吉森大祐のレビュー一覧

  • 五分後にホロリと江戸人情

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    神田講談町にある保呂里(ほろり)長屋。
    そこに住まう店子たちの日常を描いたアンソロジー。
    特に何か大きな事件が起きたりするわけではないけど、それぞれが懸命に生きている様子が楽しい一冊。
    古傘治しを生業としている男の元にきた恋模様、
    財布を拾ったことから困った事になる湯屋好きな男の結末、捨て子を拾った事でヤクザ稼業から足を洗った男。
    様々な出来事が暖かな筆致で描かれている。
    短編だし、優しい人情噺ばかりなので気持ちよく読める。

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    2025年09月03日
  • 大江戸墨亭さくら寄席

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    駆け出しの咄家小太郎、乱暴者だが人を引き付ける代助、その妹で病気を患っている器量良しのお淳。貧乏長屋で育った3人を中心に物語は進む。

    落語の演目を絡ませながら、3人の奮闘が語られるのが本作の面白さ。正直なところ、登場人物は個性的で面白いのに、どこか煮え切らない感じがもったいないと思ってしまった。

    ただ、さん馬師匠とおかみさんのやりとりが、とても好き。何だかんだ弟子を大切にしているのがよく分かる。

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    2025年05月01日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    それぞれの作者によって書かれた短編作品なので、色んな視点と手法で新鮮な気持ちで読むことが出来る。歴史的解釈はそれぞれなので、大河ドラマ鎌倉殿の13人とセットで見るための付録的な立ち位置で読むと面白い。

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    2023年07月12日
  • 幕末ダウンタウン

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    井上源三郎さん推しの人におすすめ!源さんカッコいいです。

    読みやすくてスラスラと読めました。
    題名に「ダウンタウン」とありますが、ほんとにはまだとまつもとが出てきてビックリ!ダウンタウンにまつわるフレーズも出てきてクスッとしちゃいます。

    重厚な新選組のストーリーを読みたい人には物足りないです。軽く楽しみたい人向け。感動シーンもあります。

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    2023年06月25日
  • 幕末ダウンタウン

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    んー、ハマダとマツモトにそこまで拘んなくても良くないかい?とは思った。だけどまぁ、取りあえずお笑いが好きだと言える時代は大切にしたい。

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    2023年04月27日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    大河ドラマに合わせて書かれた短編小説
    ドラマも終盤になった今、逸話の違いが面白い。歴史上の事実だけは変えず、具体的な物語にするなら同じ逸話も印象が真逆な話にもなる。大河ドラマと小説とのコラボ、面白かったです

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    2022年10月19日
  • 読んで旅する鎌倉時代

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    大河ドラマと合わせて読みました。
    歴史は勝者が作るとはよく聞く話ですが、正史はそうなのだろうなとつくづく思います。そして、それだけではなく、歴史とは解釈なのだなと深く思います。特に歴史小説を読んだ後には。そして、このようなアンソロジーを読むと、一編ごとに少しずつ変わっていく(あるいは観点を変えていく、ずれていく)解釈が実に面白いものです。
    一冊の長編を読み通すのも面白いのですが、これはある観点からの物語を深くしていくことだと思います。アンソロジーには多観点から読み解いていく、そして、一編ずつを積み重ねて一冊の流れを読み解いていく楽しみがあります。
    私は背表紙に「高田崇文ほか」とあったので購入しました。さすがに高田崇文、掉尾を飾るにふさわしい面白さです。しかし、そこに至るまでの一編一編が良い味を出していました。
    「実朝の猫」(砂原浩太朗)が異色な感じでお気に入りになりそうです。
    結構、はやく読み進めます。すいすい読みました。その中で、「実朝の猫」と「修善寺の鬼」はじっくりと読みました。
    アンソロジーは誰が編んだのかが気になります。
    雑誌に載ったものを文庫化したようなので、アンソロジーという見方をしないのかもしれません。しかし、編者の視点を意識しながら、この1冊を読みました。
    今年が旬の本でしょう。

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    2022年05月01日