羽根田治のレビュー一覧

  • 空飛ぶ山岳救助隊  ヘリ・レスキューに命を懸けた男、篠原秋彦
    今や当たり前となったヘリコプターによる山岳救助の草分け的存在、篠原秋彦氏の半生を綴った本。東邦航空に入社後は営業マンとして山から山へ自分の足で駆け回り、工事や整備事業の為の現地調査をとり、山小屋からの信頼を得て荷揚げの仕事を請け負うようになる。やがて当時は人力が当たり前だった山岳救助の場でヘリを飛ば...続きを読む
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
    レジャー中に起こる事故と死因が記載されている。人間は思ったより簡単に死ぬので、こういう知識があるかないかでだいぶ変わりそう。子供が無茶しないように読ませたい本
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
    ま、でも結局予防にはなりにくいのかな?ひとりひとりが、こういう危険があることを知るための一冊。半分は防災。
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
    アウトドア行く行かない関係なく一通り見ておきたい1冊。登山や海、川での事故やキノコや植物による食中毒まで、幅広く掲載。身の危険を守りたい人に。
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出
    遭難には法則性があり、どちらも人間心理によるものとわかる。

    ①楽観バイアス:遭難者はだいたい皆遭難してすぐに「何かおかしい」と違和感は感じるが、根拠なく「大丈夫」と判断し突き進んでしまう
    ②サンクコストに勝てない:違和感を感じたまま突き進んでいよいよ遭難したと気づいても、来た道のりをまた戻る労力を...続きを読む
  • 十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕
    山に人間の力は及ばず、作中で述べられている事故の要因を全て除いて十全の準備と注意を以てしても、事故を防ぐことができるとは限らないんだろうと思った。また疲労や焦りから来る判断力の低下が原因で適切でない行動をとってしまい、体力を消耗して亡くなってしまう例が多いのも恐ろしい。トムラウシ山遭難事故で多くの参...続きを読む
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出
    興味はあるものの登山は未経験、たまたま流れてきたトムラウシ山遭難事件のWikipediaの壮絶さに興味を持ったところ、おすすめして頂きこの本に辿り着きました。初っ端の西穂高岳遭難からあまりにも怖すぎて一気読み。普段私たちは人間が人間のために作り上げた世界で暮らしており、山は全くの別世界なんだな……と...続きを読む
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
    アウトドアは誰もが楽しめる趣味でありながら一歩間違えると死の危険がある。本書では「死」の事例をイラストで示し安全対策も併記する。コンパクトに要点がまとまっておりガイド本として最適ではないでしょうか。アウトドアが好きな人や死の事例に興味がある方におすすめ。
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集
    アウトドアでヒトはいとも簡単に死んでしまう実例集。

    にしても山菜やキノコ、魚を種類を確認しないで食べて中毒死するという事例に頭の中に巨大な「?」が浮かぶ。そういう人の方が多いのか?????

    コドモのころ、母と一緒に行ったハイキングで帰り道を間違え、結構な急斜面を木につかまりつつ降ってなんとか人里...続きを読む
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
    作者の山岳ドキュメントは情景が目に浮かんで、内容に入り込める。手伝いもせずに他人事で通り過ぎて行く人たちを含めて、人が一番怖いかもと思った。
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

    本当に無くなって欲しい事故ばか

    自分も1度、海で溺れかけた。
    その時まさに「背うき」し、友達に
    救ってもらった事がある。

    毎年毎年同じような痛ましい事故が無くなるよう
    祈ります。
  • ヤマケイ新書 山岳遭難の教訓 --実例に学ぶ生還の条件--
    『起きてしまった事故をなかったことにするのは不可能であり、亡くなった人は還ってこない。幸い助かった人にしても、おそらく心に深い傷をおうだろう。しかし、教訓は残される』
    本文から引用して帯の裏に書かれたこの言葉が本当に胸にのこる。
    気をつけていれば避けられた事故もあれば、急な天候での予測不能の事態もあ...続きを読む
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
    いつ起きてもおかしくない登山中の事故が挙げられていて、身を引き締めるよい教材になったとともに、装備と準備を早速改めなければと思った。
    特に、雷が落ちて生還した人のエピソードは貴重。
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
    山に登るわけじゃないんだけど、羽根田さんの本は好きで読んでしまう。今回はびっくり事例もあって興味深かった。
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
    登山中に人が落ちてきた(こんなことってある!?)
    テントで就寝していたらクマに襲われた(クマ怖すぎ!)
    救助にやってきたヘリコプターが目の前で墜落(恐怖しかない)
    こんな予想もしないことが実際にあるなんて…
    いやはや山の事故はおそろしい
    自然は人間の想像を超えて起こりうる

    数々のおそろしい山の事故...続きを読む
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難
    おもしろかった、というか、タイトル通り恐ろしかった。東京近郊で子どもと低山を楽しむ程度だけど、ハチはありえるなーと。あと、突然のケガとか病気もありえる。ファーストエイドは勉強しておこう。
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態
    クマ…こわい

    三毛別羆事件を知った時、恐ろしくて震えた!
    それ以来「クマ」が怖い。
    その反面、クマの生態にも興味が…

    この本はクマに襲われた事例とその生態を記したもの

    日高・カムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事件
    (福岡大学の学生パーティーがヒグマに襲われた事件)
    からすでに恐ろしい。
    北アル...続きを読む
  • ヤマケイ文庫 野外毒本 被害実例から知る日本の危険生物
    海・山・野原・街中…
    日常に潜む危険な生物の毒の本
    写真に被害実例もあるのですごくわかりやすい上にリアル!

    都会に住む人も田舎に住む人も是非読んでほしい一冊

    子供の頃、自然の中で育った私
    身近な毒を割と知っているつもりでいたけど…
    これを読むと…
    「私、死んでてもおかしくなかったな…」てな驚きが...続きを読む
  • 十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕
    山を舐めてはいけない。

    この一言に尽きる。

    遭難には必ず原因がある。
    その原因となりうるものを可能な限り取り除くのが山行計画であり、そこから山登りは始まっている。
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出
    登山で遭難し、生還した方たちの体験談だが、実際は亡くなってる人もいるわけで、その人たちとの違いは何かなと思ったら、やはり「家族」かなと思った。
    行き先を告げる家族、帰宅しないことに気が付く家族、幻覚の中に現れる家族、家族じゃなくても、そういう他者の存在が普段の生活にいるかいないかで、状況は大きく左右...続きを読む