泉房穂のレビュー一覧

  • わが恩師 石井紘基が見破った官僚国家 日本の闇

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    政治は国民のためにあるはずだ。だが現実はどうか。霞が関に根を張る官僚機構は時に国民の目を遠ざけ権限と予算を自らの手に集めてきた。石井紘基議員はその構造的な闇を告発し税金の使途を徹底的に追及した。だが正義の灯は暴力によって奪われ改革の道半ばで志半ばに倒れた。泉房穂氏は師の遺志を受け継ぎ官僚国家の仕組みを問い続ける。制度は人のためにあり人が制度に仕えるのではない。今こそ主権者である私たちが真実を知り声をあげる時だ。静かな沈黙こそが闇を温存する最大の力となるのだから。

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    2025年08月22日
  • 日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来

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    元兵庫県明石市長の泉房穂。顔は知っているが、為人や政策は良く理解できていなかった。地方自治体の首長だと、自分が住んでいないと(住んでいても)良くわからない、という事がある。ただ、至近、YouTube等の動画でも登場するようになって、興味をもったというのが読むきっかけ。所得制限なしの子育て支援策を実施し、明石市の人口増加や地価上昇、税収増を実現した、というのが同氏の市長としての評価。

    本書は、同氏が明石市で実施した「明石モデル」を紹介し、その成功要因や日本全体への適用可能性について論じたもの。シルバー民主主義から子育て民主主義へ、つまり、高齢者優先の政策から子育て世代を支援する政策への転換。子

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    2024年10月24日
  • さらば! 忖度社会 崖っぷちニッポン改造論

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    泉房穂さんは暴言やパワハラで何度もニュースになっているが、それでも実績が評価され明石市民から支持されてきた人。
    泉房穂さんが明石市長として権力者に忖度せず、市民の生活を優先して利権がらみの人達とけんか腰で戦ってきた姿勢がよくわかりました。
    某県知事のような、自分ファーストの間違ったエリート思考の持ち主ではない。

    権力にしがみついて生きている人達が作った常識をズバッと否定する物言いが面白い。
    忖度社会、すなわち厚顔無恥な人がのさばる社会を考え直すための本。

    泉房穂さんはテレビでは政治家やスポンサーに都合が悪いことをストレートに言うので、最近は出演オファーが減っている。
    たまに出演する番組では

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    2024年09月14日
  • 社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂)

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    自分だったら、志はあっても行動までする勇気は持てないと思う。
    一度でも殺人予告を受けた時点で頓挫だろうな。
    素直に感服。

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    2024年08月17日
  • 政権交代、始まる~炎上上等! タブーなき政治の真実~

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    2023年5月から2024年5月までの出来事について泉房穂さんが"ホンネ"を語ったもの。
    テレビや新聞は権力に忖度して建前しか言わないが、泉房穂さんは国民の気持ちを代弁しているように感じている。
    発言のどこまでが真実かはわからないが、政治の裏事情(内部事情)が知れるので面白く読ませてもらった。

    ・能登半島地震
    半年以上経った現在の状況を見れば政府の災害に対する姿勢がよく分かる。
    阪神淡路大震災、東日本大震災、熊本地震としばしば被害に遭っているのに支援体制ができていない。
    日本は災害にあった人にも自己責任(自助)を求める国であることは変わっていない。

    ・政治資金パーティー

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    2024年08月03日
  • 社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂)

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    3.5。兵庫県明石市の元市長による著書。明石市で行った政策や活動がメインだが、非常に面白かった。中学校の給食費の無償化や医療費無料の18歳までの拡大、第二次以降の保育料無料といった子育てに重心を置いた政策は非常に素晴らしい。また、その予算もやりくりで何とかしたとの事も素晴らしい。実際、役所の知り合いの話や年度末恒例の道路工事など、無駄とは言わないが、ここは削れるだろうってところはたくさんある。それを実行し、明石市を明るい町にした著者は本当に凄いと思う。ただ、夕張市の例もあるので、本当に予算は貯金できたのか?(大赤字や借金まみれ等)と疑ってしまうのもある。
    もし、この本に書いている事が本当なら、

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    2024年03月17日
  • 日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来

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    元明石市長の著作 二冊目
    これも夫からまわってきた

    「泉流ケンカ政治学のエッセンス!」とある
    納得できることばかり
    怒涛のような十二年からつかんだことを
    分かりやすく書いておられる

    今の政治、納得できないことばかり
    ヘンだ
    原因は有権者だよねえ
    変えられる
    滅びる前に!

    お隣の市、明石
    元気になる様子を見てきた

    中央集権の意識をかえなくっちゃ

    ≪ 子が笑う それがしあわせ 世界中 ≫

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    2024年01月14日
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年

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    泉房穂&鮫島浩という組み合わせに心躍らせて読み進めたのだけど…この2人なら,こうなるよね,という「期待通り」過ぎる内容で個人的にはインパクトに欠けたのだけど,自民党しか,又は自民党とその補完部隊しか選択肢がないと思ってる人はもとより,自民党の対立軸は立憲民主党とか国民民主党だと思っている人には是非読んでいただいて永田町の茶番に気がついてほしい.
    泉さんの『どっちを向いて仕事しとんねん!』こそ,僕たちが一番注視しなきゃならないところだし,国民を見て仕事している人を選挙で選んで行くしかないのだよね.

