羽根田治のレビュー一覧

  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    私は山登りはしませんが、少し興味を持ったので手に取ってみました。
    淡々と書かれていてとても読みやすく、時々ゾクッとするような描写もリアルで大変惹き込まれました。

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    2019年03月26日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

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    遭難した方達のお話が載っていてとても勉強になりました。遭難したら元の道を戻るとか下に降りてはいけないとか鉄則があるにもかかわらず人は先に進んでしまうし下に降りてしまう。非行や不倫もそんな感じかなあと、遭難について考えるとともにいろいろ勉強になりました。そして人はこの本を読んでもやっぱり鉄則を守らず遭難するんだろうなあと思いました。

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    2018年08月19日
  • 生死を分ける、山の遭難回避術:実例に学ぶリスク対策の基礎知識

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    山で遭難しないためにリスクマネジメントが必要という認識はあるが何をすればいいか分からない、という人の最初の1冊に適していると思う。

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    2018年08月10日
  • 人を襲うクマ

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    ネタバレ

    ヒグマよりツキノワグマのほうがずっと人を襲っているという事実に驚いた
    アメリカクロクマより日本のツキノワグマのほうが攻撃性が高いのではという仮説もあるらしくこれからの研究に期待

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    2018年06月16日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    山登りはしないけど、いざというときの思考や行動に学ぶべるところがあるのではないかと思って

    焦る気持ちや家族が心配してるんじゃないかとかあるのに、覚悟を決め動かずに救助を信じて待っていて、すごい
    足が折れてしまったのに頑張り続けた人、目の前に車の通る道が見えているのは絶望感がすごかったのでは…

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    2018年05月21日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    ごく普通の山好き市民たちが遭難し、生還を果たす。なぜ彼らは遭難したのか、そして、どんな感情と行動で山中を過ごし、生還したのかをインタビューしたドキュメンタリー。

    考えさせられるのは、ささいな不注意で山の自然に飲み込まれてしまう人間の弱さと、その一方で絶対的な窮地で開き直ったときの人間の強さだ。

    皮膚から骨が突き出し、大量の出血、傷口にはウジがわき、それが目の中に入るという発狂しそうな状況で何日間も救助を信じて待ち続けた者もいる。

    彼のように本書で生還を果たす人々はどれも自力下山をあきらめ、救助された者ばかり。遭難時には、体力の消耗を抑えて耐えるということが必要らしい。とはいえ、ベストは遭

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    2018年03月23日
  • 人を襲うクマ

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    ネタバレ

    読み終わってホッとしたのは、クマを恐れる必要はない、ということ。
    語弊があるかもしれない。クマに遭遇してしまったら、こうすれば助かる!というセオリーはありません。しかし、クマの生息域に入り込んでいく場合は、いつでもクマに出逢う危険があることは認識しなければならない。だから、クマのいそうなところに行かなければクマに襲われる危険はない!ということです。

    「人間の生活が、動物の環境も変えてきた」。
    クマを目の敵にする前に、この言葉の重みをニンゲンは考えなくちゃいけないのかもしれない。

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    2018年01月17日
  • 空飛ぶ山岳救助隊  ヘリ・レスキューに命を懸けた男、篠原秋彦

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    ヘリによる山岳救助の草分け、東邦航空の篠原秋彦氏が題材。単行本の副題がヘリレスキューに命を懸ける男、だったが、文庫本ではヘリレスキューに命を懸けた男、に。救助活動中に救助ネットから転落死したとのこと。その後、東邦航空はレスキューから姿を消し、代わりに警察ヘリによるレスキューが主流になった。

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    2017年11月07日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

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    おかしいなと思ったら引き返せ。
    沢は絶対に下ってはいけない。
    一般的な人間の心理を知っておくことはとても重要だ。

    2017.8.26

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    2017年08月26日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 気象遭難

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    どの事例も、一読の価値あり。本当にいろいろなケースがある。こういう状況になりたくは絶対にないが、知っておかなくちゃいけない。まとめて下さり、また話して下さりありがとうございます。

    2017.8.6

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    2017年08月06日
  • ヤマケイ文庫 パイヌカジ 小さな鳩間島の豊かな暮らし

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    ハチャメチャなドタバタ喜劇である 夏目漱石の坊ちゃんの世界に通ずる。生まれた赤ちゃんが隣のおじさんそっくり的な何が何だ的な・・・事件で有り、日常で有り そこんとこ宜しくであり・・・

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    2016年12月14日
  • ドキュメント 単独行遭難

