長尾和宏のレビュー一覧

  • 小説「安楽死特区」

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    日本で安楽死法案が可決され、東京に「安楽死特区」が作られた。認知症、末期癌等、病による痛みに耐えれない患者が対象となる。
    初めて安楽死が実施される時に悲劇は起こった。
    これが現実の場合、自分や周りがどう変わるのかすごく考えた小説。

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    2025年09月18日
  • 小説「安楽死特区」

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    この本は2019年12月21日に発行された、2024年、2025年の未来を描いた本でした。偶然その本と、2025年の私が出会ったことに何かの縁を感じます。

    安楽死をテーマにした本で、18歳の私にとってあまり身近ではなかった「死」について考えるきっかけになりました。1番驚いたのは、死を望む人の多さ。そういえば、高齢者だけでなく、若者の自殺件数も増えてるなぁと

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    2025年02月15日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    歩くことと認知症になりにくいことの関係は、「歩く疲労と、太陽光による睡眠ホルモンのリセットが、眠りに効く。質の良い眠りによりアミロイドβという脳のゴミが血流に排出される」という因果関係で、論旨は非常に分かり易いです。

    ただ歩くのではつまらないので、たとえば計算しながら歩くことを著者は勧めていますが、それは私も以前からやっています。84-21というナンバーの車を見たら84と21を7で割って12:3だから、さらに3で割って4:1の比だな、と計算するとかです。

    前半には認知症と糖尿病の関係についても書いてあり、歩くこととに加えて、糖尿病にならない食習慣が必要だとあらためて思いました。

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    2025年02月05日
  • 痛くない死に方

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    読みやすさ★★★★★
    学べる★★★★★
    紹介したい★★★★★
    一気読み★★★★★
    読み返したい★★★★★

    文句無しのオール5で良いかと思います。
    医療者(何なら医療一家)の私でも知らない人間の最終章。1000人以上は看取った看護師の母でも体系立てては知らないと思われる、痛くない死に方。

    往診と訪問診療の違い。
    高齢者でお餅が喉に詰まったとき、あるいは、ケア施設で最期を迎えたとき、救急車を呼ぶということ。
    覚悟なき惰性は全員を不幸にする。

    人の死が「非」日常である今、もう少し真剣に身近に死に方について考えなければならない。

    そして、長尾先生のような医師に人生の最期に出会えた患者さんは幸せ

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    2024年12月04日
  • 病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~  簡単、無料で医者いらず

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    長尾 和宏
    昭和33(1958)年6月生まれ。香川県出身。趣味はゴルフと音楽。昭和59年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。昭和61年より 大阪大学病院第二内科勤務。平成3年より市立芦屋病院内科勤務。平成7年に、尼崎市に長尾クリニッックを開業、外来と在宅医療を両立。あえて「町医者」という言葉にこだわり、「町全体が私の病棟、自宅は世界最高の特別室」をモットーに、病院で1000人、在宅で1000人を看取ってきた。在宅医療のリーダー的存在、また、<日本尊厳死協会>副理事という立場から、高齢者の健康、終末期医療、尊厳死・平穏死について硬軟自在な論調で多くの提言を行っている。毎日綴る

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    2024年03月21日
  • 病気の9割は歩くだけで治るPART2 体と心の病に効く最強の治療法

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    睡眠薬使い続けると脳が萎縮するらしい。不眠症とかも見逃されやすい潜在的貧血(フェリチン値不足)が関係ありそうなんだよな。鉄剤で不眠も治ったって声も聞くし。

    長尾 和宏
    昭和33(1958)年6月生まれ。香川県出身。趣味はゴルフと音楽。昭和59年東京医科大学卒業後、大阪大学第二内科に入局。昭和61年より 大阪大学病院第二内科勤務。平成3年より市立芦屋病院内科勤務。平成7年に、尼崎市に長尾クリニッックを開業、外来と在宅医療を両立。あえて「町医者」という言葉にこだわり、「町全体が私の病棟、自宅は世界最高の特別室」をモットーに、病院で1000人、在宅で1000人を看取ってきた。在宅医療の

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    2024年03月21日
  • 「平穏死」 10の条件

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    人は誰しも必ず死にます。年がら年中死について考えるのは病的ですが、全く考えないというのも、なるほど病的なのかもしれません。
    1970年代後半を境に、自宅で亡くなる人の数と病院で亡くなる人の数が逆転したそうです。昔は自宅で家族に見守られながら、自然に平穏死する人が大半だったのです。
    どうすれば平穏に最後を迎えられるのか。誰もが、一読して考えるべき重要なテーマです。

