羽根田治のレビュー一覧

  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    興味はあるものの登山は未経験、たまたま流れてきたトムラウシ山遭難事件のWikipediaの壮絶さに興味を持ったところ、おすすめして頂きこの本に辿り着きました。初っ端の西穂高岳遭難からあまりにも怖すぎて一気読み。普段私たちは人間が人間のために作り上げた世界で暮らしており、山は全くの別世界なんだな……と強く実感。ほんの散策のつもりが遭難してしまい山中で11日間生き延びた冒頭のエピソードといい、本格的な登山でなくても何かが起きる可能性は常にあり、準備してもし過ぎることは無いと心に刻みました。

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    2023年10月13日
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難

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    作者の山岳ドキュメントは情景が目に浮かんで、内容に入り込める。手伝いもせずに他人事で通り過ぎて行く人たちを含めて、人が一番怖いかもと思った。

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    2023年07月30日
  • これで死ぬ アウトドアに行く前に知っておきたい危険の事例集

    購入済み

    本当に無くなって欲しい事故ばか

    自分も1度、海で溺れかけた。
    その時まさに「背うき」し、友達に
    救ってもらった事がある。

    毎年毎年同じような痛ましい事故が無くなるよう
    祈ります。

    #タメになる #怖い #切ない

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    2023年07月23日
  • ヤマケイ新書 山岳遭難の教訓 --実例に学ぶ生還の条件--

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    『起きてしまった事故をなかったことにするのは不可能であり、亡くなった人は還ってこない。幸い助かった人にしても、おそらく心に深い傷をおうだろう。しかし、教訓は残される』
    本文から引用して帯の裏に書かれたこの言葉が本当に胸にのこる。
    気をつけていれば避けられた事故もあれば、急な天候での予測不能の事態もある。どんなに慣れていても、また身近な山だとしても油断は禁物だということを分かりやすく解説してくれるいい一冊でした。

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    2023年02月09日
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難

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    いつ起きてもおかしくない登山中の事故が挙げられていて、身を引き締めるよい教材になったとともに、装備と準備を早速改めなければと思った。
    特に、雷が落ちて生還した人のエピソードは貴重。

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    2022年10月21日
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難

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    山に登るわけじゃないんだけど、羽根田さんの本は好きで読んでしまう。今回はびっくり事例もあって興味深かった。

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    2022年10月20日
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難

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    登山中に人が落ちてきた(こんなことってある!?)
    テントで就寝していたらクマに襲われた(クマ怖すぎ!)
    救助にやってきたヘリコプターが目の前で墜落(恐怖しかない)
    こんな予想もしないことが実際にあるなんて…
    いやはや山の事故はおそろしい
    自然は人間の想像を超えて起こりうる

    数々のおそろしい山の事故を取材した羽根田治さんの本

    この本のサブタイトル…”事故から学ぶ山岳遭難”
    そう、必ず生きて帰るための人々の奮闘や知恵
    あの時こうすればよかった
    あの時こうした
    というエピソードは本当にためになります
    (いや、そんなすごい山に登る予定はないですが…
    でも低山でもいろんなアクシデントがありますので)

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    2022年10月06日
  • 山はおそろしい 必ず生きて帰る! 事故から学ぶ山岳遭難

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    おもしろかった、というか、タイトル通り恐ろしかった。東京近郊で子どもと低山を楽しむ程度だけど、ハチはありえるなーと。あと、突然のケガとか病気もありえる。ファーストエイドは勉強しておこう。

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    2022年07月08日
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

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    クマ…こわい

    三毛別羆事件を知った時、恐ろしくて震えた!
    それ以来「クマ」が怖い。
    その反面、クマの生態にも興味が…

    この本はクマに襲われた事例とその生態を記したもの

    日高・カムイエクウチカウシ山のヒグマ襲撃事件
    (福岡大学の学生パーティーがヒグマに襲われた事件)
    からすでに恐ろしい。
    北アルプスや奥多摩、秋田県鹿角市、なんと滋賀県の高島トレイルなどで起こった熊襲撃事件も…

    ちょうど滋賀県の山にハイキングに行く予定にしていた時にこの本を読んでしまい、読んだ後にクマに襲われる夢を見て震えて飛び起きてしまった…。(いや結局ハイキングは雨天で中止になったのだけど)

    北アルプスの観光地に出没

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    2022年06月22日
  • ヤマケイ文庫 野外毒本 被害実例から知る日本の危険生物

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    海・山・野原・街中…
    日常に潜む危険な生物の毒の本
    写真に被害実例もあるのですごくわかりやすい上にリアル!

