小説「安楽死特区」

小説「安楽死特区」

小説・文芸
1,540円 (税込)

7pt

死にたい、と願うのはエゴですか?
生きていて、と望むのは愛ですか?
~死と向き合っている医師だから書けた、現代人のエゴイズム、そして愛と情~
このごろ、「早く日本でも安楽死を認めてほしい」という人が増えた。
その先にどんな未来が待ち受けているのか、書きたかった。(著者)

あらすじ:2024年、オリンピックで疲弊した東京はすっかり元気を失っていた。
人気女流作家の名をほしいままにしていた澤井真子はアルツハイマー型認知症と診断をされ、
小説が書けなくなる前に死にたいとある決断をする。一方、補助人工心臓手術の名医として
名を上げた尾形紘は、緊急搬送された大手自動車メーカー会長の手術執刀を拒否し、心臓移植
待機中の少女の手術に向かったため、大学病院内外から批判の矢を浴びる。失意の中、医師を
辞める決意をした彼に下されたミッション。それは、安楽死特区の主治医となり自殺幇助に
加担せよ、という受け入れがたいものであった。さらに、かつての東京都知事、池端貴子は
日本初の孤独担当大臣に国から任命されると、末期がんであることを明かし、
「私が、安楽死特区の第一号として死にます」と記者会見を行う…
女と男、それぞれの「死にたい」物語が交差したとき、前代未聞の事件は起きた。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ブックマン社
  • タイトル
    :
    小説「安楽死特区」
  • タイトルID
    :
    1005605
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年09月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB
  • 映画化

    「安楽死特区」

    2026年春公開
    出演:毎熊克哉、大西礼芳、加藤雅也

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小説「安楽死特区」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    安楽死は賛成だけど数々の問題があり導入されている国でも一筋縄ではいかないとある。
    考えさせられる内容だった。

    0
    2026年05月26日

    Posted by ブクログ

    日本で安楽死法案が可決され、東京に「安楽死特区」が作られた。認知症、末期癌等、病による痛みに耐えれない患者が対象となる。
    初めて安楽死が実施される時に悲劇は起こった。
    これが現実の場合、自分や周りがどう変わるのかすごく考えた小説。

    0
    2025年09月18日

    Posted by ブクログ

    この本は2019年12月21日に発行された、2024年、2025年の未来を描いた本でした。偶然その本と、2025年の私が出会ったことに何かの縁を感じます。

    安楽死をテーマにした本で、18歳の私にとってあまり身近ではなかった「死」について考えるきっかけになりました。1番驚いたのは、死を望む人の多さ。そういえば、高齢者だけでなく、若者の自殺件数も増えてるなぁと

    0
    2025年02月15日

    Posted by ブクログ

    現役医師の手による安楽死のための特区を作るというフィクション。
    リアルに現場を見ている視点からの描写はとても具体的。

    超高齢化社会を迎えている国が、東京都と組んで安楽死を選択できる特区を作るという話。
    その特区に関わる医師、そして特区に住むことになる住民の細かい描写は、とても納得性のあるもの。
    安楽死が認められる条件は、治療できない病気と認知症。
    そして国の孤独担当大臣が、第一号の安楽死選択者となるが、そこからの急展開がちゃんと小説になっていて面白かった。
    翻って自分を考えると、安楽死の要件を満たせるような気がする。

    0
    2026年03月31日

    Posted by ブクログ

    日本人としての死生観と、チベットにおける死に対する構え方は考えさせられる。そしてタイトルにもある安楽死。難病を抱える本人と周りの人との感情的なやり取りも印象的だった。これはページ数の割に考えることがたくさんある本。

    0
    2025年12月09日

    Posted by ブクログ

    実際に安楽死が起きた場所や渦中の方の実名も出てきたから、その度に「あれ?小説やったよね?」って混乱することもあり…
    それくらいリアリティを感じました。
    銀座周辺にあるホテルやマンションがゴーストタウン化してるっていう記述で、「あ、小説やったね 笑」って戻る感じ。

