宇野重規のレビュー一覧

  • 民主主義とは何か

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    『民主主義とは何か』

    今の日本で、我々に何ができるのか…
    我々は何をすべきなのか…

    考えさせられた。

    政治が悪い、政治家が悪い、誰かが悪いではない。
    今の日本の体制・システムを簡単に変えることはできない。
    今、我々にできることをやること。

    参加し、責任を持つこと。

    今の政治を選んだのは、我々。
    その結果の責任は我々にある。

    自分たちの問題は自分たちで解決する。
    その責任は自分たちにある。

    それが民主主義なのではないだろうか。

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    2022年07月24日
  • 〈私〉時代のデモクラシー

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    democracyは私ではなく、私たちの力によるもの
    市場化、民営化、選択制→行き過ぎれば社会を無意味化する、私たちの力で社会を変えることが不可能に

    P.4 ブレジンスキーの発言

    平等社会の個人にとっての「多数の暴政」問題
    苅谷剛彦 
    「閉じた共同体的空間」内部における差異、外は奇妙な無関心さ
    努力の平等主義⇔結果の平等

    日本
    「小さな福祉国家」にして「大きな土建国家」、その下の「仕切られた生活保障」
    平等意識と時間感覚「いま・この瞬間」
    佐藤俊樹 戦後の不平等感の消失
    →不平等に敏感

    2
    ウルリッヒ・ベック「社会的不平等の個人化」
    ロベール・カステル「負の個人主義」

    社会問題の心理

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    2022年05月26日
  • 学問と政治 学術会議任命拒否問題とは何か

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    新聞等で一時期賑わせたが、結局なんだったのか?理解していなくて読んでみた。任命拒否された側の本、その当人達も執筆している。そのため偏りのある意見が書かれている事は容易に想像できた。人文系の文は自分には読みにくくスッと頭に入らない。とにかく任命拒否は法律違反がベースにある。過去の歴史事例を引き合いに出し議論がなさている。
    全体的にもっと簡潔に説明出来ないものだろうか?と思う。


    学術会議自体が具体的に何をしているのか?そもそも任命拒否された人がいたために国民がデメリットを被ったのか?その辺が追加で知りたい。

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    2022年05月13日
  • 未来をはじめる

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    言葉が噛み砕かれていてわかりやすく、講義を聞いているような感覚で読み進めることができる。

    ルソーなどの古典から最新の学説まで初学者にもわかりやすいように解説し、考えさせる手法は面白く、参考になった。「政治」という概念をいかに広げ、身近なものに感じさせるかということを意識していることが伝わる。学説や制度を深堀りする感じではなく、広く浅く勉強するには良い本◎

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    2022年04月09日
  • 民主主義とは何か

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    以下、引用

    ●これらのことは、現代に通じる重要なメッセージといえるでしょう。個人が経済的・社会的に隷属した状態では、どれだけ公共的議論による政治が存在しても不十分です。人々が実質的に議論に参加できる状態をつくり出す必要があるからです。人々の経済的・社会的解放なくして民主主義はありえないのです。
    ●民主主義が参加と責任の両方の契機から成り立つことは、現代においてもあらためて重要な意義をもってくるのではないでしょうか。
    ●自由な民主主義社会をつくるためには、日常的なレベルで人と協力する練習をしておいた方がいい。今日なお傾聴に値するトクヴィルの教えではないでしょうか。
    ●このような状況において残さ

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    2022年03月06日
  • 民主主義とは何か

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    前半のギリシアから西洋までの接続は面白く読めた。後半は少し駆け足な感じがして,記述も不十分に感じた。新書なので仕方ない気もするが

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    2021年12月22日
  • 保守主義とは何か 反フランス革命から現代日本まで

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    ・保守主義の思想は、楽天的な進歩主義を批判するものとして生まれ、発展してきた。
     →進歩の理念が失われるにつれ、保守主義も位置付けが揺らぐ
    ・バークの保守主義
    →社会や政治の民主化を前提にしつつ、秩序ある漸進的な変革を目指す 自由を守る
    ①保守すべきは、具体的な制度や慣習
    ②そのような制度や習慣は歴史の中で培われたもの
    ③大切なのは自由を守ること
     →フランス革命には反対(抽象的な理念に基づいて社会の全面的な改造を試みるもの 革命)
    ・ハイエク
    →保守主義は未来に向けてのアクセルに欠ける。自由主義は変化を歓迎する。保守主義もまた人間の理性への過信を批判するが、あくまで階層秩序を好む。自由主義は

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    2021年11月06日
  • トクヴィル 平等と不平等の理論家

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    トクヴィル専門家によるトクヴィル研究書。内容は理解できるのだが、トクヴィルの素人からするとその人物像や考え方がはっきり見えてこない。もともとそのような理解しづらい人物かもしれないが、トクヴィルがいかに偉大かは理解できなかった。また、最後に現代的な意義について述べているが、インターネットやSNSで自由に意見を述べられる時代が、トクヴィルの予言する自由で平等の社会にあたるとの意見はこじつけに思う。封建制、貴族制、自由と民主主義の時代や社会主義や資本主義が複雑に絡み合う中で時代は進んでおり、今までとは違う新たな理論が適応される時代が次々やってきてるわけで、自らの研究対象と現在を結びつけようとする他分

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    2020年10月10日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    仕事関係のとあるきっかけで手に取った本。

    社会科って実用的なイメージだったけど、社会科学となるとまた違った効用があるんだな、と知ることが出来た。

    身の回りのことを分析して、自覚して、
    「これは出来ている」「これはまだ出来ていないから、このあとどうしちゃおう」
    と将来を楽しみにするのが、役立て方の一つということかな。

