宇野重規のレビュー一覧

  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    面白い
    読み込んでしまう
    人と人との関係、なぜ国際問題が起きるのかについて分かりやすく書いてくれている

    0
    2022年02月03日
  • 民主主義とは何か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさに、「民主主義とは何か」を考えさせられる本。政治に関する議論は、その抽象度ゆえ、どの議論を見ても、どこか認識が統一されてなく噛み合ってない印象がある。民主主義VS共産主義とか、簡単な2項対立にはできないし、ある程度幅をもった概念なので、議論においては言葉の意味について、丁寧に丁寧に認識をあわせるよう気を遣わねばいけないなと思った。

    民主主義の本質は、人々が自ら政治に参加し、自分たちの問題を自分たちで解決すること。その意味で選挙や多数決は、構成要素の一部でもあるが、代表者を選ぶことだけが民主主義ではないし、少数者の意見尊重も重要、という意味ではやはり一部に過ぎない。

    1人の支配  君主政

    0
    2021年12月30日
  • 民主主義とは何か

    Posted by ブクログ

    政治体制を知り尽くしている宇野先生が、これまで人類が採ってきた民主主義を平易に、すべからく解説した本です。
    圧倒的な情報量なので全てを消化できた訳じゃないけれど、読みやすかったです。

    0
    2021年12月11日
  • 〈私〉時代のデモクラシー

    Posted by ブクログ

    トクヴィルの「平等化」の時代・・・人々の平等化が実現し、安定したじだいのことではなく、人々の平等・不平等が意識化し、結果的に声をあげるなどすることで既存の秩序が動揺していく時代のこと。

    近代の個人主義・・・伝統的な共同体や宗教などの束縛から解放され、自らの自分の運命を決められるようになった個人化のことを指す。

    現代の個人主義・・・社会的不平等の個人化など否定的な個人主義の側面が強い。

    0
    2021年09月23日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

    Posted by ブクログ

    フランス革命、社会主義、大きな政府と闘ってきた保守主義だが対する進歩主義が衰退した今日何を守るかが問われている(伝統、権威、職場、家族、地域)日本の保守政党も

    0
    2021年08月19日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

    Posted by ブクログ

    近年の政治を見ていると、保守=伝統を何がなんでも守る、だとか、場合によってはネガティブなイメージすらあり、その正しい意味が定着しておらず、「保守とは何か?」という問いを改めて考えなければならない。

    本書はフランス革命時のバークの思想から今日の保守主義についてその経緯を説明している。

    バーク、ハイエクあたりの思想は後で詳しく深掘っておきたい。

    0
    2021年05月18日
  • 民主主義とは何か

    購入済み

    なるほど

    身近だけど難しい民主主義。原題の病巣を炙り出す識者の慧眼。民主主義を理解する一助になること請け合いである

    0
    2021年05月02日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    中高生に向けた講義の内容を書籍にしていて読みやすかった。
    改めて私たちの社会にはいろいろな場面で政治があることを再認識した。
    学生の頃にこういう授業を受けられていたらもっと身近で必要なものであり常に考えなきゃいけないと思えたかな。
    この講義を受けている学生さんたちの意見や質問にはすごい感心した。
    ハンナアーレントの言葉が良かった。

    0
    2021年04月05日
  • 民主主義のつくり方

    Posted by ブクログ

    「民主主義」を説明する際には主権論やルソーの一般意志が引き合いに出される。しかし現代社会においては右派・左派の分断を引き合いに出すまでもなく、社会の総意としての一般意志が存在するという仮定は機能しなくなっているのではないかという疑問は研究者でなくとも持つものだろう。

    本書は学術会議の任命拒否問題でも注目を集めた宇野重規教授による一般向けの「新しい民主主義」解説書である。本書において宇野は一般意志を理想とした従来の民主主義観から、プラグマティズム的な民主主義観への転換を試みている。

    プラグマティズムというと「観念的な要素を一切考えずに実用性のみを追い求める思想」のように見えるが、宇野は丁寧に

    0
    2021年01月31日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

    Posted by ブクログ

    もともとは坂井豊貴と共著していたので名前だけ知っていたところ、ニュースで大々的に取り上げられているのを見て購入した。

    文体に若干の特徴がある、人名で索引を引けない、など多少の読みにくさはある。しかし「あとがき」でも書かれている通り、保守主義を語る上では外せない歴史が詰め込まれていると感じる。立ち位置もニュートラルな印象。
    学校科目でいえば「世界史」や「倫理」に対する自分の知識・理解が足りないゆえに吸収し切れていない部分が多いので、高校教科書を一読したうえで再読してみたい。

