宇野重規のレビュー一覧

  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    ちょうど選挙があったので、子らも興味を持って読んでいた。今回の選挙は参議院だよ、参議院は解散ないよ、ということから、どんな候補に投票したいかということまで、まだ選挙権ないなりに考えていたみたい。選挙に関連するので、経済、環境、移民、様々な問題に触れているのもよかった。しかし、環境問題に取り組む政党や候補があまりにも少なくて悲しい。お金ないのか…国会議員の人数と報酬を半減すればよいかと。

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    2025年07月23日
  • 民主主義とは何か

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    民主主義って?
    民主主義国である日本に生まれ育ってもなかなか答えられない。自由主義と民主主義は相容れないこともあるって?
    議会制度が必ずしも民主主義ではない?
    民主主義は長い間、肯定的に語られてこなかった?

    身近にあるはずなのに、全然理解できていない事柄がたくさん。

    アテナイの直接民主主義から歴史を追って説明し、最後に日本とこれからの民主主義に話が及ぶ。

    個人的にはトクヴィルさんとミルさんの話は関心が深い。一人の偉人より、一人でも多くの当事者意識を持った集団の方がよりよく統治ができる。そんな議論もあり、民主主義が再度主流になってきたとしたら、なぜ経営は未だ独裁か少数経営なのか。それがティ

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    2025年06月11日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

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    リベラルの勢いがなくなった事もあってか、保守も迷走気味に見える。

    右翼の威勢が強く、対極の左翼も理想を叫ぶ。保守やリベラルは大口は叩かずとも真の持続可能な目標を掲げ続けなければならない。

    チャーチルの「二十歳の時にリベラルでないなら、情熱が足りない。四十歳の時に保守主義者でないなら、思慮が足りない」は、四十歳を過ぎた今実感するが、けだし名言だと思う。

    大垣書店イオンモール北大路店にて購入。

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    2025年06月07日
  • 未来をはじめる

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    高校生と東大教授による政治にまつわる対話をまとめたもの。必ず正解があるというわけではないテーマであればこそのレベルの高い意見交換がなされていると感じた。選挙制度はあれこれ変えにくいものであるとは思うが、正しく民意が反映される制度であってほしいと思う。

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    2025年05月31日
  • 未来をはじめる

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    政治学者の宇野重規と豊島岡女子学園中高の生徒による、2017年に行われた5回の講義、対談集。アメリカのトランプ第一次政権のことにも触れられている。社会における対立を解決する手段としての政治や民主主義の考え方を取り扱う。働き方や、修学旅行の行き先を決める教室内の力関係などの身近なテーマを通して、社会の構造的な差別や、不均衡な力関係による不公平が社会に存在することなどを例示し、その中で社会に参加し、社会を変えるための方法として、政治の考え方を紹介している。その中では、ルソー、ヒューム、ヘーゲル、カント、アーレント、ウィリアムジェイムス、トクヴィル、そしてロールズに至る、西洋の政治哲学や、ピケティの

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    2025年05月20日
  • 民主主義とは何か

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    毎日新聞で著者のインタビュー記事があり、その内容が気になったことがきっかけで読んだ1冊。
    民主主義の歴史について、高校時代の朧げな記憶が蘇りつつ、民主主義の本質に迫ることができたかなと。
    自分自身の民主主義に対する理解や考え方が若干本質からズレていたことを再認識できたことも大変意義深かったと思う。
    民主主義が危機に晒されているこのタイミングで読むことができてよかった。

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    2025年02月23日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    日本がかかえる色々な問題について、地図や世界と比較したグラフ・データが載っていてとてもわかりやすい。
    選挙でだれに投票するのか。この本には答えはないが、前向きな投票じゃなくても、こっちがマシやこっちが嫌いだから別の候補者に投票する後ろ向きな投票でも自分の意見と肯定していて、投票へのハードルがさがりそう。

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    2025年01月12日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    投票する人になってほしいと願って購入した本。
    本当に最初の導入として最良の一冊。
    税金の話のところを紹介したら、自分たちでどんどん世界の不思議な税を調べ出した!

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    2024年12月27日
  • 実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ

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    ネタバレ

    選挙の結果が自分の想像力を超える事象が続いた2024年。選挙戦もSNSをうまく利用した人が勝つような、何を信じて良いかわからない時代に、民主主義とどう向き合っていけばよいのかについて、ここはやはり信頼できる宇野重規先生。トクヴィルについては今まであまりよく知らなかったけど、平等化の中で「想像力の変容」について考えていくことの意味は極めて現代的なテーマに思えた。
     第3章の行政府への着目の中で、編集者も官僚もジェネラリストであり、様々なネットワークを持っているという点。行政の本来の役割として、市民生活をファシリテートするということ。これは我々の業界でも同じ流れではないかな。民主主義について言えば

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    2024年12月23日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    ・タイトル通り、働く大人が社会の問題点を考えるときの土台を教えてくれる本でした。
    多分学生時代に社会で習ったことも多くあると思いますが、ピンときていないから覚えていないんですよね。
    同じことを学んでも社会に出て経験を重ねることによって「あれは、こういうことだったんだな」と理解出来ることが多くあると思います。
    そういうことが学べる本です。

    ・「労働の義務」ではなく憲法27条「勤労の義務」(まじめに労働にいそしむ)
    を定めているのは日本だけ。
    勤労の義務は25条「すべての国民は文化的で最低限度の生活を営む権利を有する(生存権)」と結びついている。
    勤労の義務を果たしていなければ、生存権は保障され

