あらすじ
北欧アイスランドを駆け巡る、探偵・御山慧(みやま・けい)のジュヴナイル・ミステリ第6巻! 傷ついた慧は日本へ帰国する。”日本編”スタート!
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見渡す限り無人の荒野を突き抜ける道路、その脇に横転しているジムニー。
運転席のドアをバカッと開けて顔を出し、「嘘だろ」とつぶやくサングラス姿の男。
まるで映画のオープニングのようなシーンからこの作品は始まります。
第1話では、横転したジムニーのシーンから、男がジムニーの中を整えて一晩過ごし、夜が明けてから道路を通る人を捕まえてジムニーを起こしてもらい、再び走り出すまでを、ただひたすら描きます。男がどうやら車と意思疎通をしているような様子や実在するのかどうかよくわからない女がウロウロする様子が合間に描かれるものの、ここがどこなのかも男は誰なのかもまったく説明されません。ロードムービーものなのかしら…と思わせておいて、この後いろいろなことが説明されていくのですが…本当に、少しずつ少しずつで、しかも、ロードムービーかと思えばミステリーのようで、ミステリーかと思えばラブストーリーのようで、ラブストーリーかと思えばサイコホラーのよう…先が気になってしょうがない!!
とにかく言えることは、これを読んだら絶対にアイスランドへ行きたくなる、ということです。ジャンル問わず、とにかくおもしろいマンガが読みたい!という方におすすめ。
感情タグBEST3
前の巻からしばらくお休みしてた
日本編とみて読みたくなり最後まで夢中になって読みました。この漫画は優しい絵柄と雰囲気が好きなのですが、やはりストーリーも夢中になります。
途中時々涙が出ましたが、やはり最後のこの流れはびっくり。でもそうだよなぁ、こうなるよねと。
最初は優しいスローライフ漫画だと思ってたけどどんどんミステリーになっていきますね。私は好きです。
Posted by ブクログ
待望の新刊!前半はかなり大きく物語を動かし、後半はのんびりと。
これまで連載期間の長さを考えると本筋の進み具合は牛歩だと思うけど、これは旅漫画なので全然いい。
続きが想像出来ない急展開
これまでの経緯でも充分魅力的な内容だったのですが、ここに来てまさかの急展開で驚きました。主人公の機転に関心しつつも、深まる謎に二度びっくりします。「え?じゃ次号は一体どうなるの?」と、主軸だと思ってたアイスランドの美しい情景のなかで繰り広げられる人と自然との関わり合いにミステリー要素が追加。待つのがツライ!
匿名
今後の日本編の展開はどうなるんだろう。ミチタカの件も気になるし。
日本の描写も素敵でしたが、リリヤ贔屓の私は新キャラ女性に
少しモヤモヤ気味で読んでました。。
Posted by ブクログ
ドキドキする様なミステリーと心が落ち着く綺麗な自然描写のキレがどんどんと増している感じがする。
日本の心落ち着く情景が乱れた心から棘を取り、身体や心が研ぎ澄まされていく様がとても素敵。
Posted by ブクログ
何故だか遺体回収 弟が自死扱いされて、遺体を引き取ることが出来ないまま。慧は、死んでないと結論づける。
生きてたとしても厄介そうな弟をどーするのか。今回は日本の和がメイン。もしやこの本海外でもかなり読まれてる?海外ウケしそう。
いいね
ミチタカがいなくなって、死んじゃって。
ケイは日本へ帰ってくる。
アイスランドの曇天のような展開が続きます。
Posted by ブクログ
呆然として、しながらページをめくっているうちに6巻が終わってしまった。慧の気持ちをそのままもらって、最後にようやく立て直せはした…かな?
