山本巧次のレビュー一覧

  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く

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    毎年10月のお楽しみは、このシリーズの新刊になりました。すんなり終わらないエンディングはお約束。面白くて、江戸の世界観に浸れて、本格ミステリー。早く次のが読みたい。

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    2020年10月30日
  • 早房希美の謎解き急行

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    事件が起きて、その謎を解くので、
    一応はミステリに分類しましたが...
    とある架空の私鉄で働く女性の「お仕事小説」としても
    楽しく読める一冊(^ ^

    踏切の侵入者感知システムのことや、
    運航ダイヤの「スジ」のこと、ATSを利用した「技」...等々、
    少しでも鉄ちゃんの血が混じってる人には、
    たまらない「裏話』的なネタもちりばめられている(^ ^

    ...と言っても、マニアックに走ることはなく、
    きちんと説明もされているので、
    何の予備知識がなくても充分楽しめます(^ ^

    また謎解きも、某大御所のような「時刻表トリック」
    とかではなく、一般人にも分かりやすい(^ ^

    真の探偵役は、主人公の

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    2020年10月28日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    シリーズ6作目。ペリーが来航する少し前のお話。漂着し捕らえられたひとりのロシア人ステパノフの周辺で起こる事件、そして殺人…。おゆうは現代科学を駆使して殺人事件に挑み、ロシア人の目的も探ろうとする。宇田川のいつものDNA等の鑑定に加えて、今回はちょっと違った方面からの現代科学技術の使い方が新鮮で楽しかった。おゆうも元経理部OLと得意の○○という過去の経歴を活かして女岡っ引きとして大活躍。今の歴史があるのはおゆうがいたから?そんなこのシリーズがとても好き。

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    2020年10月22日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

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    今回は大泥棒の登場に、恋敵、そしてついに奴が江戸へ

    盗賊の正体には薄々感付きますが、展開の方は二転三転、王道なお話ですが楽しめます

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    2020年10月21日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

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    推理モノ、科学捜査、時代小説、タイムトラベル、煮えきらない恋愛モノ、等の要素が万遍なく入ってます。
    って書くとなんかトンデモ本っぽいけど、ちゃんとしたエンタメ小説。このミス大賞で選考委員全員一致で隠し玉作品に選ばれただけあり、けっこう面白かったです

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    2020年10月18日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

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    今回は、現代の依頼を過去へ持ち込むという展開で、疑いの目を向けられるは、有名人が次々に登場するはと、盛り沢山な内容です


    中々筋の読めない話の結末は、切ないものでした

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    2020年10月10日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤

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    シリーズ2作目
    今回は現代の方のバディの活躍が大きいです

    見方を変えれば、真実が違って見えるという展開
    思い込みによる誤解は危険ですよね

    最後に、もう一ネタと面白かったです

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    2020年09月13日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

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    SFで時代小説のミステリーという、変わった設定のお話

    展開は二転三転し、最後にはもう一つの秘密が明かされるという盛り沢山なエンタメで、面白かったです

    現代と江戸を行き来するが故のジレンマが効いてますね
    続編もあり

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    2020年09月11日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    江戸と東京を行き来するおゆう。捕らえられたオロシャ人と交流したり盗聴器を仕掛けたり。今回は宇田川が忙しくてあまり活躍がないかと思ったら最後にぶっ込んできたな。宇田川と伝三郎とおゆうの三角関係はこれからどうなるのか。伝三郎が何回か「ロシア」と言っているのに鈍すぎ、宇田川は気がついているんだろうな。でも伝三郎とおゆうの進展の無さもイライラする。

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    2020年08月03日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤

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    シリーズ2作目。時代劇でもあり、現代劇でもある、この世界観が好き☆
    ミステリとしてはわりと犯人はこいつか⁉︎ってのは早めにわかるんだけど、それをどうやって証明するか…がおもしろい。現代では当たり前の指紋鑑定やDNA鑑定は江戸では証拠として使えない。ならば…と画策するおゆうがおもしろい!
    宇田川の立ち位置は大事だけどちょっと出来過ぎかなぁf^_^;まぁ彼がいなければ話は進まないんですが。
    それから伝三郎との恋はいかに❗️いやぁもう次も楽しみです☆

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    2020年07月20日
  • 花伏せて 江戸の闇風 二

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    三味線に仕込んだ長ドス、柄には黒桔梗の花が。常盤津の師匠、お沙夜、24,5歳。裏家業は悪党を懲らしめ、カネを盗む。今回は30数人を率いて、火盗改方になりすまし、悪徳商人をバッサリと。読み終えれば面白さがわかりますが、クライマックスまでがヤクザ映画のごとく長すぎて、読むのに結構時間がかかった作品です。

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    2020年06月13日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

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    今回は、化学分析ラボの副所長、宇多川が江戸に初登場!
    未来から、新兵器ともいえる、分析道具や、ドローンを持ってくる。

    さて、どんな風に事件の解決を見るか?

    歴史上の大事件、お美代の方、その父である生臭坊主、水野忠邦など、錚々たる人物が関わる事件。

    未来と江戸の面白いコラボ具合が良い!!!!

