山本巧次のレビュー一覧

  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    シリーズ六冊目(かな)となる本書は、外国人絡みである。
    オロシャ(ロシア)から密入国した男が捕らえられ、
    出島へ移送される間に何者かにさらわれて...
    という物語のスタート。

    鎖国中だった日本では、外国人が江戸にいるだけで大騒ぎ。
    が、そこに密貿易やら、二件の殺しやら、様々な要素が絡み、
    外国人の話など本来守備範囲外の町奉行も絡んでくる。

    全体像としては、複数の「犯罪」と数奇な偶然が絡まり合って、
    かなり複雑なストーリー展開となっている。
    通勤の行き帰りに飛び飛びに読んでいた私は、
    大団円の謎解きを読んでも今ひとつ「?」状態で(^ ^;

    さらにさらに、実在の人物や実際の出来事も絡んできて

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    2021年10月01日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く

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    最後まで飽きさせない安定した面白さが好き。
    おゆうと鵜飼さんの仲も進展してるのか、どうか。
    こちらもワクワク♡

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    2021年01月30日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く

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    安定の面白さのシリーズです。

    宇田川君が江戸に来るようになってからほとんど東京編がなくなってきたなぁという印象です。真相がどんどん掘り下げられていく様子に先が気になり一気読みしてしまいました。

    次作も楽しみです。

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    2021年01月11日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く

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    今回は「鼠小僧」に「村正」が絡む内容
    史実との食い違いの謎もあり、面白いです

    後半の二転三転は、もはやこのシリーズの定番ですね
    社会の理不尽さや、ほろ苦い人間関係も特徴です

    現代の相棒の活躍も増え、三角関係の行方も気になりますね

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    2020年12月08日
  • 留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白

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    いわゆる「探偵の謎解き」的ミステリではない。

    留萌本線で発生した、列車ジャック事件がテーマで、
    周到に寝られたv計画、翻弄される警察、
    想定外の犯人像、炙り出される過去の悪事...

    読んでいるうちに、いつの間にか「犯人側」に肩入れし、
    「このまま完全犯罪で逃げ切れ!」などと応援してしまう(^ ^;

    ただ、本作の「事件の真相」は、予想以上にヒネくれている。
    徐々に明らかになる「真の目的」、現代的な「仕返し」手法、
    意外な黒幕などなど、ものすごく盛りだくさん(^ ^

    ややご都合主義的(失礼!)な印象も持ちつつも、
    最後まで息もつかせず読ませる筆力はさすが(^ ^
    あとがきを読むと、急に「力

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    2020年11月10日
  • 阪堺電車177号の追憶

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    阪堺電車177号という、路面電車にまつわる
    人々の悲喜こもごもを、時間軸に沿ってたどる、
    という体裁の連作短編集。

    デビューして、85年間の現役生活を終えて、
    間もなく解体される177号が、自分の意思を持って
    長い歴史を振り返りっていく...という始まりなので、
    ファンタジーに分類してはみましたが(^ ^;

    戦前から戦中・戦後、そして現代に至るまで、
    様々な時代のさまざまな人々が登場して、
    それぞれのストーリーを紡いでいく。
    一つひとつの作品は、ミステリ色が強かったり、
    社会派要素があったり、人情話だったりと、
    多彩なラインアップとなっている(^ ^

    時代を超えて、ある登場人物が
    複数の

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    2020年11月04日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

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    ドラマで見たので原作を読むことにした。アイデアがおもしろいし、江戸時代の情景の描写も好きである。さっそく続編をそろえたので、読むのが楽しみである。

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    2020年11月01日
  • 留萌本線、最後の事件 トンネルの向こうは真っ白

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    鉄道や北海道に思い入れがあるせいか…そればかりではないですが、とても良い作品だと思いました。
    犯人がしていることは、良くないことなのに、なんだか切ない…涙が
    そして、最後にカラクリがわかった時の驚き。
    心に染みる作品でした

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    2020年08月13日
  • 希望と殺意はレールに乗って  アメかぶ探偵の事件簿

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    明治期の鉄道物の推理小説も良かったですが、戦後の鉄道物もとても良かったです。
    最後まで一気に読めました。
    最初は登場人物の注釈が欲しいくらいでしたが、どんどん引き込まれていきました。

