長尾和宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
軽い文体でとても読みやすかった。
現時点の日本では平穏死は基本的に不可能、という認識が重要。
「延命治療は拒否してやるぞ〜」などとなんとな〜く考えているだけでは病院で死ぬことになる。
延命治療を受けないために出来ることを全てやっておく!くらいの覚悟がなければ平穏死は出来ない。
以前に立花隆の「臨死体験」という本を読んで、死が怖いものだとあまり思わなくなった。
(死について考えてみたい方にはお勧めの本です。)
将来必ず誰にでも訪れる死について口に出すことが不謹慎だとか、縁起でもないだとか、タブーだとかいう考え方が、私には薄い。
もう少し年を取ったら親と延命治療について話しておきたいと思ってい -
Posted by ブクログ
自称「普通の町医者」が、現代において、家で最期を迎えることがいかに難しいかを説明する本。ピンピンコロリを目指して元気に生きていたお年寄りが、軽度の不具合(転倒によるケガ等)をキッカケに病院でチューブに繋がれてしまい、急速に痴呆が進行し、植物人間になって無意味な延命治療の餌食になっているという。そして、ある程度高齢になって、あくまでも家で死にたいのなら、絶対に救急車を呼んではいけないし、家族にもその旨を徹底しておくべきだと説く。救急車を呼んで、いったん「処置」がとられてしまったら、家族がどれだけ懇願しても、医師が植物状態を解除することはない(それをやると、医師が「殺人罪」で捕まってしまう)。また
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Posted by ブクログ
ネタバレ<目次>
第1章 ゴルフ場にはなぜ元気な高齢者が多いのか?
第2章 歩かない人ほど、フレイルや病気になる
第3章 認知症になる理由
第4章 歩くことと肥満、美容
第5章 歩くと、自然免疫が高まる
第6章 歩行と脳は、関係している
第7章 歩くだけで、認知症予防になる
第8章 歩くことを楽しむ
第9章 食事がダメだと歩いたことが無駄になる
<内容>
在宅医療などを長年やってきた医師の本。タイトルからすると、けっこうエピデンスを上げているかと思いきや、それは少なく、エッセイ的な感じ。自分がみてきた患者のエピソードを中心に、歩くことがいかに健康に保てるかを書いている。主に老化(認 -
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ネタバレ歩くことの効用や、靴の選び方など。
俺の母は自転車乗れないから40代で新聞配達もして歩き続け90歳でも元気
子供を自転車に載せて移動というのは精神衛生、交通事故の危険はどうなんだろう、俺の子は幼稚園まで1キロほどの道を同伴で歩いて往復したからか歩くのを苦にしない。
大阪人はちょっとの距離でも自転車乗る、通勤に、買い物に、(2025付記;ながらスマホが多い)
かと思うと、敬老パス(大阪市では70歳以上一回50円)や障害者手帳(無料)で滞留所1区間なのに数分以上待って乗る人が多くいる。民営化してサービス低下と言われないよう、車椅子の人に丁寧に対応。
バスに乗らない電動カートも多い。