長尾和宏のレビュー一覧

  • 小説「安楽死特区」

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    現在の日本の延長上の未来、安楽死問題と経済危機をお一人様の金持ち老人からの略奪に焦点を合わせて描いている。認知症、末期癌、神経疾患など病気の違いや年齢立場などいろいろな視点からのアプローチで考えさせられる。

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    2021年06月11日
  • 「平穏死」 10の条件

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     在宅での最期は、ほぼ全てが平穏死。在宅での平穏死は、昔は当たり前だった。自宅は世界最高の特別室。現在は8割が平穏死できない。「訪問診療」「往診」の在宅医を。在宅医の相性も大切。長尾和宏「平穏死 10の条件」、2012.7発行。

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    2021年05月16日
  • 痛い在宅医

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    父が突然、「俺は溺れ死にたくないからな!痛くない、苦しくない死に方がしたいからな!!」と謎のリビングウィルをしてきて、何かと思ったら片手にこの本を握り締めていた。

    長尾和宏先生、今まで存じ上げなかったが、著者プロフィールを見ると沢山の肩書きも著書もお持ちのすごそうな先生である。『病気の9割は歩くだけで治る!』という本も書いてるらしい、、、なんだかその先を読む気が失せてきたが、頑張って本文も読んでみた。

    読んでみるとかなり面白かった。まず構造が興味深い。長尾先生は今まで様々な著書で在宅医療(自分の家で死を迎えること)の素晴らしさを語ってきたらしい。この本は、それを盲信していた読者が自分の親に

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    2021年03月04日
  • 小説「安楽死特区」

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    トランプ政権崩壊後とか東京オリンピックの失敗で経済崩壊などと時代説明があり、3年後には本当に安楽死特区が可決されてるのではと思うくらいだった。
    私は安楽死賛成派で、自殺するより臓器提供できたほうがいいのでは?と思っていたけどそれも政府の思うツボなのか?と思わされる作品でした。

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    2020年12月05日
  • 小説「安楽死特区」

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    安楽死の是非をめぐる議論は、難病治癒の可能性だとか個人の尊厳だとかの観点から論考するのは必要だし重要なので表立って為されるけど、実は目の前に迫る日本の更なる高齢化による医療費高騰や医療現場逼迫等の防止策のひとつになり得るという観点からその必要性が是認される方向性もあり得ると言う実に現実的かつ切ない実態を認識させられる。

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    2021年08月07日
  • 小説「安楽死特区」

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    現役の医師が書いた、安楽死がテーマの小説。

    2024年、疲弊しきった日本の高齢者対策の一つとして、政府は合法的に安楽死ができる「安楽死特区」を設置、そこでの安楽死をめぐる議論と、集ってきた人たちのそこに来るまでの各人のバックグラウンドストーリーを通して、安楽死の必要性の有無を読者に考えさせる内容となっている。

    100歳社会と言われるようになった時代において、長生きは健康面、生活費等の観点から高リスクとなることからも、個人的には、一定の条件付きではあるが、安楽死を合法化は一つの施策として真面目に議論されるべきではないか、と感じた。

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    2020年06月27日
  • 小説「安楽死特区」

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    内容紹介
    死にたい、と願うのはエゴですか?
    生きていて、と望むのは愛ですか?

    このごろ、「早く日本でも安楽死を認めてほしい」という人が増えた。 その先にどんな未来が待ち受けているのか、書きたかった。

    2024年、日本で「安楽死法案」が可決した。東京オリンピックが終わり、疲弊してゆくわが国で、病を抱え死を願う男と女が、国家の罠に堕ちてゆく・・・。

    『平穏死10の条件』『痛くない死に方』他、終末期に関する多くのベストセラーを出している著者が、渾身の想いで書き下ろした初の本格医療小説!


    内容(「BOOK」データベースより)
    まだここだけの話、ということで“安楽死特区”構想についてざっくり説

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    2020年03月21日
  • 病気の9割は歩くだけで治るPART2 体と心の病に効く最強の治療法

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     歩くことが絶対ではないでしょう。

     ただ、歩くことは人として生きていく中で必要な事だという事は間違いないと思う。

     人が病にかかるという事が自然界の常識と考えれるのであれば、その病は自然の力で治癒しなければおかしいのではないか。

     いかに、今の医療が間違っているかがこの本を通じて良く分かる。

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    2019年12月24日
  • 薬のやめどき

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    ネタバレ

    わりと薬を減らしたい方向。減食と運動で生活習慣病が治るのは確かだが、どうやって継続して生活習慣を(本能を捻じ曲げる方向に)変えるかは大難題だから薬、をあまり責めてくれるな、と思った。とてもとて筋は通っているのだが。

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    2019年10月27日
  • 病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~  簡単、無料で医者いらず

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    なかなか良い本だと思いましたよ! 歩くことは腸の蠕動に繋がり、腸は脳よりも歴史のある器官なのだという…だから、歩かないと腸が動かないからマトモなウ〇コが出なくなるんだそうな…江戸時代の人間はやたらめったら歩いていたから便秘知らずなんだそうな…。タメになる話がたくさんあったような気がします!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    最近は薬至上主義というか、単なる風邪でも薬を求めてくる患者が多いようですな。薬は飲みすぎれば毒になるし、新たな病気を発症する危険なものらしいです…。

    面倒臭がらず、現代の日本人には歩いてほしい、と著者は訴えかけるのでした…。

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2019年09月18日
  • 「医療否定本」に殺されないための48の真実

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    あまりデータを示さず、経験に基づいて、医療は完璧ではないけど、否定しないほうが良い、と言っている。
    薦められるがん検診:
    胃がん:内視鏡
    大腸がん:便潜血
    肺がん:胸部レントゲン、胸部CT
    前立腺:PSA
    乳がん:マンモグラフィー
    子宮がん:細胞診

    効率のよいハイリスク検診:ピロリ菌陽性に対する胃がん検診、喫煙者に対する肺ガン検診、肝炎患者に対する肝がん検診

    腫瘍マーカーは、健康者に対する検査としてはあまり役に立たない、

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    2019年05月21日
  • 薬のやめどき

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    ちょっと刺激的な本を読んだ

    開業医さんである著者が「死ぬ間際までその薬を飲み続けるのですか」とおっしゃる
    う~ん、それは気が付かなかったよ!

