発言禁止 誰も書かなかったメディアの闇

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    他の著書でも述べられているように財務省についての話が多かった。
    ラジオはテレビ(報道関連の番組)に比べると言論の自由が保たれているが、最近はYoutubeでも規制がかかることもあるらしい。

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    2025年03月11日
  • 絵本でわかる経済のおはなし バブルが村にやってきた!

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    チューリップと不動産にIT。あの時なぜあんなに価値があると思ってしまったのだろう。もっと上がるかもの期待。買いが買いを呼ぶ。最後につかまされたものがババを引く。はじけて初めてわかるバブルの怖さ。まるでロシアンルーレット…できるだろうという見込みの信用創造。資金を投入することで生産性を向上させる。実際の豊かさよりもお金は先行して増える。お金を増やすことが経済を回すことでもある。投資は悪いことではない。だが、マネーゲームに巻き込まれてはいけない。バブルのからくりを絵本で伝える。子供たちにも正しく理解させたい。

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    2025年03月09日
  • マンガ 日本を破滅に導くザイム真理教の大罪

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    生前、森永さんがラジオで「安易に薮を突っつくと火傷をするから誰突っつかない。」という事を言ってた。

    勇者堕つ。

    財務省という薮を突っついたり現在の税収のあり方に警笛を鳴らす勇者がいなくなってしまった…

    御冥福をお祈りします。

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    2025年02月25日
  • 遺言 絶望の日本を生き抜くために

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    経済アナリストと元竹中平蔵大臣補佐官、病魔に冒され余命を宣告された二人の対談。アンチ財務省は共通するが意見は異なる。森永さんがつっこみ岸さんが返して対談が進む。何が正しいかはわからないけれど、自分は次世代に負担を秋送りしたくないので財政再建をしてほしいと思っている。少なくとも現在国会で議論が進んでいる財源論を無視したポピュリズム政策はごめんだ。

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    2025年02月24日
  • 国民は知らない「食料危機」と「財務省」の不適切な関係

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    2022年現在 農家の平均年齢は68.4歳。
    「世界で最初に飢えるのは日本。特に東京、大阪の大都市から」と唱える鈴木宣弘さんと先日亡くなった森永卓郎さんのコラボ。
    農家の高齢化が進み、自給率がさらにさがり、有事に輸出規制などがあったら当然そうなるだろう。小学5年生で自給率の学習をするが、子ども達でも危機感を抱いている。
    森永卓郎さんは、あとがきの中で、長野県南箕輪村がなぜ人口増加しているのかその理由を語っている。
    徹底した子育て支援で移住者が増えている。それだけではない、農業技術や就労支援、太陽光発電などの新エネルギー導入支援などを行い、村で助け合い、地産地消の試みをしているからなのだ。
    マル

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    2025年02月01日
  • 新NISAという名の洗脳

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     私たちは意図的に老後の不安を煽られているのだろうか。真実とは、そして幸せとは何か。投資の話から、人生を考えさせる一冊。
     以下、「おわりに」より
    思い切り好きなことをすることで、生まれる表現。そのなかで、たまたまスポットライトを浴びた個性がスターになる。でも、当たらなくても、それは不幸ではない。
     

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    2025年01月12日
  • 遺言 絶望の日本を生き抜くために

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    森永さんの命をかけた、魂をかけた、日本国民が知るべき、興味を持つべき情報が載っている。
    自分自身の出世や利益だけを考えた、政府や経済省官僚には憤りと怒りを覚える。(勿論信念を持って国のために働いている方々も居ることは承知だが)
    国や報道は必ずしも真実を国民に伝えているわけではない。国民に隠蔽していることも多々ある様だし、公平な報道ではないのかもしれない。私たちに開示されている情報は操作されているかもしれない。全てを鵜呑みにしない。情報を取捨選択する。興味を持つ。知見を持つ。この国に飲まれてしまわぬように。

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    2025年01月05日
  • 遺言 絶望の日本を生き抜くために

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    死ぬまでどう生きるか。余命の長さで発言の仕方が違うのもあるが、その人のもともとの感性の違い、バックグラウンドの違いなどもあると感じた。良い対談だったと思う。