掲載雑誌が変わった?らしく、ページ数が増えたとのこと。風景に割いてるなぁとは思った。湖で見開き使うのってすごいと思う。
白黒なのに、現地を見たこともないのに、寒々しくて広々とした空気を味わった気がした。
Posted by ブクログ
久しぶりの新刊、待ってました…。手に取ることができて本当に嬉しい。
アイスランドの空、湖、どこまでも続く道、日本の田園風景…すべての景色、登場人物が美しく描写されていて見惚れてしまう…。食べ物も美味しそう。ミステリアスな物語とのバランスがとても良い。ストーリーは大きな転換があって、今後どうなっていくのかがとても気になるところ…
印象的だったのは、糸さんがお茶を立てる場面で言った台詞。
「人間はゆらぐものです 変わり続けるものです 平気なふりをすることではありません 自分の真の心を知ること 飾らぬ心で客人に心よりの敬意をもって 一服のお茶をふるまうこと 変わり続ける人と人の 二度とない邂逅に感謝し おいしさと快適さとあらゆる調和で客をもてなし その日その時その縁に真剣に向き合うこと それがお茶の道です」
自分の真の心を知る、その言葉で慧が自分がなにを思いどうすべきか、見定めることができたのだと思う。続きも楽しみです。
Posted by ブクログ
日本とアイスランドで、空気が全然違うのが伝わって来て凄い。どっちの書き方も好きだけど、日本での慧の生活は、時間がゆっくり流れている感じがして好きだ。
リリヤとは全然違うけど、素敵なお姉さんも登場。また出るのかしら。
話も大きく動いたし、このまま次を読みたい。
Posted by ブクログ
お点前は無心で身体が動くよう繰り返し行います。雑念をもって真摯なおもてなしができますか?
『平常心是道』 お茶を点てる 身体に染みついた所作に集中するなかで 焦りや不安 欲望 虚飾 心のうわべをそぎ落とします
人間はゆらぐものです 変わり続けるものです 平気なふりすることではありません 自分の真の心をしること 飾らぬ心で 客人に心よりの敬意をもって 一服のお茶をふるまう 変わり続ける人と人の
二度とない邂逅に感謝し おいしさと かいてきさと あらゆる調和で 客をもてなし その日その時その縁に真剣に向き合うこと それがお茶の道です
Posted by ブクログ
アイスランドを舞台にした、超能力を持った一族の話。
まさかの、あのキャラの死。
そして日本編。
そこで主人公が決意したこととは…
次巻も読みたいです。
Posted by ブクログ
三知崇のその後は、いったいどうなっているのかモヤモヤする。
日本の田舎の良さはわかるが、まだまだアイスランドのいろんなところに連れて行ってほしい。
Posted by ブクログ
ウッッッソ!?みたいな始まりの6巻でした。面白い。
三知嵩嘘だろ…あの湖にいた画家の完全記憶能力お兄さん怪しすぎる、好みのキャラなので今後も出てきてほしい。
故障した慧はジャックに連れられて日本へ、日本編始まりました。糸さんと御山家の身長差良いです。
バイクのお姉さんずっと名前が登場しなかったけど、彼女も良いキャラです。
慧は狂気と紙一重みたいなキマり方してるけど、実物は見せられてない所とかで確実にそうと決まった訳ではない…というのもわかるので気が済むまでやるとよいです。続きも楽しみです。
Posted by ブクログ
約2年ぶりの新刊。待ちわびていました。
アイスランドの風景を描くのとはまた違った雰囲気の、四季がはっきりとしている日本ならではの風景を魅力たっぷりに描いてくれています。
しかし、慧を取り巻く謎は深まるばかり。今後の展開も楽しみです。
Posted by ブクログ
掲載誌が分割し、エースの1人として増ページに合わせたのか、ドカンとストーリーが動き出したのかなぁ。この人の連載作って、動き出さない感じがするんだよなぁ。
話が進まない
1巻まるまるで死んだか死んでないかの話をしたのはストーリーの進み的にちょっとだるかったです。
せめて生きてるか死んでるかの確定くらいはしてほしかった。基本的に暗い話ばかりだったので。
舞台が日本で新味がなかったのも原因かも。