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    2023年12月20日
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年

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    明石市長として、「5つの無料化」などの充実した子ども施策や、弱者に寄り添った先進的な条例の制定などで名を馳したが、「暴言」問題でも注目され、現在は明石市長を退任して全国に明石モデルを広めることに尽力している泉房穂氏が、ジャーナリストの鮫島浩氏を聞き手として、これまでの闘いの日々、議会論、政党論、役所論、宗教・業界団体論、マスコミ論、リーダーシップ論について本音を語る。
    「私は故郷・明石のことを心から憎み、心から愛しているんです。まだ消えない理不尽に対して、誰よりも強い憎しみを抱いている」という強い思いを抱いて政治家となったこと、口で言うだけでなく具体的に問題を解決してこそ政治家という信念の下で

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    2023年12月03日
  • 社会の変え方 日本の政治をあきらめていたすべての人へ(明石市長・泉房穂)

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    twitterで流れてきたのを見て『面白そうな政治家だな』と思い、以降、ニュースなどでもその言動を気にしている市長。パワハラ的な報道を見たときは『えっ⁉』ってなったけど、本書を読む限り、その裏にはいろいろと事情がありそう。確かに、国民からすれば一番手の届く範囲にいるのが、各住居地域の市区町村長。県はそれより遠く、国ははるかかなた。国会議員が頓珍漢なのもむべなるかな、って納得してちゃいかんけど、何となく無理もない気もしてくる。明石市みたく、小さい単位でも変わるところが増えてくれば、それは大きな波にもなり得ますわな。まず隗より。余談だけど、本書を読みながら流山のことが頭を過ったけど、やっぱり東の流

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    2023年10月23日
  • 日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来

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    著者の泉さんが市長として在任した12年間に成し得たことをまとめた一冊。

    泉さんのやる気あふれる姿勢と情熱は今の政権に爪の垢を煎じて飲んでもらいたいと思う一方で、なにも期待できない閣僚の愚かさにフラストレーションを感じながらも、明石市に風穴を開けた事実は読んでて今後も明石を応援したくなる。我が街の市政にも注目していかなアカンなと考えさせられた。

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    2023年10月11日
  • 日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来

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    泉さんが市長に至るまでの経緯や背景が記されており、
    話題の方の情報に一度触れるには良い分量の本かと思います。

    政府の方針についての意見等も書かれていましたが、X(Twitter)をフォローしていれば概ね見たことがある内容だった気もするので、目新しさはなかったかなといった印象です。

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    2023年10月04日
  • 日本が滅びる前に 明石モデルがひらく国家の未来

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    ネタバレ

    12年間兵庫県明石市長として活躍した著者の実績は圧巻。市の施策、特に「所得制限なしの5つの無料化」は明石市を繁栄へと導き、10年連続の人口増や税収増という素晴らしい成果を生んだ。だが、日本全体を見ると悲しいくらいの停滞。出生率の低下や「失われた30年」の影響で、多くの人々が困難な生活を余儀なくされている。なぜこんな事態が起こったのか、そしてこれから日本はどう向き合っていくべきなのか。著者の熱い思いと、市民を真心で思う「泉流ケンカ政治学」のエッセンスが、この書籍から強烈に伝わってくる。希望と変革への道を照らす、心に残る一冊だ。

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    2023年09月26日
  • 少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?

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    オーディブルで視聴。

    対談形式だったので、聴く素材としてはピッタリだった。
    欲を言えば、泉市長役とひろゆき役で2人で朗読してくれたらよりリアルだったかもしれない。

    内容としては、何かと世間の耳目を集めている明石市の子育て政策などについて、泉市長とひろゆきが対談するというもの。

    おむつ宅配便には、実は子育て中の母親を孤独にさせない、という真の目的が隠されていたなど、興味深いエピソードが多かった。

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    2023年08月19日
  • 政治はケンカだ! 明石市長の12年

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    泉市長が退任した翌日に発売された本。
    肩書を外し、政治をケンカだと言い切るタイトルから、強烈な内容を想像したが、ある程度想像範囲内の内容。

    ただ、実際の市役所と議員の関係などは生々しく、読んでいて想像力をかきたてられた。

    既存のシステムに従わないことや、既得権益を持つ人たちと戦うということは、文字にしている以上の戦いだったと思う。今となっては泉市政は評価されているが、戦っている最中は評価も見えない状態で、そんななか信念を貫きとおすことができるのは、政治家といえども数多くはないだろう。

    対話形式の本だからこそ、話が盛り上がり熱くなっていく様子もよく分かる。
    泉さんの想いは良く伝わった。

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    2023年06月14日
  • 少子化対策したら人も街も幸せになったって本当ですか?

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    各首も含めて政治家は当選することが何より大事だから、票田を大切にするのは仕方がない。
    ただ、選挙人の方が圧倒的に数が多いので、それをひっくり返すこともできるかも。と、思うとちゃんと選挙にはいかないといけないし、なにも調べずに投票するのも良くないなと思う。

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    2023年03月12日
  • 子どもが増えた!~明石市 人口増・税収増の自治体経営(まちづくり)~

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    明石市のことを知るために、と思って読み始めたのだけど、地方自治、地方創生、福祉等、様々なことに触れれる1冊だった。

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    2022年02月26日