泉房穂のレビュー一覧
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熱い本。
このような原体験をもつ草の根政治家がいたことがとても嬉しい。こんなにも言葉と行動が伴っている人が有難く希少に思えるほど今の政治家に誠実な人がいない。悪しきニア世襲制。
「おむつ定期便」「コロナ禍サポート券配布」など困り事を何重にもフォローする理に適った政策に好感を持った。
政治家の立候補の原因、学歴や経歴以外の生い立ちってわたしたちが選ぶ上で重要な判断基準になるんじゃないかな。何が理由で、何をしたくて立候補したか。
特に、経済の向上を叫ぶ政治家には注意が必要。誰の為の経済か。よく見極めなければいけない。
演説の際の「市民の皆さん」という声かけ、確かに支配層と被支配層を分けるよう -
Posted by ブクログ
毎回、泉さんの話を聞くたび「こんな政治家があと10人居てくれたら」と毎回思う。
職員も議会も大反対の中、四面楚歌の中でも市民の支持を得て、市長に返り咲き!
民主党政権の失敗した背景は、菅、野田ラインが財務省と組んだから。。その結果が、世紀の間違い政策である、消費増税。。
今話題の西村さんが明石市出身で、官僚の時から女たらしで、総理を目指す!と勘違い発言をしていたのは笑えた。
今の清和会の混乱も、財務省のリークによるものなのかなぁと、推測が確信に変わった。。
市町村合併で数が減ったんだから、国との連絡係の都道府県は不要!もっと市民の近くで働いて、政策立案、実行をすべき!
地域に決定権 -
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泉氏は少年時代の辛い経験から「冷たい社会をやさしい社会に変えたい」と思うようになったという。
泉氏には「信念」があり、それを実現するための「知性と方法論」があった。そして、「明石モデル」を築きあげ、政治家として何よりも大事な「結果」を残されている。
終章の「明石の街は元気になり、明るくなり、やさしくものなりました」という文章に感動し、明石市民になりたいと本気で思った。
なお、紹介文には「泉流ケンカ政治学〜」などと書かれているが、これはミスリード。市民のための政策を実現するためなら論争も辞さないということであって決して「ケンカありき」ではない。先入観を持たずに読むべき。 -
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社会の変え方
日本の政治をあきらめてしまっていたすべてのひとへ
著:泉 房穂
紙版
明石市長の手記、世の中の不条理と戦う、氏の想いは、かって感じたもどかしい想いをあらためて思い出させてくれるほど熱いなにかであった。
誰かじゃなくって、何かが間違っている。世の中の何かが間違っているに違いない
人は生まれながらにして平等、なんていうが、それは嘘っぱちだ。
世の中は、生まれる前から、あまりにも不平等だ。
そして、その不平等はさらに広がっている。
努力してがんばれば報われる、なんて言ったりもするが、それもまた嘘っぱちだ。
実際は、報われない努力のほうがはるかに多い。
感じたのは次のとおりです
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政治家が皆さんって言うのずっと違和感だったんだよな。なんで他人事やねんと。
地方のコネクションの世界はやばいなぁ
都心だってやばいところはあると思うけど、地方はまた異次元で驚かされることがまだまだある
ゴールにつけばなんでもいいんですよね極論、今あるものが正解なわけではなくて、修正が必要な場合もある
自分にとっての良し悪しや好き嫌いの判断はさておきという見方を最近よくするのだけど、公明党とかに対する目標への執念の感覚に共感した
新聞になじみがなさすぎて、大手紙をおおてがみと読んでしばらく?となってたw
力関係や新聞記者にどういう人がいるのかがよーく伝わってきましたw
ボッコボコに言ってて草だし -
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Posted by ブクログ
とてもわかりやすく面白かった。類稀な洞察力と実行力を備えてる泉さんがご自身のことを「代りに、普通の人が備えてるブレーキがない」と評されていたが、なんで日本って政治家とかに「人格」を求めるんだろう。泉さんみたくこの先の日本を考えて、実行に移す得難い人を、なんでみすみす手放すようなことをするんだろう…。
対談相手のひろゆきさんも、とても良かった。2023年度こども家庭庁発足時のオンブズマン制度導入の見送りについて、特定の巨大宗教団体の影響をきちんとほのめかしてくれたり、泉さんが明言できない部分を的確にアシストしてくれる。またこの二人で対談本出してほしい。
■得てして明石市の政策は中間層以上の人た