長尾和宏のレビュー一覧
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【歩くと人生が好転する】
歩くだけで病気が治るというかなり極論暴論めいたタイトルではあるが、実際歩くことでセロトニン、ノルアドレナリンが分泌される。歩くということは、抗うつ薬と同じ効能を持っている、というのは経験則から言っても間違っていないだろう。やはり、歩かなければ、ストレスがたまりやすく怒りっぽくなる。
幸せホルモンのセロトニンは、大半が腸で作られているらしい。腸はさまざまなホルモンを放出する内分泌器官でもあるため、腸内環境が悪くなると、脳内ホルモンのバランスも悪くなる。
脳と腸の支配関係は、「脳が上で腸が下」ではないという話が今までに聞いたことがない話で面白かった。腸のほうが上位なの -
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めちゃめちゃ近未来の4年後のお話。東京五輪が失敗し、もうすぐそこに見えているのが恐ろしい。書いてるのがお医者さんだけあってその辺リアリティが凄い。
日本の超高齢化社会の財政逼迫の解決手段として、安楽死特区を作ってみてそれをスタンダードな政策に出来ないかと実験的にやってみたお話。いわゆる緩和ケア、ホスピス的なこと。でもその特区に住むには条件があって、身体及び精神の耐えられない痛みが伴い、回復する見込みがないまたは代替手段がなく、本人の明確な意思表示がある場合。
そこで認知症の場合はどうなか?などと本当に昨今の課題が描かれていた。そろそろ尊厳死のことも真剣に議論なされないといけないのか。興味深 -
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ネタバレ本書はPART2であり、同名のPART1となる書籍が、2015年に発刊されている。その時にもベストセラーとなったようだが未読である。しかし、本書から読み始めても全く問題ない。
本書では最初に歩くことによる効用を5点あげている。
①抗酸化物質が増える
②ホルモンバランスをよくする
③テロメアが伸びる
④テストステロンが増える
⑤腸内環境が良くなる
これだけでは少々言葉が難しくてピンとこないが、読み進めていけば、一つひとつ丁寧に説明されている。
著者は、老化の原因を3点があげている。
・細胞の酸化(活性酸素による)
・細胞の糖化(糖分取りすぎによる)
・ホルモンバランスの崩れ
そうすると、 -
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父が入院し、抹消点滴を始めて数週間が経った。食べ物の経口摂取はしていない。家族が医師と話しをし、胃ろうや中心静脈栄養はせずに、このまま抹消点滴を続けることに決めた。高齢のため、それで良かったのだろうが、終末期医療についてわからないことばかりなので、この本を読んでみた。
長尾先生は「死の外注化」に対して警鐘を鳴らしていらっしゃるが、現代の我々は、死ぬときも、子育ても、料理その他の家事においても、多くの面で外注に頼っているとつくづく思う。
13日前に病院にお見舞いに行ったときは、ずっと横になっていたものの、「素晴らしい」「素晴らしい」と何度も繰り返していた(いい夢でも見たのかな?)。9日前には、 -
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一人で暮すのはいいが、死ぬときは家族に囲まれてた方がいいなぁ。
趣味もいろいろ作っていこうと思う。
読書メモ:
孤独死:自宅で誰にも看取られずに亡くなる。
孤独死の7割は男性。
警察が介入すかどうか。
最期に警察のお世話になりたくなかったら、かかりつけ医を持つ。
早めに見つめてもらって、かかりつけ医に連絡してもらい死亡診断書を書いてもらえる。
既婚者の帰宅恐怖症→孤独死予備軍
脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンというホルモンが脂肪燃焼を促進したり、血管内の壁を修復する。
アディポネクチンは女性の方が3割多い。
男性ホルモンのテストステロンはアディポネクチンの分泌を抑制しているという学 -
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運動(趣味)、食事、睡眠を大事にして、副作用のある薬はできるだけ飲まないようにしています。数年前、先生に勧められ降圧剤を飲んだことがありますが、低くなりすぎるので1年ぐらいで先生と相談してやめました。長尾和宏氏の「薬のやめどき」(2016.12)を読みました。老いを受け入れない人は薬をやめられないとか。老いと病の区別、結構難しいですがw、かかりつけのお医者さんとよく相談していきたいと思います。著者は薬はいけないと言ってるのではなく、「クスリはリスク」と。必要のない薬はやめ、飲むのは最小限にと。
現代医療は薬を始めることしか考えてなく、やめることは想定していない。そして、皮肉なことに総合的に診れ -
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ネタバレ多数の著書のある長尾氏。
今になっては、もっと早くから、歩くことを見守れたら、、と。
なぜ、歩くことが認知症予防になるのか?
一口に認知症と言っても、原因性がいくつもあって、
それぞれに対して、なぜ歩くことが有効かを
大きめの文字で説明している。
主に認知症を疑ってる本人、または家族を対象にした文章で、
読みやすく配慮されている。
1日、5000歩で充分!朝夕20分程度、
そして日光に5〜7分程度当たる。
これだけで、症状が好変する。
また後編には歩くことだけでは飽き足らぬ方に、、と
社交ダンスを奨励!ただし、覚える能力が必要なので
始めるのは50〜60代、70〜80代では少々大変と。
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ネタバレガンは日々治療方法が更新されている分野で、
10年前のベストセラーを100%信じるのは
いささか無謀と言っています。
大学病院に勤務時、ガン治療を担当してて、
経験したことを踏まえて、町医者となった著者。
ガンに立ち向かうことは、患者さんのトータルペイン(全人的痛み)
を考えなければならない、と言っています。
心理的痛み
不安 うつ状態 恐れ 苛立ち 怒り 孤独感
身体的痛み
痛み 息苦しさ だるさ 動けないこと 日常生活の支援
社会的痛み
仕事上の問題 人間観的、経済的な問題 家庭内の問題 相続
魂の痛み(スピリチュアルペイン)
人生の意味 罪の意識 苦しみの意味死の恐怖 死生観に対する