山本巧次のレビュー一覧

  • 阪堺電車177号の追憶

    Posted by ブクログ

    うわっ、電車がしゃべってる。「きかんしゃトーマス」みたいやなと思ったら、ずっと電車目線なわけではありませんでした。

    戦前、戦時中、戦後、バブル期を経て現代に至るまで、80年以上にわたって走り続けた路面電車177号の周辺で、本当にこんなことがあったかもしれないと思わされます。普通の人情話かと思いきや、ちょっとしたミステリー仕立てになっている。

    大阪といっても、淀川より向こう、ずいぶん南。特にこてこての大阪弁なので、大阪弁に抵抗のある人にはツラそう。大阪に思い入れのある人なら懐かしさ満点。淀川より北育ちの私もなぜか懐かしい。

    0
    2018年12月04日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大江戸科学捜査の第五弾。

    「ドローン江戸を翔ぶ」という副題をちらりと見て、
    これは大変なことになったとは思っていたが、
    まさか、興味が高じて鑑識担当の宇田川まで江戸に来てしまうとは予測できなかった。

    謎解きは自体は、蔵破りに軽業、小田原とからんで面白かった。

    恋のライバル、美人髪結いが登場も、全く進まない伝三郎の仲はいったいどうなることやら。

    0
    2018年11月26日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

    Posted by ブクログ

    江戸時代にドローンもヤバイけど、自分以外を連れて来ちゃうという、今後絶対ヤバい展開が待ってる匂いがプンプン。
    早くどこかでばれてほしい、というもどかしさでいっぱいの今作。次が待ち遠しくて仕方ない。

    0
    2018年11月08日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

    Posted by ブクログ

    山本巧次 著 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう シリーズ№5「ドローン江戸を翔ぶ」、2018.10発行。江戸ではおゆうとして南町奉行所同心鵜飼伝三郎とともに女親分(十手持ち)を。現代では関口優佳として化学分析ラボ、分析オタクの宇田川聡史の助力を。今回、江戸では髪結いの美人お多津が登場、伝三郎と三角関係の様相もw。そして、なんと、ついに宇多川が江戸に。空撮用ドローン、三次元グラフィック、暗視スコープ、手りゅう弾・・・。まずまずの楽しさです。でも、もう少しテンポよく進むともっと心地よいのですが(^-^)

    0
    2018年10月26日
  • 阪堺電車177号の追憶

    Posted by ブクログ

    85年の歴史の中の連作。
    それぞれの人生がつながるので、とても面白い。
    電車のことも詳しく書いてあるので、そちらも興味深く読めました。

    0
    2018年09月25日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    八丁堀のおゆうシリーズ、4作目。

    今回は、現代で起こった贋作疑惑を江戸時代で検証することに。タイトル通り、葛飾北斎が登場するということで楽しみしかないわ、なんて思いつつ読んだ。贋作のからくりはちょっとややこしかったが、元々の設定自体好みでもあり、やはり楽しく、面白く読めた。江戸の時代で得た真相を、如何にして現代にもたらすか、最後のとっておきの技にはビックリ!と同時にニヤついちゃう。歴史上の人物のこういう使い方、大好物だわぁ。
    正直、現代の捜査では指紋とDNA鑑定くらいしか今のところないような気もするけど、次作は空飛ぶアレが出てくる感じ?楽しみデス。

    0
    2018年09月19日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    シリーズの第四弾になるのかな(^ ^
    お馴染みのシチュエーションで、お馴染みのキャラ、
    もはや「定型化」した最後の鵜飼様のモノローグ(^ ^;
    まぁ、安心して読めるエンタメ作品でした(^ ^

    例によってミステリなので、細かいことは書けず(^ ^;
    ただちょっと今回は、ナゾが込み入っていて...
    というか、はっきり言って「面倒くさくて」(^ ^;
    私のアルコール漬けの脳細胞では、
    所々ついて行かれなくなりまして(^ ^;
    もちろん、あっしが悪いんですが(^ ^;

    作者もそれは招致しているらしく、
    作中で登場人物も何度も首をひねってるし、
    やや「説明くさい」セリフも多い印象。
    もうちょっと分か

    0
    2018年08月21日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

    Posted by ブクログ

    時間つぶしにさくっと読める本を探してて、ジャケ買い

    恋愛系?推理系?タイムトラベル系?
    といろんなことを想像しながら読んでたけど
    うまいこと三位一体の作品だった。
    終わり方もハッピーエンドって終わるわけじゃなく
    しれっと伏線を残す。
    続編があろうがなかろうが、こういう終わり方は悪くない。
    …続き?あるみたいねw

    0
    2018年06月14日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤

    Posted by ブクログ

    本シリーズは、何かと”やきもき”させられるが特長である。理由は次の通り。

    ・江戸時代の事件を現代技術を使って、「こうすれば解決できるな。」と想像できるのだが、その根拠を江戸時代の人に言わずに伝えなければならないため、「ああ、そうじゃないよ~」と”やきもき”する。(例えば、指紋が一致するとは言えないのである)

    ・現代からインターネットで江戸時代に起こった事件を検索して結果が分かっているのだが、その結果とは別の方向性にストーリーが進んでいくので、これまた「やきもき」。

    ・主人公は、現代から江戸時代に来ているのは、自分一人だけだと思っている。またまた「やきもき」。

    本作は、現代に生きる主人公

    0
    2018年03月30日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    今回はストーリーの流れが新しかった。
    事件の起点は現代。
    歴史的有名人が出て来る。