    職業と名前が章の始まりに出てきて、その人がその章の主人公になるつくり。
    主人公が都度変わるけど、章が変わるまでは同じ人物目線で話が進むから、そこはとても読みやすかったです。

    枯れて死ぬのと、溺れて死ぬのと…
    という言葉が繰り返し出てきて、それが印象的。
    枯れて…というのは想像できたけど、溺れて…が個人的には耳馴染みがなかったから、その状態を想像した時すごく納得できた。なるほどね~

    「枯れて死ぬ」のが一番いいとか、「溺れて死ぬ」のは良くないとか、「死ぬタイミングを自分で選ぶ」のはどうなんだとか、価値観とその時の状態によるだろうから、一概に何が絶対に良い悪いとは言えないと思う。
    色んな選択肢があって自由に選べたらいいよね。
    ただ、難病とかで体が思うように動かない場合(そういう状態の方もお話の中に出てきた)とか、意思表示を確実にできるというには微妙な年齢の場合、選びたいけど選べない、そういう場合はどうしたらいいんだろうね…
    読後、色々考えてしまいました。。

    来年(だったと思う)の映画、どんな感じになるんだろうって、今から楽しみにしてます。
    (期待しすぎない程度に期待してます 笑)

    0
    2025年09月27日

    Posted by ブクログ

    安楽死、最近治癒する見込みのない病を抱えた人々がスイスにわたってしていると報道されて、気になっていた。わたしも痛みや苦しみに耐えるのであれば、早く死にたい派だ。短く太くでいい。本書は安楽死が許された日本において、それを希望する数名の視点から描かれていて、特に結末がリアルで、まだまだ問題は山積していることがよくよく伝わった。決して苦しまず、医師の心を蝕まず、家族も納得した形の死は存在するのか。少子超高齢化した日本には、考えていくべき問題かもしれない。冷静に読者が考える素地を与えている筆者はすごいと思う。

    0
    2025年09月25日

    Posted by ブクログ

    2024年──オリンピック後に疲弊した日本で、国家は社会保障費の問題を理由に「安楽死特区」構想を推し進める。物語はその特区が現実味を帯びてきた時代を舞台に、安楽死を選ぼうとする人々と、それに関わる医師や政治家、周囲の人間たちの葛藤を描く近未来医療小説です。
    日本尊厳死協会
    +1

    中心となる登場人物は、人気女流作家・澤井真子(アルツハイマー型認知症と診断される)、心臓外科医・尾形紘(名医だが葛藤を抱える)、そしてかつての都知事・池端貴子(末期がんで「安楽死特区」の第一号になると宣言する)など。各人物の「どう死にたいか/どう生きたいか」という個人的な事情が絡み合い、医療と倫理、国の政策が引き起こす波紋が物語を動かします。
    bookman.co.jp
    +1

    作中は「死ぬ権利」と「生きる権利」の対立、医師の職業倫理、国家の政策的な思惑といった重いテーマを丁寧に掘り下げつつ、サスペンス的な展開も交えてテンポよく進みます。終盤で起きる“前代未聞の事件”が物語の問いをさらに鋭くします

    0
    2025年12月23日

    Posted by ブクログ

    安楽死について、医師や写真家・作家などさまざまな立場にある人が抱えている思いがストーリーごとに区切られて書かれていて面白かった。
    最後の怒涛の流れが衝撃的で安楽死がいいのか悪いのか考えさせられる話だった。

    0
    2025年08月15日

    Posted by ブクログ

    最初あまり文章が入ってこなかったけど、だんだん読み進めるうちに一気読み。最後の著者の「この物語が近い将来、現実にならないことを祈っています」との余韻がすごい。どう生きるか、どう旅立つか、日々の暮らしの中にこそ答えがあると感じた。

    0
    2025年02月26日

小説「安楽死特区」 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    ブックマン社
  • タイトル
    :
    小説「安楽死特区」
  • タイトルID
    :
    1005605
  • ページ数
    :
    224ページ
  • 電子版発売日
    :
    2021年09月03日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    7MB
  • 映画化

    「安楽死特区」

    2026年春公開
    出演:毎熊克哉、大西礼芳、加藤雅也

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  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
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