宇野重規のレビュー一覧

  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    選挙の説明が図とやさしい言葉でわかりやすく書かれている。
    選挙にただいけと言うだけではなく、
    選挙の重要性や選挙に行かないことで生じる不利益を図で優しく説明している
    お勧め

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    2026年09月07日
  • すごい古典入門 ルソー『社会契約論』 民主主義をまだ信じていいの?

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    はい、ルソーを100ページで!

    いやいやいやいや
    それは無理!さすがに無理!
    『社会契約論』ですよ?
    ルソーなんてあんな複雑怪奇な人を100ページてあーた…

    いけたー!

    しかも分かりやすー!

    スゲーぜ、宇野重規さん

    んでわいはその素晴らしい100ページをさらにざっくり行きます

    「自由でいたい」と「みんなと仲良くしたい」は両立できるの?という問いがスタートです

    無理じゃね?っていうね

    だってみんなと仲良くしようと思ったら、お互いに多少は譲り合わないとじゃん?
    で、譲ってる時点でもう自由ではないわけ

    じゃあ無理じゃね?

    これに対してルソーはどう言ってるかっていうと

    うん、そう

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    2026年09月05日
  • 日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す

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    保守とは本来歴史と伝統に誇りを持つがゆえに必要な改革を行うもの
    日本の「保守主義」は独善的で抽象的な自らの伝統イメージに固執しているのではないか
    「保守主義」は排外主義ではない、ジェンダー平等や文化の多様性を排撃するものではない

    正当な保守であるならば、日本国憲法の基本的な正当性を承認し、統治機構を中心に、現行の条文をより現代的なものにするための現実的な改正を目指すべき
    憲法の基本的な正当性を疑い自主憲法の制定を目指すのは「保守」というより「急進派」、少なくとも「異形の保守」

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    2026年09月02日
  • 民主主義とは何か

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    COTENラジオの民主主義の回もなかなかに聞きごたえがあったが、本書とずいぶんかぶってるなと思ったら、かなりの部分この本がネタになっているのがよくわかった。それほど民主主義を歴史をたどって中身をダイジェストに重要な点だけを教えてくれるのだが、流れを追ってみるとなるほど非常によくわかる。

    読み終わって愕然とするのは民主主義とは何と困難で手間のかかる面倒くさい政治制度なのだろうということ。言ってみれば嫌いになってしまうのだ民主主義が。チャーチルの名言である「民主主義は最悪の政治形態と言える。ただし、これまでに試みられてきた他のすべての政治形態を除いては」にすがって、信じて生きていこうと思う。は

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    2026年08月27日
  • すごい古典入門 ルソー『社会契約論』 民主主義をまだ信じていいの?

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    分かりやすかった。民主主義の始まりはこんな内容だった、理想は既に示されてたんだな。
    読んでみて、現代の民主主義と言われるものがかなりの紛い物だってことが分かった。ただ、この理想はかなり難しいと思う。これに如何に近づけるかが現実の落とし所だと思うけど、問題は近づいている基準がおそらく人によって違うところ、全員がルソーの民主主義に近づいてったら今権力を持ってる人からしたら困るだろうし。
    誰かめちゃくちゃ優秀な権力者が現れてこの仕組みを実現してくれないかしら。
    以下読んでて感じたことやメモ。

    「どうすれば共同の力のすべてをもって、それぞれの成員の人格と財産を守り、保護できる結合の形式をみいだすこと

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    2026年08月23日
  • 政治とは何か

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    さすが宇野先生。
    政治思想を根本から問い直し、
    現代の私たちは改めて政治について考えるべきであると再認識できる。

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    2026年07月30日
  • すごい古典入門 ルソー『社会契約論』 民主主義をまだ信じていいの?

