羽根田治のレビュー一覧

  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

    Posted by ブクログ

    熊との遭遇は、事故に至る過程が無く、ほとんどが出会い頭だとわかった。かと言って遭遇する確率は多くないため、必要以上に怖がると山に行けなくなってしまう。
    事故を防ぐための方法は無いようですが、自分ができる対策を駆使したうえで正当に怖がるのが最善だと思った。

    0
    2025年11月28日
  • ドキュメント生還2 長期遭難からの脱出

    Posted by ブクログ

    他のもかなり怖かったんだけど、国見岳のがTwitterの捜索を見ていたので、詳しく知れて良かったのだけど、無事に戻れた今でもこれが幻覚だったらと考えてしまいそうで本当に怖かった。生きて戻れるかどうかって何が違うのかと考えるのも大事なのかも。でも怖い。

    0
    2025年09月02日
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

    Posted by ブクログ

    クマによる様々な事件を当事者のインタビューやエビデンスを元に紹介していくパートは非常に読み応えがあります。

    印象的なのが襲われた被害者の方々がほぼ「熊の生活圏内に入り込んでしまった自分たちにも非はある。彼らに襲われたとはいえ熊を恨む気持ちがない」と語っていたこと。
    クマが一方的に悪と報じる昨今の風潮に疑問を感じているので、こうした自然や動物に敬意を持ちながら共存していければと思います。

    とはいえ、襲われた瞬間の記述にはクマと人のフィジカルの圧倒的な差に手に汗握ります。

    0
    2025年08月17日
  • ドキュメント生還2 長期遭難からの脱出

    Posted by ブクログ

    この手の本は、今までに何冊も読んできた。
    いつか登山をしたい。
    その日のために、まずは危険を知ることが大事だ。

    山の中に入れば、滑落や道迷いは常に誰にでもあり得る。
    どんなに準備をしていても、起こる時は起こる。
    肝心なのは、それが起きた後の行動だと思う。
    落ち着いて、その時の最善の行動ができるか。
    今回は、生還した人の話ばかりだが、生還できなかった人もたくさんいるだろう。
    その生死を分けるものの一つに、いろんな事例を知っているか、ということも含まれると思う。
    登山をする人にとって、この本から学べることはたくさんある。


    何日も食べなくても、水さえあればそこそこ生きていられる。
    飲まず食わず

    0
    2025年06月12日
  • 子ども版 これで死ぬ 外遊びで子どもが危険にあわないための安全の話

    Posted by ブクログ

    前回読んだ、子どもバージョン!!

    危険すぎる!!
    ふとしたことから、大惨事になりかねない

    川には子どもだけで行くな
    海は必ずライフセーバーがいるところ
    サッカーのゴールにはつかまるな

    0
    2025年04月10日
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

    Posted by ブクログ

    危険の事例集!!

    もともとインドア派だけど
    こんなの読んだら、ますますアウトドアが遠のきます

    いつも危険と隣り合わせ
    気軽な気持ちで山登りなんて、絶対行かない

    北海道に住んでるから
    ヒグマに知り合いが襲われた話もきくし
    山菜採りも怖くて行けない
    家の敷地で山菜採りします笑

    0
    2025年04月09日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

    Posted by ブクログ

    滑落遭難や雪崩遭難などの山岳事故と違って、道迷い遭難は急な天候不順などが間接的な原因になることもあるとはいえ、人間の判断ミスによる回避可能な事故だ。自分は登山はしないが、ヒューマンエラーがどう発動してしまうのかという興味に惹かれて読んだ。本書は何とか生還にいたった実際に起きた道迷い遭難の7つの事例が紹介されていて、いずれの事例も初心者や素人の浅慮や暴挙というのではなく、そこそこの登山経験者の起こした、たぶんこうだろうという憶測による判断、計画変更の際の検証の怠り、「迷ったら引き返す」「迷っても沢を下りるな尾根を上がれ」という鉄則の無視という、一言でいえば経験者あるあるな慢心によるミスという感じ

    0
    2025年02月20日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 気象遭難

    Posted by ブクログ

    境界を越える瞬間は、過信、楽観、なにかのバイアス?それほど、山をなめていたとは思わないけど、ふとしたタイミングや、空気で、命運は分かれるようです。何事も準備は怠らず、謙虚に臆病で行こうと思うのです

    0
    2025年01月07日
  • 子ども版 これで死ぬ 外遊びで子どもが危険にあわないための安全の話

    Posted by ブクログ

    自然の中の危険をしっかり知って自然をたくさん楽しむ。そのための本。
    いたずらに恐怖を煽るだけの内容でないのがよい。外遊び中の死亡事故。事例だけではなく、死なないためにはどうすれば良いかというアドバイスも併記されている。

    0
    2024年10月15日
  • 子ども版 これで死ぬ 外遊びで子どもが危険にあわないための安全の話

    Posted by ブクログ

    山や川海で事故で亡くなる方は絶えません
    こんなこと、今まではなんともなかったこと
    そんな些細な油断で取り返しのつかないことに
    これを読んで用心するポイントを掴むことで楽しく自然を満喫できる

    0
    2024年07月22日
  • ドキュメント生還2 長期遭難からの脱出

    Posted by ブクログ

    この書籍では、
    何らかのミスで遭難し、長期間のビバークののち生還した事故で、なにが生還に繋がったのか、を取材、考察しています。

    山をやる人にとっては、遭難事故事例は自分事に受け止め、事故らないための予防線になりうるけど、山をやらない人にとっては、どちらかというと娯楽としてのノンフィクション事件になると思う。

