長尾和宏のレビュー一覧

  • 「平穏死」 10の条件

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    死は原因に限らず家族の病。
    二年前の本だが、在宅医の考えと病院勤務医の考えの隔たりに愕然とした。
    今でも全く著者の考えは病院の常識からかけ離れている。
    しかし、言わんとするところは多くの人の共感を得られるだろう。
    腹水が貯まったら飲み食いさせるな、何もなければ腹水を使う、は目からウロコ。
    父が他界した5年前に出会いたかった。

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    2014年10月02日
  • 「平穏死」 10の条件

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    軽い文体でとても読みやすかった。

    現時点の日本では平穏死は基本的に不可能、という認識が重要。
    「延命治療は拒否してやるぞ〜」などとなんとな〜く考えているだけでは病院で死ぬことになる。
    延命治療を受けないために出来ることを全てやっておく!くらいの覚悟がなければ平穏死は出来ない。

    以前に立花隆の「臨死体験」という本を読んで、死が怖いものだとあまり思わなくなった。
    (死について考えてみたい方にはお勧めの本です。)
    将来必ず誰にでも訪れる死について口に出すことが不謹慎だとか、縁起でもないだとか、タブーだとかいう考え方が、私には薄い。
    もう少し年を取ったら親と延命治療について話しておきたいと思ってい

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    2014年07月29日
  • 「医療否定本」に殺されないための48の真実

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    「医療否定」をした近藤誠さん(ガン放置治療などで有名)を否定しているのですが、どちらかというとこの著者の方も医療の問題点をこの本でも他の本でも取り上げられています。私にはお二人の立場は近いと感じましたが…

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    2014年04月22日
  • 延命治療で苦しまず 平穏死できる人、できない人

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    易しく、優しい本。筆者の持論はブログを通じて承知しているが、まだまだこうした内容に「目から鱗」という人は多いと思う。平穏死の考え方、もっと広まってほしい。

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    2014年03月07日
  • 抗がん剤10の「やめどき」

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    抗がん剤の引き際をストーリー仕立てでわかりやすく解説してくれる。
    長尾和宏氏の町医者として、かかりつけ医としての真摯な態度と思想が説得力を持って語りかける。
    自分らしく生きるとは何かを問う必読の一冊。

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    2014年01月31日
  • 「医療否定本」に殺されないための48の真実

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    ネタバレ

    医療否定本の悪影響に対抗したいという目的が明確。確かに極論を指摘し、グレーゾーンの存在を教えてくれている点で信頼感はあるが、ではどのように判断すればよいかとなると信頼できるかかりつけ医を自分で見つけることと、何とも頼りなくなる。
    それでも医療側の問題もみえてくるし、同時に患者側の問題も指摘されており、病院にかかるからには薬を処方してもらいたいという自分の意識も反省させられた。
    13-161

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    2013年12月03日
  • がんの花道 患者の「平穏生」を支える家族の力

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    「平穏死」の長尾医師とご自身ががん患者でありながら講演活動を続けている、藤野氏の共著です。がんになるということはどういうことか。がんという病気を正しく理解すること、そのうえでどう闘病すればいいのか、を描きます。

    そとから栄養分・水分を点滴で入れすぎると腹水がたまる。たまるから抜く。水分が不足するからまた点滴する…を繰り返すと結局がん細胞に栄養を与えることとなり結局死期を早める、など現場を知り尽くしたお二人ならではの情報満載です。

    大変参考になりました。

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    2013年10月09日
  • 「平穏死」 10の条件

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    死は誰にでも訪れるものであり、自分にとっての最良の最期をよく考えておきたいと思った。
    胃ろうや経鼻胃管による延命措置、半分諦めながらの肋骨骨折を伴う心臓マッサージ、吐血と輸血の繰り返しなど自分の場合にはやめてもらいたい。
    安楽死は法で禁じられていても、平穏死、自然死、尊厳死という選択はできるはずだ。
    老衰が一番いいのだろうが、それが難しいのなら、せめて在宅療養や口からの食事摂取だけでも叶えられたらと願う。

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    2013年05月30日
  • 「平穏死」 10の条件

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    この本で何度も書かれている「日本尊厳死協会」
    うちの母は会員でありながら、本人の意思でなく胃ろうを作り、現在寝たきりである。
    この本の内容を7年前に知っていたら・・・と悔やむ気持ちでいっぱいである。

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    2012年10月04日
  • 「平穏死」 10の条件

