羽根田治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
ひんぱんに報じられる山の遭難事故。
厳冬期の北アルプスだろうと、ハイキングで行く山だろうと、遭難事故は、いつ、誰に起きても不思議ではない。
「自分だけは大丈夫」「私は危険な山には行かない」―そんなふうに考えているとしたら、あなたも“遭難者予備軍”だ。
“明日はわが身”にならないために、今こそ、「山でのリスクマネジメント」を考える。
[ 目次 ]
第1章 山の遭難小史
第2章 統計が語る現代の遭難事情
第3章 救助活動の現場から
第4章 遭難事故のリアリティ
第5章 なぜ増える安易な救助要請
第6章 ツアー登山とガイド登山
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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Posted by ブクログ
他の本には掲載の無いパターンもあり、広く学べた意味で良かった。
範囲が山以外にも海・川等で広いので、一つ一つの記載自体は詳しく無いという側面はあるかなと。
以下を読んで内容をまとめ切れたので良かった、あとは繰り返し学習で動けるところまで持って行こうかなと。
時間はかかったが、やった価値はあった、一歩進んだ( ̄∇ ̄)
①山のリスクマネジメント
②レスキュー・ハンドブック
③山の安全管理術
【まとめ】
〈セルフレスキュー〉
登山で必要とされるセルフレスキューは4つ
①ビバーク技術
山小屋や避難小屋といった宿泊施設や、テントなどの宿泊装備を使わずに、山で夜を過ごす技術
②搬送法
ケ -
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
山岳遭難から生還した人のドキュメント集。
まず思ったのは、
人間って生きようという意思がある時の生命力は凄いんたな。
山は素晴らしいところなんだろうけど、やっぱり怖いよな…
この本には生還できた人の話が書かれているけれども、この何百倍いやそれ以上の帰ってこられなかった人がいるのだろうし。
私は登山はやらないが、働き方や実生活に応用できる事もいくつもあった。
「予想外の事態に陥ったことで、ふだんの自分を失うほど気が動転し、結果的に判断を誤ってしまった』。
こんな事は山に行かなくてもいつでも起きうる。
少しでも本書から教訓を得ていかしていきたいと思う。
それにしても生きて帰ってきた人たちすごかった -
Posted by ブクログ
『穂高小屋番レスキュー日記』(宮田八郎)がキッカケで読む事になった『山岳遭難の教訓』(羽根田治)。
「低体温症の男が意識がない状態で暴れた末に抑えられ、看病された後に正気に戻った。けれど、その時の記憶が全くない。」という事を読んで、
「体の中で一体何が起きてるんだろう?」と思い、
関連本を探している時に発見しました。
人体じゃなくて、事故例なんだけど当時の私は気になってしまった。
まぁ……………どれ読んでも悲惨。
「さっきまで話してたのに、生きていて望みはあったのに」という苦悩を、
事故当事者は皆思ってました。
プロでさえ見誤る悪天候が起きる山へ、自身の能力も含めて情報不足な状