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    2020年05月27日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    シリーズ第6弾。今作は今まで以上におゆうが大活躍。男勝りに堂々とした姿も一度はみてみたい半面,女性ならではの心を寄せた温かい仕事姿も捨てがたい。なんにせよ読まねば損だろう。お薦めの一冊。
    あらすじ(背表紙より)
    ロシアの武装商船の船員ステパノフは、日本に漂着したところを捕らえられたが脱走。江戸市中に侵入した可能性ありとのことで緊急配備が敷かれた。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳・通称おゆうも、女岡っ引きとして招集される。そんな折、ステパノフの移送責任者の配下が死体となって発見され…。外交問題にまで発展しかねない大事件に、おゆうは現代科学捜査を武器に挑む!

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    2020年05月06日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

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    第13回「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。
    「八丁堀ミストレス」に加筆。

    現代で日常に倦んでいたOL関口優佳の両親は離婚。一番大好きなのは古い家屋で暮らす祖母。その祖母から家を贈られる。祖母には大きな秘密があったのだった。

    死んだら読んでと言われていた祖母の日記には、江戸で暮らすその暮らしぶりや日常で起こったことが描かれ、そしてその古い家屋に江戸に通じる小部屋が存在していた。

    そこから優佳の暮らしが変わる。
    江戸に行ってみると、不便ではあるが、生きていると実感できる日々。そして自由に行き来できる優香は、分析オタクで、興味深い対象を分析してるだけでハッピーになれる大学の同級生宇多川。

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    2020年04月18日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢

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    江戸と現代の二つの時代を生きることになった、関口優佳ことおゆう。やり手の同心、伝三郎は、七年間消息をたっていた疾風の文蔵の仕業でないかと思われる、土蔵破りの事件を密命として追っていた。
    かたや、おゆうは近所の奥さんに頼まれ、旦那の猪之吉の行方を探していた。

    捜査を進めるうちに、わずかな接点が。

    今回は、降るての岡っ引きなど個性豊かな登場人物も増えて、ますます厚みが加わる話に。

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    2020年04月15日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤

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    大江戸科学捜査シリーズ第2巻。

    現代の東京から、江戸へのタイムスリップできる空間を知った関口優佳は、現代の知識はそのままに、現代と江戸を行き来しながら事件を解決に導く、、、という痛快なシリーズ。

    なんとなく良い仲になりつつある同心、伝三郎。
    彼にも何やら秘密の匂いが。

    今回は小藩の御落胤騒動に巻き込まれる。

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    2020年04月13日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    なかなか面白い展開でした。
    なかなか進展しないおゆうと伝次郎に宇田川が絡んでくるのか!?

    本編の方は異国が絡むお話で、現代人が本領発揮しやすい設定が生きた話でした

    2020.3.29
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    2020年03月29日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、6作目。

    タイトルの「北からの黒船」はアメリカではなくロシア船。ロシア船から異国人の船員が密入国を図ったのが今回の事件の発端。前回はドローンが出てきたものの、指紋に血液のルミノール反応、DNA鑑定くらいがこれまでの科学捜査だったが、今回は言語解析が用いられ、意外な展開を見せたのが面白かった。エピローグには『あの人』が。後日譚として面白く、なかなか上手い繋げ方でした。
    鵜飼とおゆうの男女の進展は相変わらず。先に宇田川が鵜飼の素性に気付いちゃったかな?シリーズ6作目まで来ているので、そろそろ鵜飼の身上ももう少し明かしてほしいところ。

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    2020年03月17日
  • 阪堺電車177号の追憶

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    ラジオドラマ化されるということで購入。
    大阪を走っている路面電車、阪堺電車。その中で一番古い電車がストーリーテラーとなって、その時代時代に起きたことを描いていく連作短編集です。

    一応、電車が案内人ですが、各短編では、重要な役割として描かれています。ちなみに小説に出てくる161形177号の電車は、存在しません。(176号までは存在します)

    ちょっとしたミステリーあり、復讐あり、人情ありなど様々なジャンルを味わうことができ、面白かったです。
    最初に登場した人物も後々、再登場しており、その辺も楽しむことができ、飽きさせませんでした。
    また、中盤になると、各短編集の結末が、えっ?と驚くような結末を

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    2020年03月09日
  • 阪堺電車177号の追憶

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    ・阪堺電車で85年間走った177号電車(モ161型)はおそらく廃車も近く、これまでにあったことを思い出していた。
    ・個人的に地元の話ではある。あんまり乗る機会はなかったけどエリア的には南の方以外は自転車でほぼカバーしてた範囲内。なので、題材だけで親近感はある。
    ・かすかにミステリ仕立てのハートウォーミング系な6つのお話。
    ・同じ人が他の話でも出てくる。全編をつなげるのは強いて言えば雛子はんかな。
    ・著者のことは知らんかったけど表紙カバーの絵には記憶があった。たぶん、と本棚を探ったらやっぱり森博嗣はんの絵本『猫の建築家』の絵を描いた佐久間真人はんやった。

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    2020年02月11日