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Posted by ブクログ 2024年02月10日
人は誰しも必ず死にます。年がら年中死について考えるのは病的ですが、全く考えないというのも、なるほど病的なのかもしれません。
1970年代後半を境に、自宅で亡くなる人の数と病院で亡くなる人の数が逆転したそうです。昔は自宅で家族に見守られながら、自然に平穏死する人が大半だったのです。
どうすれば平穏に最...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年04月21日
死の外注化
自分はどこで死にたいのか、家族をどこで看取りたいのか
他人にお任せ、身近な人の死に直接かかわろうとしない
平穏死について事例を通してわかりやすい文体で説明
がん末期の場合、老衰の場合、臓器不全の場合など
在宅療養で痛みのコントロールできること、救急車を呼ぶ意味、リビングウィルの表明の重...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月05日
今時の私たちに死は遠い存在で見ないし、考えない。でもラストのイメージを共有する事はきっと安らかな老いへとつながっていく。人生後半を意識したら是非読みたい一冊。
8割の人が老衰や認知症の終末期での延命治療を希望していないにも関わらず、現実は8割の患者さんに何らかの延命治療がされているとのこと。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月12日
医師にとって「やらない」「さわらない」分野である在宅でのみとり。往診でそれにこたえる医師。
延命治療に入ってしまうと中断するのは難しい。しかし、今日まで普通に生活していた人がもちをのどに詰まらせたり、誤嚥性肺炎を起こすことでいやおうもなく、救命⇒延命治療へ。
私もできるなら平穏死を選びたいが実際...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年06月23日
父が入院し、抹消点滴を始めて数週間が経った。食べ物の経口摂取はしていない。家族が医師と話しをし、胃ろうや中心静脈栄養はせずに、このまま抹消点滴を続けることに決めた。高齢のため、それで良かったのだろうが、終末期医療についてわからないことばかりなので、この本を読んでみた。
長尾先生は「死の外注化」に対...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月02日
死は原因に限らず家族の病。
二年前の本だが、在宅医の考えと病院勤務医の考えの隔たりに愕然とした。
今でも全く著者の考えは病院の常識からかけ離れている。
しかし、言わんとするところは多くの人の共感を得られるだろう。
腹水が貯まったら飲み食いさせるな、何もなければ腹水を使う、は目からウロコ。
父が他界し...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月29日
軽い文体でとても読みやすかった。
現時点の日本では平穏死は基本的に不可能、という認識が重要。
「延命治療は拒否してやるぞ〜」などとなんとな〜く考えているだけでは病院で死ぬことになる。
延命治療を受けないために出来ることを全てやっておく!くらいの覚悟がなければ平穏死は出来ない。
以前に立花隆の「臨...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月30日
死は誰にでも訪れるものであり、自分にとっての最良の最期をよく考えておきたいと思った。
胃ろうや経鼻胃管による延命措置、半分諦めながらの肋骨骨折を伴う心臓マッサージ、吐血と輸血の繰り返しなど自分の場合にはやめてもらいたい。
安楽死は法で禁じられていても、平穏死、自然死、尊厳死という選択はできるはずだ。...続きを読む
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