松丸さとみのレビュー一覧
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FRIENDSHIP(フレンドシップ) 友情のためにすることは体にも心にもいい
著:マリサ・G・フランコ(Marisa G. Franco)
訳: 松丸 さとみ
友達づくりや維持できるか否かは、運ではなく、自分自身にかかっている。ほかにも、「気前がいい人ほど、友達が多い」「意地悪な人は、ステータスは手に入るかもしれないが友達はできない」など、友情に関する知見が本書には詰まっている。
本書からは、自分がどんな性格であり、それによって友達とどういうつきあいをするのかもわかる。「愛着理論」をベースとして、他の人からみて自分がどんな「友人」なのかも知ることができる。
重要なメッセージは、「よりよい友人を持つ人は、よりよい人である」ということであり、すてきな友達がほしいなら、まずは自分が、友達になりたいと思う人物になる必要がある。友情を維持するための行動すべてが、人生をよくすることにつながる。
本書の構成は以下の8章から成る。
①友情で人生が変わる理由
②過去の人間関係が友情にどう影響するか
③友達は自然にできるものではない
④人生のために友達の力を借りよう
⑤本当の自分を見せるのが真の友情?
⑥友情に関しては、みんな怒りを我慢しがち
⑦気前のよい人は友達が多い
⑧親友とは
500頁を越える本作、ボリューム以上に内容の濃さから読むことにそして、咀嚼することに時間と力を使ってしまった。自分自身とがフレンドシップを通して、再度親友の大切さを実感した。
連絡を取っていないが、ものすごく心の距離は近く今でも尊敬している学校の旧友。今お世話になっている人達。働く環境が変わりこれから付き合うことが増える方々。
親友・友達と言っては語弊があるかもしれないが、仕事を通しても大切にしたい方がたくさん出てきている今、自分の中もでその点を整理して理解の上、付き合いを深めていくために本書との出会いは必然であった。
受け身より能動的に相手にどれだけ貢献できるか。自然体ではなく、相手を思い、相手軸で魅力のある自分に成長し続けられるか。損得勘定だけで、親友を捉えるのではなく、お互いの幸せのためにそれを捉えることで新たな世界が広がる。
勇気を出して声をかけ続け、相手への貢献ができる能力と素養を身に付けながら、意識的に行動し続けていきたい。 -
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「時短術やライフハックにとどまらない、人生が充実する」時間術について
14のエクササイズに取り組むことで時間の余裕を”感じられる”ようになる
・時間を記録し、現状把握する
・睡眠をとる日を決める、眠りのルーティーンを守る
・運動する時間を決める
・自分のやりがい(なぜ今の仕事をしているのか)を掘り下げる
・瞑想し、今現在に意識を向ける
・色々なイベントの残り時間算出してみる
・1週間の活動計画(わくわくするもの)を立てる
・追悼文を書いてみる
時間の記録
何に自分が時間を使っているのか、意識的に使っているのかを見えるようにする
最も幸せな活動、最も幸せでない活動を見つける
残り時間算出
親と一緒にディナーできるのはあと何回?人生の総回数のうち何%残っている?
自分のやりがい
自分の究極の目的を見つける。
活動計画を立てる
究極の目的に最も大切な時間を多く割り当てる
追悼文を書く
自分がどうありたいかを第三者目線でみる
可処分時間が少なすぎ(1日2時間未満)でも多すぎ(5時間以上)でも幸せは低下
幸せは可処分時間をどのように使うか、で決まる
シュルツ・アワー
内省の時間を週1時間確保する
著者の経験や研究室メンバや受講生など、具体例も多いため感覚的にわかりやすい -
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タイトル通り【「人生が充実する」時間のつかい方】の本。
時間術の本ではなく、人生が充実して幸福を感じるにはどう時間を使えば良いかが書かれている。幸せとは自分次第であり、幸せな人生とは「行動を起こさなかった後悔」のない人生である。人生が充実して幸福を感じるためには自分にとって重要なことに取り組む事が重要で、そのための様々な方法が紹介されている。また、ネガティブな事に対処する考え方も書かれている。一般的な翻訳本にある「例」も勿論あるが、若干著者の「例」が多めに感じた。
様々なメソッドが紹介されているが、時間を充実させるために運動・感謝・フローを念頭に今後の時間を使っていこうと思う。 -
Posted by ブクログ
一言でいうと、なりたい自分になれるヒントが得られる本です。
自分を変えたければ、意思力ではなく「環境」を変えるのことが大切です。例えば、東大生と関わっているいれば、自然と勉強習慣が身につくようになります。お金持ちといれば、自分もお金持ちマインドになります。
自分を変えたい人や自分が望んでいる人生を歩みたい人
、継続できる力を高めたい方にオススメです。
私は、この本を読みいかに環境が大切なのかを知り、とても有益な本だと思いました。運動する習慣を身につけたいなら目に届く場所にランニングシューズを置いておく、軽食が多いなら無駄に食べ物を買わないように工夫するなど、して生活していきたいと思っています。
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聞くこと。こんなにも難しいのか。
自分は全く話し上手ではないけど、人の話を聞くのは好きな方でどちらかといえば聞き上手かも、とか安易に考えていた自分を殴りたい。
全く聞き上手でもない。
一旦、自分の考えは捨てて相手の話に聞き入ろう。
共鳴・同調・他人への関心
話を聞いてくれる人だけでなく、考えや感情を聞かせてくれる人がいない孤独。
