あらすじ
独死の7割が男性! そのリスクは50代から始まっている?
医者が教える、解剖台に乗らないための孤独死回避術。
著者が初めて、男性医学の観点から〈死〉について言及。
読むと生き方が変わる、男達への挽歌!
これから訪れる、日本人の死の「現実」をここに書きました。
重いタイトルではありますが、今まで医師のどなたも書いてこなかった衝撃的な内容だと自負しております。
・孤独死というものの実態を知ってほしい。
・人生の最期に、無用な警察の介入は防いでほしい。
・一人でも最期まで安心して暮らせるように見守り体制を作ってほしい。
そんな思いから、この本を書きました。男の孤独死は思いのほか、身近にあります。
そのことを意識したうえで、 60 歳から 75 歳までの生き方を一緒に考えていきましょう。
そしてぜひ、夫やお父さん、兄弟に孤独死されたらイヤだなあと思っている女性の方にこそ、この本を読んでいただけたら幸いです。
私も明日、孤独死するかもしれませんが……。(著者より)
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Posted by ブクログ
たしかに、男性は女性とくらべて孤独死のリスクは高そう…。
独居の方が、一人で家で最期を過ごすことは悪いこととは思わない。
フォーマルであれ、インフォーマルであれ、つながりがあるなかであれば。
本人が肯定的につながりが作れ、維持できると良いのだろうなぁ。
Posted by ブクログ
一人で暮すのはいいが、死ぬときは家族に囲まれてた方がいいなぁ。
趣味もいろいろ作っていこうと思う。
読書メモ:
孤独死:自宅で誰にも看取られずに亡くなる。
孤独死の7割は男性。
警察が介入すかどうか。
最期に警察のお世話になりたくなかったら、かかりつけ医を持つ。
早めに見つめてもらって、かかりつけ医に連絡してもらい死亡診断書を書いてもらえる。
既婚者の帰宅恐怖症→孤独死予備軍
脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンというホルモンが脂肪燃焼を促進したり、血管内の壁を修復する。
アディポネクチンは女性の方が3割多い。
男性ホルモンのテストステロンはアディポネクチンの分泌を抑制しているという学説もあり。
テストステロンは穏やかに減少→男おばさん、男性更年期障害
テストステロンは脳梗塞や心筋梗塞のリスクを半減するという報告あり。
心のしめつけ(ストレス)、下半身のしめつけ(睾丸の温度を高める)がテストステロンを減らす。
日本の生活保護の利用率は1.6%, ドイツ、イギリスは1割近い。
パチンコ、タバコ → 経済困窮 → 周りの人が離れる → 孤立してますますパチンコ、タバコ → 不摂生、病気 → 孤独死
依存はいいが、依存症はダメ。人はいろいろなものに依存して生きている。依存症は病気(脳内で報酬系が確立した状態で抜け出せない)。
多動のすすめ、一度に複数のことをする。
用事がなくても電話やラインができる友人を3人作る。
習い事を2つ以上。
スナックは近所の友人を作る社交場。
ヤクルトをとる。
ゴミ置き場の女性。
民生委員。
子どもとの同居はストレスを生み、寿命を縮める。
恋のときめき。
1日10人と話す。
厚労省は孤立死と呼ぶ。孤独死の呼び方にはネガティブが感情が付きまとう。
Posted by ブクログ
在宅医師の長尾和宏先生の本。
連絡をとれる子供がいなくて一人暮らしだと亡くなった時に気付いてもらえない確率が高い
それを防ぐには行きつけのスナックをもつこと 笑
普段からかかりつけ医を持つことが大事だと言うが、ほとんど医者にかからないので行きつけのクリニックさえない
同居してしてても、かかりつけ医がいなくて自分や相手が息がなくなった時に警察に通報されるのは嫌だな
Posted by ブクログ
軸になるのは「いかにして自分が孤独死を防ぐか」という内容で、最終的には「常に3人程度、何もなくてもLINEやメールのやりとりをする相手をつくっておく」ことが一番効果的のようだ。しかし、これは死んでから2、3日は発見されなくても仕方ないことで、1ヶ月も発見されないことがまずいということだ。高齢者になってから普段元気な状態である日突然死ぬ、というのはある意味理想的ともいえるので、人により価値観が分かれるところだろう。