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    2024年02月10日
  • 痛くない死に方

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    訪問医療を受けることは難しいと思っていた。母も家で看取れたら良かったと思う。それから点滴は痰や体の浮腫みを引き起こすものだと知った。人は枯れるように亡くなるのが自然の死に方とのこと。

    家で看取るという事がもっと簡単にできるシステムが整うと良いと思う。

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    2023年12月10日
  • ひとりも、死なせへん  コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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    今では懐かしい響きとなった「町医者」の矜持を感じさせてくれる魂の1冊。
    日本の誇る「現場力」と対象的な医療行政•医療会、政治の惨状をあからさまに語ってくれた事に敬意と感謝をしたい。と同時に周りの人間にそれらを伝えていきたい。
    巻末に載ってたアルフレッド•アドラーの【「誰かが始めなくてはいけない。見返りが一切なくても、誰も認めてくれなくても「あなたから」始めるのだ】を胸に秘めて…

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    2023年02月05日
  • ひとりも、死なせへん  コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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    長尾先生の本は今までも「平穏死」など読んでいるが、今回コロナに携わる町医者として日記というかたちで本にしている

    こんな目が回るほどの忙しさのな中よく記録してあったものだ

    「保健所」のあり方が長尾先生の患者さんを助けたいという気持ちがあるのにうまく機能しないもどかしさがヒシヒシと伝わってくる

    先生が「今に自分が死ぬだろう」と決死の覚悟で在宅医療を続けているのが本当に頭が下がる

    「ヤイヤイ言って」やっと受け入れてくれたという記載がかなりあって「ヤイヤイ」言わないと動かないのかなぁとモヤモヤする

    ワクチン後の死亡がニュースにならないのはおかしいし人数も曖昧だし、そもそもワクチンによる死亡と

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    2023年01月02日
  • ひとりも、死なせへん2

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    ネタバレ

     ワクチンが効かないことがわかってきた。紫外線を浴びながらの有酸素運動こそが自然免疫を高める。肥満と喫煙がハイリスク。長尾和弘「ひとりも、死なせへん2」、2022.6発行、416頁。ワクチン「打て打てドンドン」一色。インフルエンザと同じ扱いにし、保健所外しを。今は丸投げ、放置の状態。5類にすれば命を救える。コロナ死は報じ、ワクチン死はスルー。ワクチン死、政府発表は約1000人だが、接種後1~2ヶ月の死を含めれば何千人にも。死亡と重篤者を含めると1万人単位。報道されていない。首相にお願い:嘘をつかず、5類に。

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    2022年11月24日
  • 病気の9割は歩くだけで治るPART2 体と心の病に効く最強の治療法

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    〈本から〉
    老化の原因
    ① 細胞の酸化
    ② 細胞の糖化
    ③ ホルモンの変化

    歩行で若返るカギはホルモンバランスにあり!

    若返りホルモン、長寿ホルモン、やる気ホルモン、幸せホルモンを増やし、
    肥満ホルモン、ストレスホルモンを減らす最良の方法が歩くこと。

    老化と寿命を左右する「テロメア」。すとで縮み、運動で伸びる。運命は後天的な努力で変えられる。

    男性の染色体はふぞろい。しかもY染色体は年々短くなっている。生まれながらにして出来損ないの男性こそ、歩かないでどうする⁉︎。

    3分さっさと歩いたら、3分ゆっくり。交互に繰り返すインターバル速歩で病気をはねのけ、健康寿命を伸ばそう。

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    2022年07月26日
  • ひとりも、死なせへん  コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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    「祈っても詫ても、許してもらう機会などないのだから、下の者たちの恨みを買うことのないように配慮するべきだ」
    黒田官兵衛

    政治と現場の乖離の激しさ、読んでいてこちらがイライラする程の政治、メディアの対応でした。そしてこの、コロナワクチンの情報管理の杜撰さ。長尾医師と比較してしまうので、全く腹立たしい。

    この本の続きは、youtubeのABCテレビニュース、またはコロナワクチン検索なさってみてください。
    長尾医師は、ずっと頑張ってくださっています。

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    2022年06月23日
  • 歩き方で人生が変わる

    購入済み

    私も看護師

    今の今迄、運痴で多忙な勤務を言い訳にしてきましたが!

