ふたり、この夜と息をして

ふたり、この夜と息をして

792円 (税込)

3pt

男子高校生の夕作まことは、顔にある痣を祖母から教わった化粧で隠して生活している。それがばれることを恐れ、誰にもかかわらずに過ごすことを望んでいた。ある日、新聞配達のアルバイトの帰りに、公園でクラスメイトの女子・槙野がタバコを吸っているところを目撃する。不良でもない槙野が何故……? 互いに“秘密”を抱えた二人は徐々に距離を近づけていくが――。第9回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞した感動の青春小説。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ふたり、この夜と息をして のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    優しさによって誰かの心が変えることができる人は素敵だなと思った。誰もが優しい心は持ち合わせているとは思うけど、深い悩みを抱えている人の気持ちを変えることができる人は本当に強く自分も何かを乗り越えてきた人なのだと感じた。私もただ優しくするだけでなく、相手がどうして欲しいのか、どうすれば気持ちを前向きに

    0
    2024年04月06日

    購入済み

    羨望

    こういう小説が読みたかった。
    デビュー作でこれが書けた北原さんの才能を羨ましく思う

    #感動する #深い

    0
    2024年01月18日

    Posted by ブクログ

    夕作の心情にとても共感できて、すごく感情移入できました。特に槙野に対する不安がとてもよく伝わりました。

    0
    2023年06月03日

    Posted by ブクログ

    ----------------------------------
    孤独と傷を抱えた
    〝ふたり〟が出会った夜。
    優しい涙が溢れ出す、
    感動の青春小説。

    こんなにも
    切ない秘密
    があるのだろうか
    (神木隆之介)
    ----------------------------------
    Xのタイムライン

    0
    2025年02月24日

    Posted by ブクログ

     第9回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞したデビュー作。読書好きの友人から、おすすめされて読みました。
     
     男子高校生の夕作まことは、顔にある痣をコンプレックスに思っている。彼は、両親と離れて祖母と暮らしており、祖母から化粧で痣を隠すための方法を教えてもらった。
     夕作は、自分の秘密が露見することを

    0
    2024年05月16日

    Posted by ブクログ

    最後の方にぽろっとした。
    顔に痣がある男子高校生が主人公の物語。
    優しい気持ちになったなぁ。
    友情にも感動した。
    どんどん読み進んだ。読みやすい!

    野原先生の言葉が意外と鍵

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    秘密を頑なに隠そうとする2人が、挫けそうになりながら、躊躇いながらも、自身のそれと向き合い、さらけ出し、受け止めて行こうとする姿に思わず「頑張れ!」と声に出して見守っていました。
    その後の景色に私まで、歓喜の涙が出そうでした。

    0
    2022年12月15日

    Posted by ブクログ

    顔にある痣をメイクで隠している夕作まことはその事をクラスメイトである槙野にバレてしまう。しかし、槙野にも秘密があって、??
    秘密を早く知りたくなるような進み方と繊細な描写がすごく良かったスラスラ読める。

    0
    2025年01月28日

    Posted by ブクログ

    顔のアザが原因でイジメにあっていた夕作。
    アザを化粧で隠し、そのことがバレないようにビクビクしながら高校生活を送っていた。
    そんな中、新聞配達の途中で、タバコを吸っているクラスメイトの槇野に会う。

    ひとりて静かにやり過ごしたいと思ってきた日々が少しずつ動き出す。

    槙野の隠したいことは何なのか気に

    0
    2024年10月10日

    Posted by ブクログ

    繊細な空気が漂うタイトルとカバー写真(神木隆之介の撮り下ろしだそう)。うーん、やり過ぎな気がします。

    作品は、秘密を抱える主人公夕作の感じる恐れや怯え、秘密を共有する槙野への連帯感、そして人間的な成長など、どの表現も素晴らしいのだが、それとは別に、さりげない学生生活のなか、秘密の共有の輪から外れた

    0
    2024年07月08日

ふたり、この夜と息をして の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ポプラ文庫 日本文学 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す