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    自称「普通の町医者」が、現代において、家で最期を迎えることがいかに難しいかを説明する本。ピンピンコロリを目指して元気に生きていたお年寄りが、軽度の不具合(転倒によるケガ等)をキッカケに病院でチューブに繋がれてしまい、急速に痴呆が進行し、植物人間になって無意味な延命治療の餌食になっているという。そして、ある程度高齢になって、あくまでも家で死にたいのなら、絶対に救急車を呼んではいけないし、家族にもその旨を徹底しておくべきだと説く。救急車を呼んで、いったん「処置」がとられてしまったら、家族がどれだけ懇願しても、医師が植物状態を解除することはない(それをやると、医師が「殺人罪」で捕まってしまう)。また

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    2012年10月08日
  • 「平穏死」 10の条件

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    普段ブログを読んでいるが、ブログに比べるとかしこまった印象。「熱さ」には物足りなさを感じたが、著者の考えを系統的に知ることができたのは良かった。著者がやや敵視している病院のお医者さんがこれを読んでどう感じるか、訊いてみたいものだと思う。

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    2012年07月19日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  ゴルフ場にはなぜ元気な高齢者が多いのか?
    第2章  歩かない人ほど、フレイルや病気になる
    第3章  認知症になる理由
    第4章  歩くことと肥満、美容
    第5章  歩くと、自然免疫が高まる
    第6章  歩行と脳は、関係している
    第7章  歩くだけで、認知症予防になる
    第8章  歩くことを楽しむ
    第9章  食事がダメだと歩いたことが無駄になる

    <内容>
    在宅医療などを長年やってきた医師の本。タイトルからすると、けっこうエピデンスを上げているかと思いきや、それは少なく、エッセイ的な感じ。自分がみてきた患者のエピソードを中心に、歩くことがいかに健康に保てるかを書いている。主に老化(認

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    2025年11月01日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    オーディブルにて

    当たり前のことが多いが、改めてこういう歩く習慣、基本的な生活習慣を大切にすることは、大事と感じる。

    ワクチンのことなどは、若干??な感じはあるけれど。

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    2025年09月21日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    ○本のタイトル『歩く人はボケない 町医者30年の結論』
    ○著者 長尾和宏(ながおかずひろ)
    ○どんな本?
    「歩く」というシンプルな運動を通じて、病気にならないように体を守る方法を教えてくれます。
    特に、認知症や生活習慣病と呼ばれる病気を予防するためのアイデアがたくさん詰まっていて、毎日健康で元気に過ごすための手助けをしてくれる内容です。

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    2025年09月12日
  • 小説「安楽死特区」

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    興味を引く題名でした。作者の死に対する考え方が基本にあり、考えさせられる内容でした。安楽死と言う考えがあっても良いように思います。ただ命を長く伸ばすだけが医療ではない。そのことを作者は、早い時期から世の人々に問いかけています。

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    2025年08月31日
  • 病気の9割は歩くだけで治る! ~歩行が人生を変える29の理由~  簡単、無料で医者いらず

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    ネタバレ

     歩くことの効用や、靴の選び方など。
     俺の母は自転車乗れないから40代で新聞配達もして歩き続け90歳でも元気
     子供を自転車に載せて移動というのは精神衛生、交通事故の危険はどうなんだろう、俺の子は幼稚園まで1キロほどの道を同伴で歩いて往復したからか歩くのを苦にしない。
     大阪人はちょっとの距離でも自転車乗る、通勤に、買い物に、(2025付記;ながらスマホが多い)
     かと思うと、敬老パス(大阪市では70歳以上一回50円)や障害者手帳(無料)で滞留所1区間なのに数分以上待って乗る人が多くいる。民営化してサービス低下と言われないよう、車椅子の人に丁寧に対応。
     バスに乗らない電動カートも多い。 

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    2025年06月05日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    なかなか説得力のある本。フレイル予防のため、親にも薦めたい1冊だけど、自分もそろそろランニングでなく、適度なウォーキングに移行しようかな。

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    2025年04月30日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    一部の特定の話題については、特に強いこだわりを持たれていると感じる箇所があったが、それこそが30年の自信に基づく結論なのだろう。目に見える効果が出てくるかどうかは別として、歩くことは良いことに違いない。

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    2025年04月05日
  • 歩く人はボケない 町医者30年の結論

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    散歩の効用はこんなにある!町医者を30年、臨床医を40年行ってきた著者が断言する、認知症をはじめとする生活習慣病の予防は歩行である。
    人間ドックの結果が年々悪くなることをきっかけに、ウォーキングや食生活の見直しをした。約5年続けて断言できることは、この本のとおり、歩くことは健康の源。ボケ防止にもなるとは目からウロコ。

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    2025年03月21日
  • ヤマケイ文庫 病気の9割は歩くだけで治る! PART2

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    毎日歩こうと思わせてくれる本でした。
    分かっていてもなかなか歩かないので、これを契機に歩いていこうと思う。

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    2025年01月25日