    この本を読んで1番驚いたのは、
    人間って2週間水だけでも生きてるんだ。という生命力の偉大さ。とんでもないぜ。
    とはいえそんな生活はごめんだけど。

    そして最初の1章、事故者の手記だったとは、、驚きました。事故中に実際に書いてたメモとか、否応なく現実を突きつけてくる感じで緊迫感がありまし

    0
    2024年06月17日
  • 十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕

    Posted by ブクログ

    過去に起こった10の山岳遭難の大事故をまとめた1冊。どれも実際に状況をもとに事故の背景や要因を丁寧にまとめている。たらればはあくまで仮説でしかなく、実際にたらればの行動をしていたとして事故につながらないとも言えない。しかし、どれも装備不足や判断、知識不足。積み重なって取り返しのつかない事故へとつながっている。山をなめていはいけない。この一言に尽きると思う。

    0
    2024年06月04日
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

    Posted by ブクログ

    熊による襲撃事故を紹介しながら確かな証拠がないため憶測の域を出ない熊の実情を様々な視点で書いており大変参考になった。熊怖いなぁって気持ちがより強まったがそれでもやっぱり山は大好きなので今週末の登山計画を練っている、どこかのすごい登山家が「遭難は運です」と言っていたように交通事故にあうようなものなのだろうか、私は衝撃的なことが起きると身動きがとれなくなるタイプなので冷静に対処できる気がしない、運良く生涯熊に会いませんように…

    私のホームである丹沢大山近辺では近年ミツマタが大量発生している、可愛らしくいい匂いのする球体の花を咲かせるが毒性があるらしく鹿の食害により植物が駆逐された場所にミツマタが

    0
    2024年05月24日
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難

    Posted by ブクログ

    私も「道迷いで途方にくれていた人」と「ライトを持っていなくて暗闇で行動不能になっていた人」の2回ほど遭難予備軍な人と一緒に下山して登山口まで送り届けたことがあるが、どちらも良く整備された登山道であったからリスクなしに無事に送り届けられた。富士山で救助活動をした大学生の子達はリスクを承知で見ず知らずの男性を助け、自分の命より相手の命を優先することはしないという山岳救助の原則をきっちり守っていて本当に尊敬する。倒れた男性の救助をしていた方々も登山計画に狂いが出ること自体がリスクになるだろうしコロナの時期でなくとも大事な装備に血が付着するのは抵抗感があるだろうに。涙腺が緩くて他人のために行動できる人

    0
    2024年05月22日
  • 空飛ぶ山岳救助隊  ヘリ・レスキューに命を懸けた男、篠原秋彦

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今や当たり前となったヘリコプターによる山岳救助の草分け的存在、篠原秋彦氏の半生を綴った本。東邦航空に入社後は営業マンとして山から山へ自分の足で駆け回り、工事や整備事業の為の現地調査をとり、山小屋からの信頼を得て荷揚げの仕事を請け負うようになる。やがて当時は人力が当たり前だった山岳救助の場でヘリを飛ばし、長野県警にヘリが導入される前はもとより、導入後も壮絶な現場から現場を飛び続けた……。
    自分もいち登山初心者のため気になって調べたところ、2023年の山岳遭難事故発生件数は738件、遭難者809名、死者・行方不明者61名らしい。対して昭和38年は事故件数は529件、死者・行方不明者は184名だとい

    0
    2024年04月09日
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

    Posted by ブクログ

    レジャー中に起こる事故と死因が記載されている。人間は思ったより簡単に死ぬので、こういう知識があるかないかでだいぶ変わりそう。子供が無茶しないように読ませたい本

    0
    2024年02月27日
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

    Posted by ブクログ

    ま、でも結局予防にはなりにくいのかな?ひとりひとりが、こういう危険があることを知るための一冊。半分は防災。

    0
    2024年02月18日
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

    Posted by ブクログ

    アウトドア行く行かない関係なく一通り見ておきたい1冊。登山や海、川での事故やキノコや植物による食中毒まで、幅広く掲載。身の危険を守りたい人に。

    0
    2024年02月04日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

    Posted by ブクログ

    遭難には法則性があり、どちらも人間心理によるものとわかる。

    ①楽観バイアス:遭難者はだいたい皆遭難してすぐに「何かおかしい」と違和感は感じるが、根拠なく「大丈夫」と判断し突き進んでしまう
    ②サンクコストに勝てない:違和感を感じたまま突き進んでいよいよ遭難したと気づいても、来た道のりをまた戻る労力を考え突き進む選択をとってしまう

    山岳に限らず、仕事や生活でも同じようなことはおきるなあと思いながら読み進めた。

    筆者の文章がうまいので、いつ何がどのような状況でおきたかと、そのとき遭難者が何を考えていたのかが、すんなり頭に入ってくる。

    0
    2023年12月24日
  • 十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕

    Posted by ブクログ

    山に人間の力は及ばず、作中で述べられている事故の要因を全て除いて十全の準備と注意を以てしても、事故を防ぐことができるとは限らないんだろうと思った。また疲労や焦りから来る判断力の低下が原因で適切でない行動をとってしまい、体力を消耗して亡くなってしまう例が多いのも恐ろしい。トムラウシ山遭難事故で多くの参加者は装備を活用しておらず(ガイドから着込むよう指示もなく)八人亡くなったという。同じ場面に立った時自分が冷静な判断を下せる自信はまるで無いけれど、せめて少しでもこういった事故の前例を知ることは大切だと感じた。

    0
    2023年10月13日