ふたり、この夜と息をして

ふたり、この夜と息をして

1,650円 (税込)

8pt

男子高校生の夕作まことは、顔にある痣を祖母から教わった化粧で隠して生活している。それがばれることを恐れ、誰にもかかわらずに過ごすことを望んでいた。ある日、新聞配達のアルバイトの帰りに、公園でクラスメイトの女子・槙野がタバコを吸っているところを目撃する。不良でもない槙野が何故……? 互いに“秘密”を抱えた二人は徐々に距離を近づけていくが――。第9回ポプラ社小説新人賞特別賞を受賞した感動の青春小説。

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ふたり、この夜と息をして のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読み心地のいい本でした。

    優しい人が近くにいると、自分も優しい人になれる。
    本当にその通りだな、と思った。

    0
    2023年08月09日

    Posted by ブクログ

    切なさもありながら心が暖まる作品でした。
    誰にも言えない悩みを抱きながら生きている者同士が少しずつでも前を向くことができたのが本当に良かった。
    高校生、というのが物語に入り込めた一つの要因でもあった気がします。

    0
    2022年01月23日

    Posted by ブクログ

    優しい人たちが多くてとても温かい。
    友人や仲間の大切さを感じ、新しい何かを得たような気分になりました。
    苦しいとき、辛いとき、私も頑張ろうかなと思える作品だと思います。

    0
    2021年09月11日

    Posted by ブクログ

    高校の時に戻りたいと思う。
    でも、あの頃はこんなに繊細な心の動きに気が付かなかったよな。

    って事は、戻っても無意味かな
    悲しいね

    0
    2021年01月28日

    Posted by ブクログ

    高校生が喫煙て…と思うところはあれど、この物語には必要だった
    子どもの頃の記憶や見た目が人格形成に影響するのは多々あること、臆病になる気持ちわかる
    躓いたときに誰が側にいるかはとても重要で、夕作も槇野ももちろん遠藤たちも、みんなが出会えてよかったな
    夕作のおばあちゃんや野原先生、無理強いせず穏やかに

    0
    2020年12月21日

    Posted by ブクログ

    大きなことは起こらないが、優しい気持ちになれる。
    淡々と進む中で暖かさを感じられる。
    一味違った青春のお話。

    0
    2023年08月21日

    Posted by ブクログ

    装丁に惹かれるように手にとった一冊
    さぁ読もうとページをめくり、
    装丁の写真 神木隆之介 
    で、手が止まりました。ん?あの神木隆之介?毎朝観てる神木隆之介?写真?写真撮影もするの??
    調べてみたら、あの神木君でした。多才だなぁ。

    0
    2023年06月07日

    Posted by ブクログ

    心の動きの描写が細やかで、女性作家の作品かと思った。
    何となく、出てくる人は皆優しい。詩を読んでいるような後味が印象に残った。

    0
    2023年01月14日

    Posted by ブクログ

    4.4
    →辛い悩みを抱えている少年が、少しずつ心を開いていく姿に感動しました。登場人物全員が温かくて、すごく良い話でした‪☺︎‬

    0
    2021年12月23日

    Posted by ブクログ

    優しい高校生5人、優しい保健室の先生。
    優しさを手から手へ渡すお話でした。

    高校生が繊細ないきものであることは
    知ってるつもりでしたが、
    こんなに優しいいきものだっけ?
    とひくくらい、いいお話です。


    神木隆之介さんが表紙の写真と、帯を書いていて
    得した気分になりました。同じ作品を読んだのだと

    0
    2021年06月26日

ふたり、この夜と息をして の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    ポプラ社
  • ページ数
    296ページ
  • 電子版発売日
    2020年11月20日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

閲覧環境

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