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    2024年11月20日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    来週の衆議院議員選挙を控え、思わず手に取ったが、
    図解、世界との比較など、とてもわかりやすかった。
    ニュースを見ていても、こういうベースの知識があるだけで全然理解度が違うんだろうな、と。
    子供ができたら小学生〜中学生のうちに読ませたい。

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    2024年10月20日
  • 民主主義とは何か

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    民主主義って何なのさ 世界を見渡せばポピュリズムの台頭、独裁に近い指導者達の蛮行、政治家達の腐敗。民主主義って本当に理想的な制度なのか疑いたくなるような今日この頃です。
    多数決と少数派の尊重の関係をどう捉えるか、民主主義とは選挙に尽きるのか、民主主義は制度か理念か、の3つの問いかけから始まる本書は、民主主義の思想と制度の歴史を振り返りながら、今日的な課題の中から、民主主義とは何なのかを丁寧に考察した良書です。
    ポピュリズムの問題は代議制民主主義への不信と
    グローバルな格差拡大を背景としたもので、両者の解決なしには乗り越えられないこと、独裁と民主主義については、民主主義の本質を再認識し真の民主主

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    2025年12月16日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    税金、経済、環境、政治など、図解とイラストで他国と日本の比較がよくわかる。
    大人でも興味深く読める内容になっている。

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    2024年06月29日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    この「新時代の教養」シリーズ、今まで全て池上彰氏の監修だったため、ようやく別の方(今回は宇野重規氏)の監修となり、意見の偏りを防ぐ上でもいいと感じた。

    「税率」「夫婦別姓」「環境問題」など、国政選挙を中心に選挙で争点となる話題をデータや図を使って解説している。図解や大きなイラストで子どもでも確かに興味が湧くと思う。ただ、大人でもここまで知り、考えられている人は少ないと思う。大人でも十分読み応えがあり、学べるのではないか。

    また、それぞれの話題になるべくリベラルな立場で、いろいろな視点(賛成・反対・中立など)を紹介している点もGood。

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    2024年04月28日
  • 民主主義とは何か

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    面白かった。参加と責任のシステム。トクビィル、アーレント、レッシグなど、知ってる人が出てきたのが、安心して読めて良かった。ジェズスの反乱など、アメリカ法で学んだことが出てきたり、違う角度から複数回触れることで理解につながる、ということを感じれた。
    細かく分けて民主主義を実践してその結果を上に上に持ち上げていくのがいいのではないか。一票の分割行使を可能にする提案を詳しく知りたい。なめらかな民主主義か。

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    2024年03月24日
  • 民主主義のつくり方

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    プラグマティズムが生まれたのは南北戦争がきっかけ。
    信念を共有しない人々の存在を許さないイデオロギー的な対立をいかに克服するか考えた末のもの。


    ルソーは問う。全ての人々と結びつきながら、しかも自分自身にしか服従せず、自由であり続けることは可能か。答えは社会契約しかないと彼はいう。
    それはその社会の共通の意志に従うことを約束すること

    プラグマティストたちにとって、理念とは、人間が世界に適応し、世界を変えていくための実際的手段であった。ある理念は、それ自体で評価されるべきでなく、あくまでそれを使い、実践することと不可分であるとする考え。

    「超越主義」の基礎にあるのは、強烈な理想主義と個人主

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    2024年03月27日
  • 実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ

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    民主主義の立法権だけではなく執行権(行政権)への着目、新たなアソシエーションとしてのファンダムの可能性への対話。
    行政権のアップデートは萌芽を感じる。
    ファンダムは試みとして興味深いが、ポピュリズム以外の着地が浮かばない。

    第1章 「平等化」の趨勢
    ・平等化をめぐる想像力。かつてと比べて「違い」は相対化されたが、むしろその小さな違いに敏感になる。平等化の趨勢は不可逆。
    ・道具の民主化と民主主義化は別物
    ・個人主義の不安

    第2章 ポストマンと結社
    ・政治的集権と行政的集権を区別する
    ・「自由を援け合う術」としての結社(アソシエーション)。デモクラシーを相対化する。
    ・宗教(所属する教会など)

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    2024年03月23日
  • 民主主義のつくり方

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    民主主義とは実験である。国民が自由に試しそこから成果を見て正しいかを判断する。そういう文化こそが正しい民主主義。ただの多数決は民主主義ではない。また、これからは若者が少なくなるため多数決では若者の意見を取り入れるのは難しくなる。
    だからこれ、行政は若者が社会貢献、社会活動をしやすい土壌を作ってあげることが大切。また、国民は社会活動の主役となる。

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    2024年02月24日
  • 民主主義とは何か

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    民主主義とは何か。に答える本。
    全員参加、直接議論に理想を掲げつつも、代議制、議院制といった一見民主ではない手法を迎えて今なおあるべき姿を模索している過程であるというのが読み終えた後の所感。民主主義が市井の民に政治の知識、意識要求するものであり、現実(そのような市井が稀有である)と相反するところから矛盾を孕み続けているが、それでも自由で民主的であることを諦めない姿勢が重要だと思う。

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    2024年01月04日
  • 実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ

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    こういった、ものの根本を再検討する著作は読みごたえがあります。
    民主主義のこれからの在り方がファンダムに見いだせるのではないかというあたり、挑戦的ですが納得するものがあります。ただ、一度ですべて理解できるような内容ではなく、高度な内容をたくさん含んでいました。

    別に問題ではありませんが、本書はインタビュー形式のような体裁をとっているところ、実際には対談のようです。

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    2023年11月18日