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    2024年12月14日
  • 新NISAという名の洗脳

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    森永さんの本2冊目。

    投資依存症と重複する内容多めだが、投資ブームで良い話しばかり見聞きしていたのでこういった逆意見の話しは冷静になれて勉強になった。

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    2024年11月21日
  • 遺言 絶望の日本を生き抜くために

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    正直難しい経済の話や過去の政策の是非については私の理解力が低くよくは分からなかった。ただ、日本の国や経済がうまく進んでいるわけではないことはわかった。また、原発をどうするのかということに関しても、賛成と反対側からの意見が書かれており、大変興味深かった。

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    2024年11月20日
  • 遺言 絶望の日本を生き抜くために

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    森永氏と岸氏による対談本です、岸氏の書いた本は初めてですが、長く官僚を経験された後に今に至るとのこと、両氏の共通点は、癌で余命宣告を受けていて、それを公表した点にあります、違いは森永氏は半年と宣告されたのに対して、岸氏は余命10年とのことです。

    森永氏は本の中でも述べられている通り「失うものはない」という覚悟で、公表してはタブーとされている内容も多くかたらています、それに対して岸氏は違う意見を持ちながらも、オブラートに上手に包んで品のある解説をされています、どちらが良いという訳ではなく、二人とも素晴らしいと感じました。こうした本を読める私は幸せです。

    以下は気になったポイントです。

    ・日

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    2024年11月02日
  • 森永卓郎の「マイクロ農業」のすすめ

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    2018年からマイクロ農業を始めた作者。コロナ禍でますます農業の魅力にハマっていく。そして、今の社会の、行きすぎた資本主義の姿に疑問を投げかける。
    農業の良さは自分でいろいろ自由に決められて、工夫と努力の成果が見えるところ。勤め人は縛られているのでそこが大きく違う。そして、次第にゆるくなってきた規制が、農業参入の後押しをする。最初から本格的にではなく、兼業農家的な取り組みをすすめる。
    農業の魅力と共に、今後の日本のあり方などにもふれ、ちょっと夢物語的とは感じたが、前向きな姿勢は見習おうと思った。トカイナカでマイクロ農業やるぞ〜!なんちゃって( ´ ▽ ` )

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    2024年10月29日
  • 新NISAという名の洗脳

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    1989年に4万近くとなった日経平均は、2008年に7千円を割った。この間、長期積立しても目減りする一方だっただろうか?世界には同時期に急成長していた市場もある。…トカイナカに家を買い、農地を手に入れ、太陽光パネルに投資する。周囲に商業施設はなく、食料も電気も自給自足。…不良債権化する確率はどちらが高いだろうか?真面目に考えても仕方がない。政府の目論見に乗せられ投資に勤しむだけでは痛い目に遭う。肝に銘じる。一方、Die with ZEROは目指さない。寿命は予測できない。残された人に感謝の印も残したい。

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    2024年10月15日
  • 新NISAという名の洗脳

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    昨年末に末期癌を宣告された森永さんが、忖度なしに精力的に仕事をしている最新の本。投資依存症という本もあったけど、新NISAは政府の詐欺同然のキャンペーンだ、と始まる。耳に痛い話が続く。
    否定される6つの投資神話と否定される6つのライフスタイルは、十分納得できる。というより、投資をしない方が異常、というような世界がおかしいと思ってた気持ちと一致した。

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    2024年10月11日
  • 新NISAという名の洗脳

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    先日立川駅から小旅行に出かけたのですが、電車の時間まで15分以上あったので綺麗な駅構内を歩いていたら本屋さんがありました。そこで、この本の著者である森永氏の本を2冊見つけました、選んだのがこの本でした、もう一つの本はネットで購入しまたが。。

    電車の中で読むために掘ってきた本を差し置いて、この本を読み始めてしまいました。森永氏は余命4ヶ月の宣告を受けて、大胆な見直し(断捨離)を行なっているようです。私より7歳上の先輩ですが、老後をいかに充実させるかというアドバイスが多く書かれていて参考になりました。

    以下は気になったポイントです。

    ・本書では、新NISAを始めようとしている人には投資に手を

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    2024年10月02日