羽根田治のレビュー一覧
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「声の大きい人についていけばいいや」ってやってたら遭難だったかも、ってことがあったので人任せにしないで相手が間違ってるんじゃないかというときは伝えるようにしたほうがいい
沖縄登山、ほんとに北部は国道のすぐ横がジャングルだからあれって行って帰ってこれるの??ってくらいなんだけど、前に読んだ昆虫学者さんもやんばるの山でフィールドワークしてきましたって言ってたり、やろうと思えばできるんだな〜
ハブは下だけじゃなくて木の上にいたり(落ちてくる)するらしいのでこわい
最後の方の文章おもしろかったのでブログ検索して読むつもり
御老人の方の話は居る場所がキツイ傾斜だからリュックに仕舞うこともできずということなんだろうけど壊れた持ち物や食べかけのものを捨てまくってて読んでて「え…」ってなってしまった できるものは回収したのかな? -
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この手の本は、今までに何冊も読んできた。
いつか登山をしたい。
その日のために、まずは危険を知ることが大事だ。
山の中に入れば、滑落や道迷いは常に誰にでもあり得る。
どんなに準備をしていても、起こる時は起こる。
肝心なのは、それが起きた後の行動だと思う。
落ち着いて、その時の最善の行動ができるか。
今回は、生還した人の話ばかりだが、生還できなかった人もたくさんいるだろう。
その生死を分けるものの一つに、いろんな事例を知っているか、ということも含まれると思う。
登山をする人にとって、この本から学べることはたくさんある。
何日も食べなくても、水さえあればそこそこ生きていられる。
飲まず食わずでも、生き続けることがある。
体温が下がり、体が冬眠状態になることもある。
改めて、人間の生命力ってすごいなと思う。 -
Posted by ブクログ
滑落遭難や雪崩遭難などの山岳事故と違って、道迷い遭難は急な天候不順などが間接的な原因になることもあるとはいえ、人間の判断ミスによる回避可能な事故だ。自分は登山はしないが、ヒューマンエラーがどう発動してしまうのかという興味に惹かれて読んだ。本書は何とか生還にいたった実際に起きた道迷い遭難の7つの事例が紹介されていて、いずれの事例も初心者や素人の浅慮や暴挙というのではなく、そこそこの登山経験者の起こした、たぶんこうだろうという憶測による判断、計画変更の際の検証の怠り、「迷ったら引き返す」「迷っても沢を下りるな尾根を上がれ」という鉄則の無視という、一言でいえば経験者あるあるな慢心によるミスという感じだった。とはいえ肉体的・精神的な消耗と、文明の選択や繋がりから遮断された自然環境の脅威という登山の中で行う判断は、日常生活で行う判断とは困難の度合いは大きく異なるだろう。本当は心の中では正しくないとわかっていても、その正しいことが「できない言い訳」を自分に言い聞かす場面が何度も出てくるが、これはわれわれが漫然とした日常の中で平素やりがちな「できない理由」「やらない言い訳」を考えているような、要するに単なる現実逃避とは違い、断崖や滝など物理的に行動方法を塞がれ焦ったり、計画以上となったことによる体力・装備・備品の消耗などで追い詰められたり、死が迫ってくる実感にパニック状態になった精神で行うものであり、判断ミスをしてしまうのも無理もないように思うものばかりである。そんな中でも正しい判断を求められるのが、大げさでなく生死と隣り合わせの登山という行為の本質なのだろう。
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熊による襲撃事故を紹介しながら確かな証拠がないため憶測の域を出ない熊の実情を様々な視点で書いており大変参考になった。熊怖いなぁって気持ちがより強まったがそれでもやっぱり山は大好きなので今週末の登山計画を練っている、どこかのすごい登山家が「遭難は運です」と言っていたように交通事故にあうようなものなのだろうか、私は衝撃的なことが起きると身動きがとれなくなるタイプなので冷静に対処できる気がしない、運良く生涯熊に会いませんように…
私のホームである丹沢大山近辺では近年ミツマタが大量発生している、可愛らしくいい匂いのする球体の花を咲かせるが毒性があるらしく鹿の食害により植物が駆逐された場所にミツマタが生えて毒があるために鹿に食われず生殖域を拡大しているらしい。ミツマタで有名な不動尻のみならず大山近辺のバリエーションルート含め至る所でミツマタが群生していた。学のない私でも目に見えて熊の餌が失われているのだなと感じている -
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私も「道迷いで途方にくれていた人」と「ライトを持っていなくて暗闇で行動不能になっていた人」の2回ほど遭難予備軍な人と一緒に下山して登山口まで送り届けたことがあるが、どちらも良く整備された登山道であったからリスクなしに無事に送り届けられた。富士山で救助活動をした大学生の子達はリスクを承知で見ず知らずの男性を助け、自分の命より相手の命を優先することはしないという山岳救助の原則をきっちり守っていて本当に尊敬する。倒れた男性の救助をしていた方々も登山計画に狂いが出ること自体がリスクになるだろうしコロナの時期でなくとも大事な装備に血が付着するのは抵抗感があるだろうに。涙腺が緩くて他人のために行動できる人を見ると涙がぽろぽろ出てくる、こういう人達のように私もなりたい
大変面白かったしためになる山をやる人ならおすすめの本です -
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ネタバレ今や当たり前となったヘリコプターによる山岳救助の草分け的存在、篠原秋彦氏の半生を綴った本。東邦航空に入社後は営業マンとして山から山へ自分の足で駆け回り、工事や整備事業の為の現地調査をとり、山小屋からの信頼を得て荷揚げの仕事を請け負うようになる。やがて当時は人力が当たり前だった山岳救助の場でヘリを飛ばし、長野県警にヘリが導入される前はもとより、導入後も壮絶な現場から現場を飛び続けた……。
自分もいち登山初心者のため気になって調べたところ、2023年の山岳遭難事故発生件数は738件、遭難者809名、死者・行方不明者61名らしい。対して昭和38年は事故件数は529件、死者・行方不明者は184名だという。コロナ禍で減少していた山岳遭難事故はまた増加傾向にあるが、発生件数に対しての死者・行方不明者の割合が昔に比べて格段に低いのは、ヘリレスキューの普及と発達が一因であることは言うまでもない。もしかすると篠原氏が居なければ今のヘリレスキューは確立しなかったかもしれない。本当に偉大な人物だと思う。こういった偉大な人々が歴史を変え世界を切り開いてきたのだから、後に続いて今を生きる自分達も精一杯頑張らなければなあ……と思わせてくれる本。そして何より、山岳遭難事故を起こさないこと。安全第一で山に登り、それでも万が一起きてしまった時のために心構えと備えをしておくこと。そう心に刻みたくなる一冊。
篠原秋彦氏は2001年には日本で初となる山岳救助隊専門組織トーホーエアレスキューを設立し、2002年1月6日、鹿島槍ヶ岳での救助活動中に亡くなるまでに約1700回出動、救助した遭難者は2000人以上だという。篠原氏に敬意を表したいと思います。