    都会に住む人も田舎に住む人も是非読んでほしい一冊

    子供の頃、自然の中で育った私
    身近な毒を割と知っているつもりでいたけど…
    これを読むと…
    「私、死んでてもおかしくなかったな…」てな驚きが

    オシロイハナの種を噛んで中の白い粉で遊んでたり
    ムラサキガイを茹でて食べたり
    イソギンチャクで遊んだり
    わけのわからない花を噛んだり
    クラゲをつかんだり
    クモをつかんだり
    蛇をつかんだり
    イソメをつかんだり
    わけのわからないカイメンみたいなサンゴみたいなものをつかんで手が痛くなったり

    恐ろしい

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    2022年06月21日
  • 十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕

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    山を舐めてはいけない。

    この一言に尽きる。

    遭難には必ず原因がある。
    その原因となりうるものを可能な限り取り除くのが山行計画であり、そこから山登りは始まっている。

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    2022年05月22日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    登山で遭難し、生還した方たちの体験談だが、実際は亡くなってる人もいるわけで、その人たちとの違いは何かなと思ったら、やはり「家族」かなと思った。
    行き先を告げる家族、帰宅しないことに気が付く家族、幻覚の中に現れる家族、家族じゃなくても、そういう他者の存在が普段の生活にいるかいないかで、状況は大きく左右されると思った。

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    2022年02月22日
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

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    山にすんでいるので、出くわした時の心構えを持つことが出来た。クマは怖いがきっと向こうも人間は嫌だと思う。クマの生態や事故のことが詳しく知れてとても興味深く最後まで読むことが出来た。

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    2022年01月05日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 道迷い遭難

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    私自身が単独行が多いので読んでいてとても怖かった。ありえると思います。気をつけてはいますがヒヤッとしたことも何度か。ガーミンやスマホでGPSはオンにしていますが、もっともっと慎重に行動しようと思います。

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    2021年07月16日
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

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    ネタバレ

    山岳遭難を多数取り扱われている羽根田治氏によるクマ被害を扱う一冊。
    地元猟師の声、九死に一生を得た方々の生の声は恐ろしさをリアルに伝えてくる。ヒグマよりツキノワグマの方が人身事故数が多いのは意外だったが、
    ヒグマの死亡率は30%以上と高いし、顔面を狙うことも多い。
    決定的な対策も無い。
    熊よけのためにイヌの利用も書かれるが、「イヌが怒ったクマを引き連れて飼い主のところに戻ってくることもある」は少し笑ってしまった…

    本来はクマの住処である山へ入る人間と、クマとの共存を目指しつつ、事故を減らそうというのを主とした一冊。

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    2021年07月13日
  • 十大事故から読み解く 山岳遭難の傷痕

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    死者に鞭打つ感じが無いのは、丁寧に結論を急がずに遭難の模様を検証しているからだろうと思った。上っ面だけ知っていた昔の遭難が知れたので読んで良かった。

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    2021年05月23日
  • ヤマケイ文庫 人を襲うクマ―遭遇事例とその生態

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    羽根田治『人を襲うクマ―遭遇事例とその生態』ヤマケイ文庫。

    最近急増するクマによる襲撃事件の実態とその原因に迫るノンフィクション。

    確かに近年、特にツキノワグマによる襲撃事件の被害や目撃をよく耳にする。著者によれば里山の生態系が破壊され、クマの好物のクマザサが枯れ、広葉樹も減少したことでクマが手軽に食糧を確保出来る人間の生活圏に降りて来ていると言うことらしい。

    冒頭に紹介された1970年7月に日髙のカムイエクウチカウシ山で起きた福岡大学ワンダーフォーゲル部のヒグマ襲撃事件はテレビなどでも取り上げられた恐ろしい事件の一つである。また、戸川幸夫の『羆風』、吉村昭の『羆嵐』や木村盛武の『慟哭の

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    2021年03月08日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 気象遭難

    購入済み

    小西浩文とゆかいな仲間たちが強すぎる、とネットで見て購入。

    「遭難しないためにはケーススタディが大切」
    とのことでまとめられた本書は関係者からの話、山岳気象研究をされてる方の話、天気図など解説が充実してました。
    読み応えがあります。

    特に冬編は山岳部やプロの登山家の話で、趣味とプロとの違いを感じました。
    プロすごい。

    笑ったのは甘くて軽くていいかなと思って雪山にダイエットシュガーを持っていった話

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    2021年02月01日
  • ドキュメント生還-山岳遭難からの救出

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    ネタバレ

    7名の遭難者の方々の当時の状況・心境、対処法がかなりリアルに書かれています。

    ガイドブックに書かれていない、読んでてゾッとする面もありました。

    でもその分、頭にイメージがついて「気をつけなければならないポイント」がよくわかりました。

    あとは読んだ事をどう活かしていくのか、気をつけなければ!

    とりあえず、マッチ持って行きます。

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    2020年06月29日
  • ヤマケイ文庫 ドキュメント 滑落遭難

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    久々に遭難シリーズ。

    山に登らない私ですが、何故かひきこまれる本です。
    今回は滑落をテーマに書かれてます。
    軽装備でエイドキットも持たずに滑落し亡くなるケースや、逆にあれこれ持ちすぎてザックが重くなり滑落してしまったのではないかというケースがあったりと、結局生死の境目なんて、運なんじゃないんだろうかと思わされました。

    とりあえず登山届は出さないと駄目ですね。

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    2020年05月28日