    0
    2020年11月01日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    今話題の「学術会議」拒否問題の渦中?の宇野先生の著書。豊島岡女子中高校で先生が実際に行ったワークショップ?が元になっている。大学教員が中高生が目的意識を持ちやすいようにわかりやすく問題設定を行い、考えてもらうようにできているので読みやすい。ルソー・カント・ヘーゲルからトクヴィル・ウイリアムスジェームスまで、広く哲学者の問題意識に即した思想を紹介しつつ、今の日本の政治の問題点を炙り出している。やはり一番印象に残ったのは、「多数決は一つの決め方にすぎない。昔からあって当たり前と思っている制度も、たかだか200年前ぐらい前にできた
    ものであり、問題点を考えながらアップデートしていく必要がある」という

    0
    2020年10月27日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    東大教授の著者が豊島岡女子学園の生徒たちに対して行った全5回の講義をもとに人と一緒にいることと政治について様々な観点から向き合い方についてまとめた一冊。

    選挙や男女平等、働きかた、未来予測など様々なテーマについて政治について講義されていて非常に考えさせられる内容でした。
    また講義を聞いている学生たちの意識の高さにも舌を巻きました。
    2016年の大統領選挙のことや今の民主主義の弱点などを知れたり、働きかたや社会保障と税負担の問題など自分たちの生活の中にも密接に関係のある政治について書かれており関心が深まる内容となっていました。
    また、ロールズやルソー、カント、ヘーゲルといった考え方から政治を考

    0
    2020年08月01日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    政治哲学の今っぽい(いい意味)入門書。「政治のことなんて誰も教えてくれなかった」と言っている人に届け!

    0
    2020年06月20日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    flierでの紹介で興味を持ち購入。
    思った以上に幅広く政治のことを取り上げていて、1講目から大変面白く読むことができた。豊島岡女子でやっただけあり働き方のことについての女性からの意見など、勉強になることが多かった。また世代別選挙区制度というのも、正直初めて知った。
    最後の座談会は等身大な感もありつつ皆しっかり意見が出ていて、自分もこの子達と議論できるようにしていきたいと感じた。

    0
    2019年01月20日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    政治学の入門書。都内の女子校での講義をベースにしたもの。トランプ大統領や電通の自殺の件など、国内外の時事問題を具体例として扱いつつ、政治学の話題に繋げていっている。とくに第4章の選挙制度の話が面白かった。できれば、現代政治の重要な要素として官僚制についても話題にしてほしかったところ。
    いずれにせよ、わかりやすい政治学の入門書としてお勧め。イラストも内容理解に役立つ。

    0
    2019年01月13日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

    Posted by ブクログ

    大学の先生が、大人のために、個人主義とかGDPとか多数決とか公正や信頼などについて解説してくれる本。

    多数決は何かを決めるときに必ずしもベストな手段ではないとか、なるほど。

    利己主義は昔からあるけれど、個人主義は比較的新しいもので、国によって発生過程が異なり、「フランス革命に反対する勢力が、社会を解体する良くないものだと否定する文脈から登場し、19世紀半ば以降の英国では、個人の自由な経済活動が『小さな政府』とセットで強調されるようになり、哲学と文学が盛んだったドイツでは多様な個性を重んじる個人主義が重んじられ、アメリカでは他人の力を借りず一人でやりとげる『セルフ・メイド・マン』の概念と結び

    0
    2018年12月02日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    もっと若い、学生の頃に出会いたかったなあと思う本。中学生、高校生にオススメ。
    巻末の参考文献もチェックしたい。

    0
    2018年11月25日
  • 〈私〉時代のデモクラシー

    Posted by ブクログ

    近代化がある程度達成されることで、人びとが自分を他者と平等であるような存在だと考えるようになり、そのために自他の違いについてますます敏感にならざるをえないことが、現代の社会のさまざまなひずみを生み出していることを、トクヴィルをはじめ現代の多くの社会学者たちの議論を参照しながら考察している本です。

    ウルリッヒ・ベックによって焦点が向けられて以来、さかんに論じられてきた再帰的近代化の一つの側面を、わかりやすくていねいに論じています。著者は、単に問題の所在を指摘するだけでなく、それに対する処方箋を提示することもみずからの責務だと考えているようですが、結論としてはやや弱いと感じられます。また、かなら

    0
    2018年11月21日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    中学・高校で行われた5回の講義。難しい内容を扱っているが学生向けなのでわかりやすい。
    あとがきにもあったが、「君たちはどう生きるか」の続編として、高校までの教育と大学での教育の間のギャップを埋めるという狙いはすばらしいと思う。

    0
    2018年11月13日
  • 未来をはじめる

    Posted by ブクログ

    高校生に対して講義形式で書かれていて読みやすい
    どんなに世界が大きく変容しても、人と一緒にいるという事は変わらない。
    そんな『人と一緒にいる』という基本的感覚から始まり政治を考える本

    0
    2018年10月22日