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    道徳的自由という概念が良かった。鰻が食べたい!寿司が食べたい!と言って好きな食べ物を貪り食うのは自由ではない、それは単なる欲望の奴隷だ。道徳的自由は、自分でルール、規範を決めて、自律的に従うこと、それこそが自由なのだ!
    社会契約論でも、ルールを民衆で議論し尽くして、あるべき姿に合意し、それに向かって皆で働きかけることが大事なのだ、と言っているのだと理解しました。また読みたい。

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    2026年07月07日
  • 実験の民主主義 トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ

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    オススメしたい!と素直に思える一冊に出会えました

    タイトルはメンカタですが、自分だったら「ファンダム発想が民主主義をアップデートする」って付けたくなるくらいの腹落ち感です

    腹落ちポイントを書いたらキリがないんですが、

    推しからの一方的な情報だけじゃなく、ファン同士が推しをいかに広げるかを勝手に語る行為は、「隙間を埋める物語」であり、選挙とデモだけが政治参加となってしまっている今の民主主義にも、もっと隙間の物語が重要なんじゃないかとか

    SNSに日々投稿される「やってみた」のように、「政治をやってみた」みたいな共創コンテンツになっていったら政治も楽しくなるんじゃないかとか

    シェアの定義を

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    2026年05月10日
  • すごい古典入門 ルソー『社会契約論』 民主主義をまだ信じていいの?

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    社会契約論に興味があり、読んでみた。思想家はスゴイ…。とても原文は読める気がしないが、理想を理論で突き詰め続ける姿勢に心を動かされる。実現可否はともかく、目指すこと、考えることが大事だと思った。普段の会社生活とは真逆かな(笑)

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    2026年05月09日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

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    ネタバレ

    何となくイメージしていた保守主義に対する誤解が解けた。伝統主義や復古主義とは異なる

    "エドマンド・バークを基準にとるならば、保守主義とは、①具体的な制度や慣習を保守し、②そのような制度や慣習が歴史のなかで培われたものであることを重視するものであり、さらに、③自由を維持することを大切にし、④民主化を前提にしつつ、秩序ある漸進的改革を目指す。"

    なお著者は、保守主義の立場の人では無く、そこが良いと思った

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    2026年04月18日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

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    すっごく分かりやすい保守主義についての概説書だった
    本書が拠って立つ保守主義とは、バークによる「①保守すべきは具体的な制度や慣習であり、②そのような制度や慣習は歴史のなかで培われたものであることを忘れてはならず、さらに、③大切なのは自由を雑持することであり、④民主化を前提にしつつ、秩序ある漸進的改革が目指される」ものであり、一見想像されるような頑迷固陋で懐古主義的なものではない
    この前提の下、保守主義の原点とされるバークの保守主義から二十世紀イギリスにおけるエリオットやハイエク、オークショットらの保守主義、イギリスと同じく自由主義の土台をもっていたアメリカの保守主義、最後には日本における保守主

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    2026年03月21日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

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    保守思想史の決定版。

    エドマンド・バークから現代にまで連なる保守主義を、それぞれの時代における進歩主義の潮流に合わせて紹介するコンパクトな概説書。「保守」がプラスティックワード化した現代において、保守思想を丁寧に捉え直したいという著者の意欲が垣間見えた。

    源流であるバークの保守思想は、❶制度(法・慣習・暗黙のルール)❷歴史的蓄積❸自由の擁護❹民主主義に則ったものであり、ここを理解しておくと、後の時代の思想家の話も理解し易い。フランス革命や社会主義、大きな政府といった進歩主義の内に潜む無意識の傲慢を暴き出した保守思想は深みがあり、楽しく読み進めることが出来た。個人的には、計画や合理性に基づく

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    2026年02月11日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    2026年2月8日は衆議院議員選挙投票日。その前日にこのレビューを書いている。
    この本は「選挙」とタイトルが付いてはいるが、政治だけに限定されない、いまの日本が抱える諸問題を広く網羅した、中学校社会や高校公民の良質な参考書ともなりうる。

    私は16ページでもう引き込まれた。だって1ページ使って「投票したい候補者がいない場合はどうすればいいの?」について書かれている。「民主主義」や「政治参加」もいった教科書的なテーマも大事だが、おそらく多くの人の心に引っかかっている“現実”にスパンと冒頭から切り込んでいるのは、専門書ではないというのを逆に生かして本質を突くという点で見事だ。

    ちなみに「~どうす

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    2026年02月07日
  • すごい古典入門 ルソー『社会契約論』 民主主義をまだ信じていいの?