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    2020年08月01日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    おゆうがだいぶ名探偵っぽくなってきました。咄嗟に母国語を看破するような手腕を発揮したり、大胆な行動に出たりと面白くなってきました。伝三郎との仲がもう少し進展して欲しいです。

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    2020年06月29日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    シリーズ6作目。
    どうしてもおゆうと伝三郎・宇田川の恋の方が気になってしまう(笑)

    時代小説苦手な自分もこの小説はさくっと読む事が出来る!歴史におゆうがそのまま、入り込んでいるので雑学の勉強にもなってます(あっ、自分だけね)

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    2020年05月12日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    このシリーズでは初めて、外国人が絡んでくるお話。抜け荷やらいろいろ新しい趣向もあって、このシリーズはなかなか飽きさせない。お勧め。

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    2020年02月25日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    いままでの中でいちばんおもしろかったです。
    すごくよくできてる。
    もう一度読み返します。
    そしてまた全然進展しない仲もまたよきかな。

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    2019年11月05日
  • 途中下車はできません

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    北海道のローカル駅を舞台にした短編集。かと思いきそれぞれのエピソードとキャストたちが吸い寄せられるように札幌駅に集結して、、北海道の人の流れを象徴するよう。しっかり伏線を回収しきってお見事!

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    2019年09月01日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

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    シリーズの4作目? 5作目くらいかな?(^ ^;
    だいぶ「こなれた」感じで、すいすい読める。
    が、その分...かどうかは知りませんが、
    「現代人が江戸に存在する特殊性」の描写が
    薄くなってきた感じがする(^ ^;

    もちろん、元々の設定が「ファンタジー」なので、
    あまり細かなツッコミは野暮ってもんですが(^ ^;
    最初の方はもうちょっと違和感や緊張感が満ちていて、
    その特殊な設定自体を楽しめたように思いますが(^ ^;
    何だか読んでて「普通のミステリっぽい」なぁ、と(^ ^;

    普通のミステリとして読んでも面白いのですが、
    せっかくの特殊な設定がややもったいない感じで(^ ^;
    現代科学の「便

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    2019年04月08日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

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    ついに宇田川さんまで江戸に来て、ドローンまで江戸を翔ぶなんて。いつもながら、面白く読みました。
    次作に繋がるような新キャラも出てきて、ますます続きが楽しみです。

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    2019年03月30日
  • 阪堺電車177号の追憶

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    阪堺列車177号にまつわる戦前から現代までのファンタジー
    各短編は微妙に登場人物がオーバーラップしている

    ちなみに、177号は架空の号機だが(実際の160系は176号まで)兄弟機はいくつか未だ現役

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    2021年02月20日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

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    今までと逆バージョンの未来からの依頼の話。
    一昨年から去年、北斎やおえいのコトをテレビとかで見かけていたから、余計に興味がわきました。

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    2019年03月06日
  • 阪堺電車177号の追憶

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    ネタバレ

    関西の人、いや大阪人であっても梅田起点文化圏の人には、存在程度走っていても今一つメジャーじゃない、阪堺のチン電。その電鉄会社の中で85年間一線で走り続けた車両を擬人化して、沿線に関わる風景を短編小説とした作品集。
    俺自身は梅田文化圏よりなんだけど、妻がばっちりチン電文化圏に生息しているんで、結婚してからは、この辺も詳しくなり、しっかり楽しませて頂きました。

    そういう生い立ちの小説だから…いや、それ以上の部分で、ストーリーも思わせる趣旨も、伏線の張り方も、クライマックスも、時代選択も、あらゆる部分がローカルである。
    例えれば関西ローカル時代の、上岡龍太郎が吼えまくってた時のナイトスクープ的なマ

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    2019年02月16日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢

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    ネタバレ

    購入。
    思わず一気読み。最近、異世界モノにはまっているせいか、江戸時代にいけるなんて!(笑)
    大事件、さらに最後も最後まで見抜くところに脱帽。ミステリ要素もバッチリで楽しい。
    ただ、じれったい二人の関係(本当に色々あるけど(笑))どうなることやら、見守りたい。

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    2017年10月26日