入江亜季のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み17歳の御山慧は探偵である。
更に、不思議なことに車や家電など物から話を聞くことができるらしい…。
不思議な力を使って依頼をこなしていく。
ある日、伯父と弟と連絡がつかないことに気づき、祖父と共に急いで日本へ向かう。
家が売りに出されており、伯父夫婦は亡くなっていた。
更に弟は行方不明で…!? -
Posted by ブクログ
シリーズ7巻目にあたる本作。
全巻までの緊張感のあるシーンは主人公、慧の友人である清の登場により、少し緩和されたように思う。
ただ、その一方で日本での独自捜査を続ける慧たちは、弟の三知嵩の知人を訪ねていくなかで、誤魔化しのきかない、引き返せないところまで踏み込んでしまった感がある。
また、今まで明かされてこなかった三知嵩と母親、慧と母親の関係が明かされ、三知嵩がどうしてこうも歪んだ愛情を求めるのか、というところの根源を知れた気がした。
弟である三知嵩を無実だと信じている慧に対して、調べれば調べるほど、邪悪な三知嵩の行動が露呈してくる。
今後、慧は三知嵩をまだ信じてやれるのか。
また、世間的に死 -
購入済み
相変わらず好きなんだが
慧と清の仲良し凸凹コンビが日本で過去をさかのぼる調査へ。
面白いんだけど、探偵業が成り立つほど観察力や洞察力に優れた慧が
弟のことだけあまりにも知らない、というのがなぁ。
親の不在がキーなのだろうか。