【感想・ネタバレ】ドキュメント 単独行遭難のレビュー

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Posted by ブクログ 2016年08月26日

単独行の自由、気楽さとリスクマネージメント。一概に単独行をやめましょうという簡単な話でない。私は仲間との登山がもっぱら多いが、自分がリーダーの時とそうでない時、やはり気持ちの引き締まりが違う。
そして登山届の大切さ。学ぶことがまだまだある。

2016.8.26

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2013年05月16日

単独行で遭難した事例が7例出てくる。

道迷い(による下山遅れ)が2
滑落(による負傷で行動不能)が3
熱中症による行動不能が1
悪天候による下山遅れが1

このうち、両神山で滑落して動けなくなり、
2週間ぶりに奇跡的に生きて級もされたケース。
これには感動して泣きました。
ほんとうに素晴らしいし、...続きを読む運の強い人だと思う。

島々谷での負傷者のケース
素晴らしい沈着さと完璧なセルフレスキューぶりに感動。

尾瀬の下山遅れのケース。
女性なのだが、その強さ、沈着さに驚いた。
指摘されている登山届の問題点は私も同感。

単独行がダメと言われてる理由については、
尾瀬の女性と同じく納得できない部分もある。
しかし、救助隊が言うように、死んじゃった人をみて、
「単独じゃなけりゃ助かっただろうに」という部分も
確かにあるだろうと思う。
(同行者の通報により助かるケース)

自分も単独で行くことが多いので、
事故に遭わないように、遭難しないように、
さらにセルフレスキュー力を高めておかないとなー。
ファーストエイド&万が一装備類ももう少し見直そう。

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Posted by ブクログ 2012年09月30日

自由気ままな”気楽さ”と引き換えに、
自分の命を危機に晒しているリスクを教えてくれます。

普段は科学技術に囲まれて生活していますが、
大自然の中にたった放り込まれたときの、無力さを感じました。

経験が浅いにもかかわらず、自分もよく単独登山に行っていたため、
読みながら冷や汗をかきました。
次回か...続きを読むらの本格登山は、十分に経験をもった人と一緒に行こうと思います。

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Posted by ブクログ 2022年07月19日

自分と比べれば遥かに立派な装備と計画で準備されていたのに突然に壮絶な死の淵を彷徨うこととなり、そこから強靭な生命力で生還する様が迫真的に描写されている。
無計画な自分が今ここに命脈を保っていられるのは単なる偶然の幸運なのだと戒められる。

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購入済み

2021年04月08日

ベテランの方ばかりなので読み応えがあります。
装備も計画もしっかり立てていっても、予想外のトラブルで遭難してしまう。

生還された方のなぜ単独行をするのかという話は納得します。
静寂や絶景を噛み締めたり、他人に気を割かなくていい時間を作ることは山でなくてもできるかもしれません。ですが山の空気...続きを読む感、スケール感を心ゆくまで味わうことは単独行でないとできないのだと思います。

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Posted by ブクログ 2020年12月01日

気象遭難、滑落遭難を読み、こちらも読むことに。
今回は単独行なので、遭難の原因は色々あり、また一人で対処しないといけないし、どうなるんだろうと読み進めた。
二週間近く遭難していた話は読み応えがあった。

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Posted by ブクログ 2020年09月18日

リアル。咄嗟の判断が運命を分ける。
私の鈍い日常でも、そういったことが少しずつ私の運命を動かしているのだろう。

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Posted by ブクログ 2022年11月17日

山を知らないわたしだが、あたかも自分が体験しているかのように一気に一晩で読めた。ヤマケイ文庫で加藤文太郎の『単独行』を読んでいたのでソロ登山の遭難について興味があった。

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Posted by ブクログ 2016年08月10日

単独で登山にいって遭難した7件について当事者のインタビューを交えてなにが起きたのかを淡々と記述してあります。当事者のコメントがあるので全員生還してます。

だいたいパターンは決まってて、道に迷う、怪我をする、携帯電話が繋がらない、どうしよう。。。

当事者の行動は、迷ったかもと思ってもすぐに引き返さ...続きを読むない、地図とコンパスで場所を確認しない、駄目とわかってて沢を下る、思いつきで計画と違う道を行く、登山計画を出さないなどで事態を悪化させてます。

私も単独行が好きなので心当たりがありすぎて怖いです。

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Posted by ブクログ 2015年09月03日

単独行はしたことないが、改めてそのリスクを考えさせられた。


遭難してから救助されるまでのストーリー集の中には、滑落して重傷を負い14日間ほぼ身動きが取れないながらも奇跡的に生還したエピソードもあった。


山で生きるか死ぬかの遭難事故にあったとき、自分だけで解決できなければ家族や救助隊など多くの...続きを読む人を巻き込むことになることもリアルに感じた。

単独行の気楽さとリスクはしっかり天秤にかけて考えていきたい。

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Posted by ブクログ 2014年05月15日

本書はフリーライター羽田治による、ドキュメント「遭難」シリーズの第4弾で、単独行による遭難7件についてまとめたものである。

内容的にはシリーズの「滑落遭難」および「道迷い遭難」と類似した内容となっている。にもかかわらず、綿密な取材により単独行者の心情や状況がリアルに描かれており、相変わらず読ませる...続きを読む作品となっている。特に開放骨折の描写はなかなかグロい。ただし「単独行遭難者にインタビュー」して書かれたものなので、当事者は全員無事生還しているのでご安心を。

前述のように、以前の作品と内容的にはかなり類似しているため、★1つ減じて★4つとする。単独行者の方には、まずは「ドキュメント 道迷い遭難」を読むことをおすすめする。

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Posted by ブクログ 2012年08月15日

タイトル通り、単独での登山で遭難した7つの話が載っています。(ただし、ラストのケースは例外)
当日の持ち物やコース、遭難してしまった原因も本人達の言葉で振り返っています。
専門用語は出てきますが、登山を全くしない私でも読みやすい文章でした。
遭難はなにも初心者だからするというのではなく、油断や思い込...続きを読むみが生むものだと興味深く読みました。

登山をする上で1度は読んでも損はないと思います。

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Posted by ブクログ 2013年08月10日

私は水面の単独行が好きなのですが、他山の石とします。

常に自然に敬意をはらって行動せよ、と肝に命じておこう。

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Posted by ブクログ 2013年03月06日

大してロクな山に登った事が有るわけではないが、予定に気を使わない事と人を気にしなくて良い気楽さで単独行ばっかりな僕にとっては良い参考になります。このシリーズ、作者が後に検証のため山に入っていることで文章に重みが出ているのが気に入っている。ホント他人事ではなく気を付けないとね。

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Posted by ブクログ 2012年08月27日

7つの遭難事例を読み、改めて単独山行の恐ろしさを痛感しました。
パーティーでの山行がほとんどですが、メンバーの特質上、たまに単独で登りたくなりますが、気軽には計画せずにリスクマネジメントの認識を高めないといけませんね…非常に参考になりました!

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Posted by ブクログ 2012年08月23日

ドキュメント遭難シリーズの単独行編

7つの生還した事例から事故発生から生還までの対応などを紹介していく。
事例も、滑落、骨折、道迷い、熱中症などいろいろな事例を用いており、遭難に対するケーススタディとしてはバランス良いと思う。

最後にも述べられているが、単独行においてはリスクマネジメントに対する...続きを読む認識を高めていくことが必要。

ちょうど、事故遭難してヘリで救助された後に読んだので、いろいろと考えました。

でも、単独山行は止められないですね。

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