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    単独行の自由、気楽さとリスクマネージメント。一概に単独行をやめましょうという簡単な話でない。私は仲間との登山がもっぱら多いが、自分がリーダーの時とそうでない時、やはり気持ちの引き締まりが違う。
    そして登山届の大切さ。学ぶことがまだまだある。

    2016.8.26

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    2016年08月26日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    遭難に巻き込まれた時の人の心の動きを知ること。人はどのような心理状態に陥って、どのような行動をとるのか。

    2016.8.22

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    2016年08月23日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    山で遭難そしてそこから救助されるまでの7話。
    本編前の「はじめに」から、ひきこまれた。
    どれも強烈な印象で 映画やドラマのような話なのだけど 全て現実で起こったこと。本当にこわい。

    ラストの大山は衝撃的。
    大山といえば小学校の登山遠足で行った場所。登山慣れしてる人でもそんな低山で....気の緩みってこわいな。
    装備も含めいろいろ考えさせられる一冊。このシリーズは他にも読んでみようと思いました。

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    2016年02月27日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

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    いかに引き返すことが難しいか、自分に都合よく判断してしまうことを止められないか、事前にきちんと準備をしておくことがなかなかできないか、がよくわかる。

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    2015年11月25日
  • ドキュメント 単独行遭難

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    ネタバレ

    単独行で遭難した事例が7例出てくる。

    道迷い(による下山遅れ)が2
    滑落(による負傷で行動不能)が3
    熱中症による行動不能が1
    悪天候による下山遅れが1

    このうち、両神山で滑落して動けなくなり、
    2週間ぶりに奇跡的に生きて級もされたケース。
    これには感動して泣きました。
    ほんとうに素晴らしいし、運の強い人だと思う。

    島々谷での負傷者のケース
    素晴らしい沈着さと完璧なセルフレスキューぶりに感動。

    尾瀬の下山遅れのケース。
    女性なのだが、その強さ、沈着さに驚いた。
    指摘されている登山届の問題点は私も同感。

    単独行がダメと言われてる理由については、
    尾瀬の女性と同じく納得できない部分もある

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    2013年05月16日
  • ドキュメント 単独行遭難

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    自由気ままな”気楽さ”と引き換えに、
    自分の命を危機に晒しているリスクを教えてくれます。

    普段は科学技術に囲まれて生活していますが、
    大自然の中にたった放り込まれたときの、無力さを感じました。

    経験が浅いにもかかわらず、自分もよく単独登山に行っていたため、
    読みながら冷や汗をかきました。
    次回からの本格登山は、十分に経験をもった人と一緒に行こうと思います。

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    2012年09月30日
  • ヤマケイ山学選書 山でバテないテクニック

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    日本の山でトラブルが多いのは、

    ・人が住んでいるすぐ近くに山がある
    ・特別な入山料や手続が不要

    という、世界的に見るとけっして当たり前ではない恵まれた環境によるところが大きい。世界で一番多く死者を出しているのは谷川岳で、800名近くが亡くなっている。これはエベレストを含む8000m峰14座全ての死者の合計よりも多い。

    自分のように命を懸ける意志もその理由もない普通の人間がスポーツとして山に登るようになってから、おそらく100年経ったかどうかだ。先人たちの命を賭したルート開拓・保守や、登山用具(ウェア含む)の格段の進歩によって万人に開かれた山に対する時、先述のように地理的・社会的に恵まれた

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    2012年09月18日
  • 空飛ぶ山岳救助隊  ヘリ・レスキューに命を懸けた男、篠原秋彦

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    「岳」に出てくる牧さんのモデルになった、東洋航空の篠原さんの本。
    岳のファンは読むべし!!ちょっとキャラの違う牧さんがいます(笑)。
    年末年始にかけて読んでいた長野県警山岳救助隊の本に再三名前が挙がった人だけあって、どのエピソードもすごいです。

    単行本が出た1998年当時は副題が〝ヘリ・レスキューに命をかける男、篠原秋彦〟になっていたのに、昨年の文庫化にあたって副題が〝ヘリ・レスキューに命をかけた男、篠原秋彦〟になっているのが悲しい。
    ご冥福をお祈りいたします。

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    2012年04月30日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    趣味で山を登る人なら必ず読んだ方が良い一冊。ごく普通の人々が本当にちょっとした事から遭難してしまい、そして生還するまでを克明に聞き取りしまとめたドキュメンタリー。丹沢へのハイキングから冬の槍ヶ岳まで8つの事例がありますがどれも本当に誰にでもありがちなパターンからの遭難で、だからこそ身につまされます。またどうして生きて帰って来れたのかという事も克明に書かれており、遭難したと認識した後に冷静に対処する事がどれほど重要か、ということも含めとても示唆に富む1冊でした。

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    2012年04月08日