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    びっくりするぐらいいい本だった
    「物分りの良すぎる」現代人に一石を投じるという意味でも、ルソーを今読む価値は充分あると知らしめる名著
    「人は生れながら自由で、しかもいたるところで鎖に縛られている。」
    一般意志に代表されるように、ルソーはしばしば理想主義者だと言われてきた(し、私もそう思ってた)が、その実彼は現実主義者でもあった、というように価値観を転倒させてくれる
    理想論者では間違いなくあるものの、彼の唱えた理想は「お花畑的」理想ではなく「現実的」理想であり、これを目指して努力していって欲しいと目標を提示する意味で理想の社会を考案していた
    それに、現実に打ちのめされないために自らの価値観を徹底

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    2026年01月25日
  • 民主主義とは何か

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    これまで「政治」と「企業=経済」はそれぞれ独自の原理で動いていると思っていましたが、ビジネスの現場で「民主主義的な思考と実践」が要請されていると感じるシーンが多くなり、そもそも「民主主義」とは何かを考えるために本書を手に取りました。
    多くの企業が「社会的ミッション」と「労働者の自己実現」をどちらも達成するために、様々な改革を実施している中で、本書を読み終えた後、「社会的ミッション実現=民主主義的な目標」「労働者の自己実現=自由主義的な目標」と捉えることにしました。政治の世界だけではなく、経済の世界でも「人々が等しく自由でいられる民主的組織」を目指すためには、民主主義の歴史的遍歴を学ぶ意義を感じ

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    2025年12月27日
  • 日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す

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    著者の著作は時々手を取っているが、その中でも現実に具体的に触れている程度が非常に高く感じた。

    概念についての論考から始まり、その考え方の具体例をそれぞれの論客を取り上げて整理した上で、現代史から実世界を論じている。どちらの思想に対しても目配りが効いていると思う。そして、思想というものの重要性をとても認識させられる一冊である。政治世界だけでなく、現実世界をどう解釈するのか、という点において自分自身の考え方を相対的にできるように意識できるように、これまでの考え方の束としての思想に触れていきたい。
    取り上げている論客への道標でもありつつ、確かな読み応えを味わえる読み物であるといえよう。

    なお、丸

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    2025年11月09日
  • 民主主義とは何か

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    議会制、選挙、自由は、本質的に民主主義と結合した概念ではなくて、歴史の趨勢がそれらを結合させ民主主義を現在の姿に変えていった。本書は、民主主義を政治史の俎上で相対化し民主主義そのものの姿を明らかにする。

    著者は民主主義をめぐる歴史において古代ギリシアを特別視していることを認めている。先史の原始的な人間集団のなかで民主主義的プロセスが自治的な合意形成に利用されたことはありえたとしながらも、古代ギリシアのポリスでは市民が民主主義的制度とその実践に自覚的に取り組み、徹底化していた点で一線を画すという。

    民主主義がときに誤るとしても自己修正が可能であるというのは、プラトンの哲人政治が持続性を持たな

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    2025年09月01日
  • 日本の保守とリベラル 思考の座標軸を立て直す

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    日本における保守、リベラルの近代〜現代の流れを知ることができた。

    これ一冊で保守とリベラルについて完全に知れるという感じではなく、入門書という感じがした。

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    2025年08月16日
  • 選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと

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    まだ途中ですが、今のところ、日本の政党の政策の比較をしてどこに入れるか検討させるというよりは、世の中にどんな問題、どんな争点があるのかということを挙げて、外国とも比較しながら丁寧に解説している本。
    タイトルから期待するところとはずれる可能性はあるが、内容は上質な社会(社会科ではない)全体を記した教科書だと感じた。
    高学年以上なら子どもも読める。つまり、大人にも分かりやすい。役所の待合室にでも置いておいたらどうだろうかと本気で思う。

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    2025年08月10日
  • 民主主義のつくり方

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    民主主義が危機を迎えていると言われている昨今、もう一度民主主義のお勉強を。まず、独裁制や専制と違って、変化することを前提にしている制度であること。だから、内容はどうあれ、変化を恐れてないけない。理性的な判断の前に経験が来ることがあること。頭で理解するより、経験の方を重視して意思決定を行うということだが、SNS時代・web時代で直接的な体験が失われていることを考えると、これは確かに危機かも。それから、コミュニケーションや多少の摩擦から議論が生まれまとまっていくこと。これは隣人が誰だか話からない都内では起こりにくいということを考えると、民主主義が生き残っていくのは、実は地方なのかも。

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    2025年06月22日