泉房穂のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
元地方公務員です。それこそ関西の地方の役所に勤めていましたが、読んでて
うん、うん、わかる〜って思うことが多かったです。市や国の状況ってもちろんそのときによってかなり変化があるのに、予算ですら
去年と同じでいいよね〜ってことがかなりありました。あとはひとつのこと決めるのにこれでもかって時間がかかり効率も悪い。座ってるだけの老害みたいな人が1番給料高かったりもするし、若い人はやる気なくなると思います。内容については、若干アピール多いなって思ったのと、安定と楽を求めて明石市役所に就職したやる気ない食育にはウザがられてそうって思いはしました。でも市民にとってはここまでやってくれる人は本当に信頼されそ -
-
-
-
Posted by ブクログ
こういうジャンルの本はあまり読まないのですが、買ってきた夫に「面白かった!」と薦められて。
私の住む神戸市の隣の明石市
暴言市長として有名ですが、この地域だけなのでしょうか?
全国的にはどうなのでしょう?
鮫島浩さんの質問に答える形で構成されています。
過酷な地元明石での子供時代から、多様な経歴を積んで市長に。
「四面楚歌」の中、どの党派にも属さず、市政にまい進されてきました。
好き嫌いはあるでしょうが、やってこられたこと、お考えには納得できます。
三年くらい前、ある式で表彰状を頂く時、緊張する私をリラックスさせ笑顔にしてくださいました。
「ああ、思いやりのある方だなあ」と思ったこと -
-
Posted by ブクログ
ひとつの取組に対して一石二鳥、一石三鳥の効果を生むしかけを作る。おむつ定期便、スロープ設置店舗への助成金。社会福祉や子育て政策への深い知識と理解があってこそ、打ち出す政策の内容にも深みが出てくるのだろう。
社会の冷たさに対する怒り、理不尽な社会への怒りが活動のエネルギーとなったとのこと。嘆き、不平を述べるだけじゃなく、社会を変えるためのエネルギーにそれを変換する。
日々を過ごす上でできる事できない事、やらなきゃいけない事やっといた方がいい事…背負ってるものは人それぞれで、できる事をするしかないのだけれど。できない事を切り捨てず知恵と工夫でできる事に変える、思い込みや先入観から自由になるため自分 -
Posted by ブクログ
立花孝志と揉めていた印象が強く、何が正しいのか混乱する。狙い通りなのかも知れないが、斯様に我々の認知は脆弱で真実は常に不確かだ。その行方はネットで調べる限り、ふわっとした結論は得られそうだが、究極は分からない。
だとすると良い事を並べた本書の苦労話もどう理解すべきか。自らのリテラシーによる〝直感“が試される。いや、もしかしたら〝方針やバイアス“つまり、単に自らの期待が試されているだけかも知れない。
本書を読み、泉房穂は弱者を守るという強烈な正義感を持つがその表現に強引さがある政治家、という印象だが、完全な振る舞いは難しいし、行動には強引さが必要だから、善し悪しではない。本を読み、人に会い自 -