誰かに知ってもらい受け入れてもらわないと虚しくなる。
簡単に理解できないものに出会ったときこそ、断絶を感じ距離を取るのではなく、想像するスイッチを授けられた幸運を噛み締めたい。という朝井リョウを思い出した。
*自分の信念に確信を持つには異なる意見をぶつけてもらう必要がある。
*人として成長する唯一の方法は、反対意見に耳を傾けること。苦痛を伴う(考えの)再構築こそ、学習。
*噂は知的活動で、適応のために必要不可欠。
噂話には価値がある。集団の結束や集団としての学習をもたらす、より効率的なしくみ。
(噂話得意じゃないけど、そんな重要なのか…)
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話すことより「聴くこと」が、自分と誰かを救う世界
1、テクニックではない、孤独をなくすための「傾聴」
巷にあふれる「聞く技術」の本がいかに利己的だったか、という指摘にハッとさせられました。相手をコントロールするためではなく、相手の孤独をなくし、モヤモヤした感情を一緒に形にしていく。みんなが「聞いてほしい!」と叫んでいる今の時代、真摯に耳を傾けてくれる人は、それだけで砂漠のオアシスのような、物凄く唯一性が高い存在なのだと気づかされます。
2、問い詰める「なぜ?」を手放し、「沈黙」を愛する
日常の会話で私たちが無意識にやってしまう失敗も鋭く突かれます。「なぜ?」という質問が相手を緊張させてしまうことや、気まずいからと「沈黙」を恐れて言葉で埋めようとしてしまうこと。でも、会話の「間」すらも大切なコミュニケーションであり、それを受け入れることでしか得られない深い信頼関係があるのだと教えられました。
3、「耳」を労わり、情報という「財産」を守る
後半で語られる、情報=お金と同じくらい価値があるもの、という視点も新鮮です。大音量の動画や音楽から「大切な情報収集デバイス」である耳を労わること。そして、無駄な噂話に悪口を混ぜたり、誰かの秘密を勝手にバラしたりする“罪”から距離を置くこと。現代社会を賢く生き抜くためのリテラシーがここにあります。
【全体の結び】
「話すのは苦手だけど、聴くことなら頑張れるかも」――読後、そんな風に自分の耳と、大切な人の言葉にもう一度丁寧に向き合いたくなる、深く優しい気づきをくれます。 -
Posted by ブクログ
【読もうと思った理由】
「傾聴」は昔から知っていて「よく聞く」ということに興味もあり、仕事や私生活など、人生全てに役立ちそうな知識だなと思い、本書を手にとってみました。
【感想】
自分が今まで思ったいた「聞く」は、本当の意味では「聞いていない」ということが分かったり、どんな風にすれば、きちんと聞けるのかということも分かり、とても良い知識を得ることができました。これから、少しでもより良く人の話を聞けるように頑張ってみようと思います。
【本文で気になった箇所をメモして、それをAIに要約して貰いました】
1. 「聴くこと」の重要性と社会的背景
自然の摂理: 人間に耳が2つ、口が1つあるのは、話す倍、人の話を聞くためである(エピクテトス)。
健康への影響: 孤独(つながりの欠如)による早死リスクは、肥満やアルコール依存症の合計に匹敵し、1日14本の喫煙よりも有害である。
ネット社会の実態: SNSアカウントの多くは非人間であり、ネット文化は「1%の発信者」が支配する極端に偏った世界である。
2. 「聴く(Listening)」の定義と脳の仕組み
受動から能動へ: 単に音が聞こえる「ヒアリング」とは異なり、「聴く」は全感覚を動員して意味を引き出す能動的な行為であり、理解と共感への扉である。
扁桃体の暴走: 脳の原始的な部分(扁桃体)は脅威に反射的に反応し、理性を無視して怒りや辛辣な発言を引き起こす。
バイアスの罠: 私たちは無意識に人を分類し、自分の先入観を正当化しようとする「確証バイアス」や「期待バイアス」の影響を受けている。
3. 個人の成長と「知性」の関係
反対意見の価値: 成長する唯一の方法は、反対意見に耳を傾けること。古い考えを捨てる苦痛を伴う再構築こそが真の「学習」である(カール・ロジャーズ)。
消極的能力(Negative Capability): 答えを急がず、不確実さやグレーゾーンに耐える能力。これが高い人(認知的複雑性が高い人)ほど、創造性が高く、的確な判断ができる。
4. 成功するチームの共通点(Google等の研究)
平等と感受性: 優れたチームは、メンバーの発言量が平等であり、非言語的な手がかりから互いの感情を読み取る「社会的感受性」が高い。
心理的安全性: 互いに聴き合うことで、否定を恐れずアイデアを出せる「心理的安全性」が生まれ、生産性が向上する。
5. 豊かな人間関係を築く「聴き方」のコツ
内なる声: 私たちの内なる声は現実の音より大きく、幼少期の愛着形成(親が聴いてくれたか)が、その声の優しさを決める。
受けとめる対応: 相手の話を自分に引き寄せる「ずらす対応」を避け、真摯な好奇心で相手を深掘りする「受けとめる対応」に徹する。
質問の質: 相手を追い詰める「尋問」や「決めつけ」ではなく、相手が自由に答えられるオープンな質問(例:「どう反応したの?」)を投げる。
解決より理解: 相手の状況を感じ取ること自体が解決になる。特に子供に対しては、正論で諭す前に会話への誘いに乗ることが大切。
6. 身体的・環境的要因
耳の特性: 右耳は言葉の意味の理解(左脳直結)に、左耳は情緒や音楽の認識(右脳直結)に適している。
集中を妨げるもの: マルチタスクは幻想であり、注意力を削ぐ。また、再生速度を上げると感情の機微(声の陰影)が失われ、深い理解が困難になる。
一言でまとめると: 「聴く」とは、自分のバイアスや感情を脇に置き、相手の重要としているものを探り当てる「探偵」のような能動的作業です。それは個人の知性を高めるだけでなく、チームを成功させ、孤独から命を救うほど強力な力を持っています。