    来てない未来を楽しみにするためには、それだけの能力がないといけないと思う(先天的に楽天的な人は別として)。
    その能力は、考える力だったり、考えるための材料を集める力だったり、集めた材料を編集する力なんだろう。

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    2019年12月23日
  • 未来をはじめる

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    豊島岡女子学園中学校・高等学校において行われた講義の講義録のような本です。中高生が読んでもいいし、大人が読んでも面白い内容です。
    現代の日本の問題を取り上げつつ、民主主義、グローバリズムなどの問題に切り込んでいきます。
    結論を急がず、一緒に考えていくというスタイルがいかにも講義という感じです。
    政治のことは「よくわからない」「面倒臭い」まま大人になってしまった方に、もう一度政治について考えたい方に、読んでほしい本です。

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    2019年06月18日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    『運動が起き、それが広がるためには、「参加者の間で何らかの価値が共有されていること」そして「その価値が相手にも共有されていると考えていること」が必要』

    相手にも共有されていると考えていること、これが難しい。運動まで行かなくても、仕事の部下と上司の関係でも同じことがいえるんじゃないだろうか。多様な価値があると考えることのできる経験と想像力と余裕が必要だと思う。


    『事実の認識問題は、「出来事レベルでの認識の共有に失敗」と「解釈レベルでの認識の亀裂」がある』

    出来事レベルでの認識の共有は日常でもよくある。それをなくすために丁寧にこまめに伝えようとするとそれはそれでくどい(笑)
    でも、仕事

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    2018年10月28日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    全体としての問いかけにはすごく共感できるものがあるが、いかんせん学者さんなのでソリューションがぼやっとしている感は否めない。また、章ごとに質が異なっていて、身近に感じるもの感じないもの、抽象的なもの具体的なもの、賛同できるものできないものとバラついている。勉強になったところもあるので、気持ち的には星3つ強です。

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    2018年10月21日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    大学教授等の専門家が、現代社会での事柄について、上から目線で述べたもの。本書作成の発想はとても良いと思うが、共著となっているので章によって、質にばらつきがあり、感動的な内容がある一方、読むに堪えない稚拙な部分もある。特に松沢氏の意見は、左翼的で賛同しかねる箇所が多く、また下から目線で本書作成方針に反すると思う。
    「シェアリングが広まれば、人生の生活水準は上がりますが、GDPは上がりません。物を大切に使うことや、再利用に努めることも、やはりGDPを上げません。エコロジカルな暮らし方はGDPの上昇には結びつきにくい傾向があります」p15
    「(勤労)まじめに労働にいそしむことを大切にする考え方は、

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    2018年10月21日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    高校生でも十分に読める易しい語り口で、論点がすっきりと整理されている本。学問を通じて「世の中をちょっとでもましなものにしたい」という思いが前面に表れていて、好感が持てる。
    表紙もgood。

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    2018年09月13日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    日本の社会を、12のキーワードの切り口から、社会科学の手法により考察、分析している。ポストGNP、多数決の基準の取り方で変わる結果は考えさせられる。本書でも述べられているが、近代を主導する理念が、進歩から希望に変わり、未来への思考が楽観的から懐疑的に変わりつつある意見は一聴に値する。

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    2018年05月15日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    20180503 自分なりに今の政治にモヤモヤした気持ちを持っていた。そんな時にこの本を見かけた。そうだ、基本を理解していないから答が出てこないんだとの思いで読み始めた。各担当者の知識はもちろんだがテーマに発生するだろう疑問に対しての回答もわかりやすい。今をつかむために気になるテーマからでも読む事を勧めます。

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    2018年05月03日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    現代社会を切り込んでいるように思えて、そうでもない書きっぷり。SEALDSの運動が18歳選挙権を促したように書かれてあるが、そうとは思えない。
    章立てしてあるが、論点がいまいちわからず、読み投げ。

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    2018年04月28日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    これからの社会をよりよくするためのヒントとして、一人一人が考えていかなければならないテーマを4人の著者が解説した本。取り上げられているテーマは、GDP,勤労、時代の分け方、多数決、社会運動、私、公正、信頼、等々全12項目。
    できるだけ平易に書いてくれているのだとは思うが、それでも筆者にとってはまだ難解な個所が多かった。
    そもそも本書カバーのイラストが田中圭一だったので、内容もそれなりにやわらかいものだと期待してしまったのが間違いだった。田中圭一の作品を知っている人には、カバーイラストは明らかにミスリーディング。
    著者達、あるいは出版社側は確信犯なのか、それとも偶然なのか、田中圭一の起用に至るま

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    2018年01月04日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    GDPに代わるもの=HDI(ヒューマンデベロップメントインデックス)。概してGDPに比例する。
    国民総幸福量=GNH。

    功利主義基準(全員の効用の足し算)、ナッシュ基準(掛け算)、マクミラン基準(最低のレベルに着目)。
    どの基準が幸福の算定にいいか注意する。

    日本人には「働かざるもの食うべからず」という背景があるため、生活保護や貧困対策よりも、公共投資による勤労のチャンスを用意することが大事だ、と考えるようになった。

    日本の政治は、特定の誰かの利益、の寄せ集めになっている。教育の無償化、医療の無料化などみんなの利益となる分野が少ない。

    選挙は決め方次第で結果が変わる。決戦投票方式やぼづ

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    2017年11月19日
  • 大人のための社会科--未来を語るために

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    もともとあまり「社会科」は好きではなかったし,今でも「社会学」とか「社会学者」って漠然としてアヤシイと思っているんだけど,読んでみた。
    読みやすいし,「そうだね」「なるほど」と共感することは多いものの,結局「社会科」って何なのかはよく分からない。

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    2017年09月10日