    ある日(これではいかん。体力なければコロナも抗がん剤も凌げない。ワタシの老後は無いと思わねば)と臨床経験から天啓を受け、通勤路を1時間かけて歩くことにしました。
    どうせ三日坊主だろうと誰にも言わなかったのですが、既に3ヶ月経過、まだまだ痩せはしないものの早朝に汗をかいてお肌がきれいになり、何よりも自信がつきました。
    なお夕張市の取り組みの記述も興味深く感じました。
    しかし100年近く前の人ってもっと肉体労働して歩いてたと思うけど、早死だったと思いません?それは栄養不足と医療事情かな。如何せん時代を経た我々、どのように健康を維持増

    #タメになる

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    2022年05月19日
  • 歩くだけでウイルス感染に勝てる!

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     長尾和弘先生は、「歩くシリーズ」を既に4冊発刊されています。5冊目が本書「歩くだけでウィルス感染に勝てる!」です。2020.4発行。歩くことは病気を予防・改善するだけでなく、とても楽しい習慣である。(同感です(^-^))①適度な運動(歩く)で免疫システムが活性化(人工のワクチンでなく自然のワクチンのようなもの)②太陽の紫外線でウィルスが不活性化(ビタミンDの活性化で骨も丈夫に)③免疫力が下がっている高齢者ほど歩く習慣が大切 ④歩行習慣で脳のセロトニン(ホルモン)が増え、自然と笑顔のなる ⑤血圧が下がる。

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    2022年05月15日
  • ひとりも、死なせへん  コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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    ニコニコ動画でこのお医者さんのことを知り、ドキュメンタリー映画を見てとても気になったので読んでみました。
    泣きました。

    こんなふうに生きることは私の理想かも知れません。
    心の叫びがたくさん詰まってて、コロナ禍のリアルがあるのでぜひともたくさんの人に読んでほしい。そしてこんな考えを持つお医者さんが増えたらなあと、思ってしまいますね。

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    2022年03月14日
  • ひとりも、死なせへん  コロナ禍と闘う尼崎の町医者、551日の壮絶日記

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    兵庫県尼崎市で長尾クリニックを営む町医者・長尾和宏先生が、2020年1月に新型コロナ騒動がスタートしてからコロナ禍の中東京オリンピックが開催される2021年8月までの、約1年半の軌跡を記した作品。約400ページあり、ノンフィクション小説としても読める一冊であり、作中、長尾先生により「コロナ対策の間違い」「なぜ医療崩壊したのか?」などが語られる。日本のコロナ対策には認知症患者という視点が抜けている、新型コロナにおけるタバコの弊害など、誰も触れてこなかった部分に踏み込んでいて、いろいろ考えさせられた。

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    2021年10月08日
  • 痛くない死に方

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    色々と具体的に、認識すべき事、記録し携帯すること、意思表示と共有する事、各種の利用:救急車・大病院・主治医・その他、とにかくためになる。年齢に関係なく必読書だと思う。

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    2021年07月11日
  • 歩き方で人生が変わる

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    ネタバレ

     人間の尊厳は、食事、排泄、そして移動すること。①50代、60代は、歩行速度と歩幅をチェック ②70代は、「三歩歩いたら健康、五歩歩いたら幸せ」をモットーに ③80代は、「おしゃれして歩く」これです ④90歳以上は、バリアアリーノ、家の中を運動場に。※いつか「歩行」が「移動」に変わる日が来る。一つでも薬を減らして、たとえ1分でも歩くことを楽しもう! 長尾和宏「歩き方で人生が変わる」、2017.10発行。
     著者の「歩行3部作」:「病気の9割は歩くだけで治る」「認知症は歩くだけで良くなる」「歩き方で人生が変わる」
     「病気の9割は歩くだけで治る」「認知症は歩くだけで良くなる」、そして「歩き方で人

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    2021年05月09日
  • コロナ禍の9割は情報災害 withコロナを生き抜く36の知恵

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     長尾和宏「コロナ禍の9割は情報災害」、2020.12発行。要約しますと: ①ステイホームで浮き彫りになった歩かない弊害 ②なんといっても自然免疫。自然免疫を高めるには、日々のウォーキングで免疫細胞の通り道である血液・リンパの流れをよくすること。食事は免疫細胞の7割が腸にあるので、食物繊維と味噌汁などの発酵食品を。適度なストレス(結構、難しい)③国の免疫力を上げるには、「三密」の回避と換気。そして、ワクチン・薬より自然免疫。(風邪のワクチンも変異が激しいノロウィルスのワクチンもない。新型コロナの場合も、本当に効果のあるワクチンをつくるのは難しく、できても副作用の問題がある)

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    2021年05月05日