    2018.2.21

    0
    2018年02月22日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤

    Posted by ブクログ

    2018年1月末現在までの刊行巻のうち直近に読んだのが本書。田舎の書店には新刊も古本も置いていなくて…順番バラバラ。
    で、本書がいちばん楽しく読めた気がする。
    明け方に目が覚めてしまったとき、いつも詠みたくなったもの。

    0
    2018年01月28日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

    Posted by ブクログ

    冒頭、あっさりとした軽めの文章からか、ちょっとした恋愛シーンが出てきて「これは恋愛小説か」と思ったからか、期待が膨れなかった。

    風邪を引いて読める本がこの1冊しかなかったので、引き続き読み進めていくと最初の印象とは全く異なり、面白くて1日で読み終わってしまった。しかも、ミステリ満足感(トリックがよく練られているという意味)も高いときた。

    犯人を捕まえても、捕まえても、新たな展開が生まれ、最後には「そこまで推理するか」と唸ってしまった。

    著者はいろいろ(ほんとにいろいろと※ネタバレするので書けない)と本作に練り込んでおり、一部書評に現代の設定(宇田川くん)が都合良すぎるとあるが、それを差し

    0
    2018年03月30日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    回を重ねるほどに面白みが増す。それがとても嬉しい。平凡な元OLが名探偵に変身するのだから,世の女性はぜひ読んで胸を躍らせてほしい。おススメです。
    あらすじ(背表紙より)
    新規オープンする美術館の目玉の一つ、葛飾北斎の肉筆画に贋作疑惑が浮上した。江戸と現代で二重生活を送る元OLの関口優佳=おゆうは、真贋をはっきりさせるため、江戸で直接北斎に尋ねてみることに。しかし、調査を始めた途端、絵の売買にかかわった仲買人が死体で発見された。同心の伝三郎たちから疑惑を持たれながらも、おゆうは現代科学と北斎の娘・阿栄の助けを借り、事件を追いかける。

    0
    2018年01月14日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 千両富くじ根津の夢

    Posted by ブクログ

    大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、3作目。

    今回は江戸の捜査が多くて、現代捜査の出番が少ないのが残念なところだが、決定的なところはちゃんと押さえてくれたので良し。今のところ、現代捜査といってもメインは指紋照合とDNA鑑定くらいなんだけど、今回のからくりはまさにそれが決めてだったかな。ミステリと捜査の絡め方が上手く出来ていると思いマス。おゆうと伝三郎の関係がもどかしいけど、次作以降、進展があるのかな?今の関係を壊すのはちょっと怖いけど、伝三郎の過去ももっと知りたい。次作も期待します。

    0
    2017年12月20日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 両国橋の御落胤

    Posted by ブクログ

    大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、2作目。

    キャラや時代設定はもちろん、ミステリ展開においても1作目からきちんと出来ていたので、2作目の今作も安心して楽しく読めた。現代の技術で得た証拠を如何に江戸の世界で証明するか、面白い趣向で楽しみながら読めマス。ご都合的な展開もあるにあるけど、江戸時代においては瞬間移動としか思えないトリックに思わずナルホド、と手を打ちマシタ。
    おゆうと伝三郎の関係は1作目からあまり変化はなかったけど、それも含めて、今後に大いに期待したいシリーズです。

    0
    2017年12月17日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    大江戸科学捜査の第四弾。

    優佳は現代の困りごとを頼まれて、年越しのお金のためにひきうける。
    でもおゆうは誰に頼まれた調べものなのか伝三郎に言えず、苦しむ。

    有名人北斎がらみで現代と江戸がリンクしていて面白かった。
    けど、おゆうと伝三郎の仲は依然進まず、
    もやもやする。
    早く何とかしてほしい…。

    0
    2017年12月16日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    2巻が売り切れって…。
    人のお勧め見てこっちでもいいかなと選んでみた。
    まだ彼とは話していないのか。
    本の最後で、続きを読みたくなる。技か。

    0
    2017年12月15日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    江戸時代と現代を行き来して江戸時代の事件を科学捜査するシリーズ第4弾。今回は事件の真相を江戸と現代両方で説明しなきゃいけないから大変。北斎に加えて滝沢馬琴まで出てくるとは思わなかった。無愛想で分析にしか興味なさそうに見えて、報酬という形でそれとなく経済的な援助もしてくれる宇田川いい人なんだけど、色恋は全く関係なしなのかな。伝三郎はおゆうが未来から来たことに気が付いていることをいつまで黙っている気なのか?次回も楽しみだわ。

    0
    2017年12月01日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

    Posted by ブクログ

    正直途中まで(というか、ぎり最後まで)、さっさと読んで続きはないなぁと思っていたら。
    読みたくなったじゃないか。
    でも、買ってまでかなぁ。
    時間があって読むのがないときに買うかも。

    0
    2017年12月01日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

    Posted by ブクログ

    シリーズ4作目。
    通勤時間に読むと途切れ途切れになり、ミステリー系は謎解きしにくい。
    が、今回は大筋読めました。

    そしてとうとう伝三郎に面と向かってばれるかと思いきや、次回に続く感じ。
    っていうか、伝三郎も頭切れすぎでしょ。

    ま、楽しみが増えたのは間違いなし。

    0
    2017年11月15日