山本巧次のレビュー一覧
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ネタバレ蘭学小町千夏シリーズ2冊目。
また男をたぶらかすのかー。
今度は千夏ではなく姉妹同然の梨里の方だが、
美貌を武器に、のぼせた手代から情報を聞き出す。
商売敵の店主に火事や健康被害を起こすような情報を吹き込んでいた太物商が毒殺された。
太物商は裏表のあり性格で、毒が入っていた薬湯を作った女中が疑われる。
というのも店には時計があり、店の者にはアリバイがあった…。
江戸時代の時刻と言うものが不定時法であり、
日の出から日没の間を六つに等分して「一刻」としていたことは知っていたが、
それに対応する時計があるとは知らなかった。
面白かったのは、そこかな。 -
Posted by ブクログ
ネタバレTさんのおすすめ。
蘭学小町こと千夏は、蘭方医の娘という設定だが、少しインパクトが弱い。
好奇心いっぱいで西洋由来の知識があり、猪突猛進なのはわかるが、
メガネキャラだけで渡り合えるほど世間は、いや読者は甘くないのでは?
吟味方与力の息子を情報源として利用するだけ利用して、
息子に良い見合い話が来たのをいいことにさよならするとは、
おきゃんというよりかはあくどい?
千夏の姉妹同然の友人、梨里の方は、
少し大柄の美人、千夏にいつも振り回されていて、
幽霊の類は怖がるまではまだ良いとして、
屋根にスルスルと上げれるほどの身の軽さの設定は唐突。
子どもの頃一人で行き倒れているところを拾われたので -
Posted by ブクログ
ネタバレ八丁堀のおゆうシリーズ、12作目。
素人探偵ながらも、現代機器を江戸時代に持ち込んで事件の謎解きをするという展開ですが、途中マンネリ化しかけていた時もあったけれど、ここ最近のシリーズ作はバリエーションもあって面白い。
今作では、寛政の改革で有名な松平定信が登場。やっぱりこういう江戸タイムスリップものに大物の歴史上人物が登場すると俄然テンションが上がります。さらに、老中失脚後の定信についてあまり知らなかったので、その点も興味深く読めました。
事件の謎解きとは別に、鵜飼と宇田川の攻防も楽しみどころ。ここの関係も早く進展しないかな~。