    わたしは25年間、降圧剤服用している
    副作用はあるだろうとは思っているが、毎日血圧を測定、表にして診察日に見ていただいているし
    調剤薬局でもいろいろ注意してくださっている
    だから安心している続けているのだ

    昨年秋、下の血圧が80を切らなくなってきたので
    家庭医の先生が考えながら降圧剤1錠を増やしてくれた
    それでこの本読後、先日診察のときに
    「増やした降圧剤、このごろ70台に落ちたので減らせませんか?」ときいたら
    「いい状態になっているのだから

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    2019年03月11日
  • 痛くない死に方

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    治らないと病気とわかったり、あるいは老衰してしまったら、生かすだけのための延命措置はしてほしくありません。いわゆる「尊厳死」を選びたい意思です。しかし、言っていても書面で宣言しておりません。
    そんなあいまいな気持でいると現在の医療制度では「尊厳死」は実行できず、超現代の医学的な「延命措置」で痛み苦しまないと死ねないというのが本書の趣旨です。

    過剰な「延命措置」や「点滴」はおぼれて死ぬようなのだと著者は言っています。
    「痛くない死に方」は「平穏死」枯れて死ぬのが一番いいらしいです。

    「老病死」の「苦」を現実として受け止めているわたし、でもだからと言ってすぐは死にたくありません。だから「

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    2019年03月10日
  • 病気の9割は歩くだけで治るPART2 体と心の病に効く最強の治療法

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    男性ホルモンの代表格テストステロンは、筋肉や骨を強くし、やる気や記憶力、精力を高めてくれる。また、テストステロン値の低い男性は心筋梗塞の発症率が4倍も高く、うつにもなりやすい。このとてつもなく体にいいテストステロンは、なんと歩くだけで増やすことができる。みんながこぞって歩き、国民全体のテストステロン値が高まれば社会性も高まり国全体に活気が溢れ強い国家の礎ともなる。国家社会に貢献すべく今日もしっかり歩きたい。

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    2019年02月17日
  • 痛くない死に方

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    ネタバレ

    父親が死んだとき、本人に苦痛があったかはわからなかったが、少なくとも家族に苦労かけることなく助けられた。
    自分も周りに苦労かけず、そして苦痛なく逝きたいものだ。

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    2019年02月08日
  • 男の孤独死

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    軸になるのは「いかにして自分が孤独死を防ぐか」という内容で、最終的には「常に3人程度、何もなくてもLINEやメールのやりとりをする相手をつくっておく」ことが一番効果的のようだ。しかし、これは死んでから2、3日は発見されなくても仕方ないことで、1ヶ月も発見されないことがまずいということだ。高齢者になってから普段元気な状態である日突然死ぬ、というのはある意味理想的ともいえるので、人により価値観が分かれるところだろう。

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    2018年10月14日
  • 病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~  簡単、無料で医者いらず

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    ネタバレ

    ウォーキングで下半身を強くして健康になりましょう、という本。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    71:動物は癌になる率は低いものの、ペット化されると人と同じ率まで癌発生は上がる。

    98:歩くとセロトニンが増えるが、マシン上でテレビを見ながらだと増加率が下がる。

    176:セロトニン顔というのはある。逆に「セロトニンが出ない顔」もある。

    178:誰かといっしょに歩くと、愛情ホルモンオキシトシンもともに上がる。

    184:著者は歩くことにより脳神経細胞も増えると主張。

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    2018年09月30日
  • 歩き方で人生が変わる

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    ネタバレ

    同著者の「病気の9割は歩くだけで治る」に比べ、老人向けのないようになっていると感じた。実践的なことも書いてあったが、「9割」のほうが面白かった。

    下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:

    23:歩くスピードと歩幅、そして姿勢がその人の生き方を表わすと、著者は述べている。

    34:貧困層の人の一日の歩行歩数は、その上の層のそれよりも明らかに少ない。

    65:一日20から30分の強度の速歩でOK。

    (メモより追記、多分本書)67: 砂糖の害について。
    (同 追記)71:動物は本来癌になる率が全体の1割以下。ところが人に飼われると、人の癌罹患率と同じ(たしか3割以上)にまで上昇。人の与える餌や生

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    2018年09月30日
  • 男の孤独死

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    孤独死の7割が男性!
    医者としての経験から男の老後についての実態や分析はさもありなんと納得できるところではあるが、要は早く発見して欲しい、解剖台に上りたくない(もちろん出来ればそれにこしたことはないが)ので、そのための自己中心的な解決策の提示に見えてしまうところが、やや残念な気がする。

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    2018年06月12日
  • 薬のやめどき

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    最近年齢を重ねてこういう本に目がいく
    病院=薬
    なんかいいのかなあと思いつつ
    処方されたのだからと飲む
    一生飲む?
    へんだよね
    やめどきを考えたい
    医師に言うのが勇気がいるんだよねえ
    ≪ 幸せに どこまで役立つ この薬 ≫

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    2017年11月26日