羽根田治のレビュー一覧
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クマの大量出没が連日ニュースになっているので気になって読んだ。
読んでみて改めてクマは怖いと思った。
遭遇してもし襲われたら一瞬でほとんどの人が冷静に対処はできないらしい。
だか本書はクマが恐い思わせることが目的ではなく、人もクマのことを理解することが大事であると著者は言う。
クマの生態と人里へ...続きを読むPosted by ブクログ -
●小学校の集団登山を台風が襲う。あるはずの山小屋。跡形もなく崩れ落ちている●切れるはずのないナイロンザイルが何故切れたのか?決着がついたのは21年後●大学山岳部のパーティ皆が帰らぬ人に。乱雑に残された山小屋の跡。未だ果たせぬ部の復興。●高校行事の集団登山。ピンポイントのはずの落雷が多数の命を奪う。そ...続きを読むPosted by ブクログ
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こわ。。
自然による危険や通常のリスクはわかるのだけれど…
・登山初心者が上から降ってきて自分が滑落
・遭難した軽装の初心者(愚か者)に遭遇して 自分も道連れ
・キャンプサイトに潜む窃盗犯
この辺りは違う意味でコワイ。
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地名、山名にルビが振ってあるのは有り難かった。
山用語集も親切。Posted by ブクログ -
やっぱりこのシリーズ大好きです。
全く登山はしないけど、実際にあった話という事が面白いのかどんどん読んでしまう。
うじ虫が出たりと凄い状況でも生き残れるのが凄いと思う。
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海、山、川、アウトドアの危険が解りやすく端的に纏められていた。
アウトドアKY活動の一環として知識に入れておきたい1冊。Posted by ブクログ -
子どものころ、生き物図鑑を見て楽しんだことを思い出す。カラーで危険な生物の写真が60ページほど紹介され、そのなかの主なものに解説がつけられている。
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山で道に迷ったらどうするか、頭では分かっていても…とつくづく考えさせられる。
私も単独行なので余計に。もし怪我をしたら、もし道迷いをして夜になったら、そのもしはすぐ近くにあったりするものだと改めて思う。
何回も改めるべき事。
追記にあったように日帰りハイキングであろうと火、ストーブ、ツエルトは必携。Posted by ブクログ -
山のおそろしさがよくわかる本。
ただし、著者は、これらは教訓として心に刻むべきものであり、山の怖さだけがクローズアップされることは本意でないと言っている。
登山と言えるほどの経験はないけれど、私でもとてもためになる内容で、様々なシチューエーションを予め想定することが必要なんだと改めて感じた。
落雷、...続きを読むPosted by ブクログ -
重たいノンフィクションの合間にすっと読めた。イラストも多くて頭に状況が残りやすい。頭に入れて気をつけて出かけようPosted by ブクログ
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山と渓谷社のレスキューハンドブック。
読まずに荷物に入れておこうと思ったが、パラパラとページを繰ったらアウトドアや災害現場基礎として知っておかねばならないことがコンパクトにまとめられているようだったので、とりあえず一読。
海、山、川、キャンプ場などのシーンに分けて、一般的に想定される危険、事故と、...続きを読むPosted by ブクログ -
アウトドアにおける死亡事故の例と、事故を避けるためのアイデアが、イラスト付きでわかりやすく書いてあった。死亡事故と隣り合わせなことをしっかり分かった上で、アウトドアを楽しみたいと思った。Posted by ブクログ
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山に登るのに免許は要らないけれど、知っておくべきこと、覚悟しておくべきことはある。
熊、蜂、天候、水流、盗難以外にも、なんなら自分が凶器となって他者を死傷させる可能性もある。
そんな恐ろしさも込みで、登山を楽しんでほしい。
という著者の思いがよく伝わる警告書でもあるレポート。文章がわかりやすいので臨...続きを読むPosted by ブクログ -
読んでいるだけで想像してこちらの体が痛くなるような、死亡事例も含め、凄絶な滑落事故の数々が綴られている。
傍証や聞き書きでも充分臨場感は伝わるが、直に取材した当事者の声も多く収録されており、なおのこと背筋が冷える。
改めて、"ながら歩き"は厳禁であると思いを新たにした。
スマホをいじるなどもちろん...続きを読むPosted by ブクログ -
冬山は怖いですなあ。生命に関わる要素が多過ぎる。どの事例もそんなに責められないなぁと思いながら読んだ。少し古いけどいろんなケースが丹念に描かれてて良かった。興味深いのがどのケースでもGPSについて全く記述が無いことで、1990年前後ならまだしも2000年前後でも全く普及してなかったことに驚く。今なら...続きを読むPosted by ブクログ
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「雷に打たれる」「ハチに刺される」「熊に襲われる」「テントが盗まれる」「人に衝突される」「助けざるを得ない人が現れる」…油断した隙に危機が訪れる。山には無数のリスクがある。だからこそ山は人を魅了する。太古の昔、人が暮らす場所には何も守るものがなかった。自分と自然の間には何もない。そんな環境でも生きて...続きを読むPosted by ブクログ
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本書は登山をしない人にとっても十分読むに値する。実際私は登山はあまりしないが、彼の本は好きでよく読んでいて、登山の知識がないのに遭難したときの対応だけは詳しくなっている気がする。Posted by ブクログ
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複数の事例の遭難事故に至るまでの詳細が書かれている。いつでも自分がこの状況になり得るということを思い知らされる内容で、とても勉強になった。Posted by ブクログ
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自分と比べれば遥かに立派な装備と計画で準備されていたのに突然に壮絶な死の淵を彷徨うこととなり、そこから強靭な生命力で生還する様が迫真的に描写されている。
無計画な自分が今ここに命脈を保っていられるのは単なる偶然の幸運なのだと戒められる。Posted by ブクログ