山本巧次のレビュー一覧

  • 阪堺電車177号の追憶

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    阪堺電車はあまり馴染みがないが手に取る。
    地名があんまり分からんので、
    いまいち入り込めず。
    ストーリーは一癖ある内容。
    オチを求める大阪らしい展開かと…

    住吉さん行く為に久しぶりに乗ろうかな。

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    2022年12月29日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 司法解剖には解体新書を

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    長崎に関わりのある人物たちが連続して不審死。謎解きを命じられた鵜飼の旦那とおゆう達の前に現れる蘭方医と巫女と示現流の使い手。黒幕は島津の大殿様? 段々宇田川の恋心があからさまになって来たシリーズ第9段。

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    2022年12月18日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北からの黒船

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    元OLの優佳がタイムスリップして江戸の事件を科学捜査するシリーズ第6弾。
    今回は、まだ鎖国中の日本にオロシャ(ロシア)人が侵入し、逃走劇となります。
    この時代は、ペリーが黒船で来航する30年くらい前のようです。
    フィクションではあるけれど、歴史に記録されていないこのような出来事は、実際にもあったかもしれないと思わせる物語でした。

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    2022年10月13日
  • 江戸美人捕物帳 入舟長屋のおみわ ふたつの星

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    シリーズ第4弾。

    現代でいうところの婚活探偵おみわですが、それと同時に長屋の住人が本当によく事件に巻き込まれます。長屋の大家の娘だから事件に関わっているのですが、毎度長屋の住人も巻き込まれて大変だなぁと言った感じです。

    芝居小屋の席が崩れたところからスタート。御上のしようとしている大工の不手際という幕引きに納得いかないおみわは、小屋の若旦那、客の侍と共に調べて真相に迫っていきます。

    次こそはおみわさんも報われて欲しいと思いますが、報われてしまったらシリーズが終わってしまう!?という難しい設定ですね。

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    2022年10月02日
  • 開化鉄道探偵

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    なかなか面白かったです。
    いわゆる明治期に鉄道を通して起こる事件とその時代特有の仕掛けなど楽しく読めました。

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    2022年09月04日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

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    江戸と現代を行き来し、江戸の事件を科学捜査で解決していくシリーズの第5弾。
    タイトルにもある通り、今回、江戸の空にドローンが翔びました。
    ただし、ドラえもんと違って、おゆうは未来人であることを江戸の人たちに隠しているので、どんなに便利な未来の道具も、バレないようにしなければなりません。
    過去と未来のギャップがありながらの捜査が面白いシリーズです。

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    2022年09月03日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で

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    宇田川君がおゆうへの好意を自覚、おゆうがそれを知った時、がとても楽しみ
    伝三郎含めた恋愛模様だけは完全に現代小説

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    2022年08月21日
  • 阪堺電車177号の追憶

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    こどもの頃、阪堺電車の沿線に住んでいた。駅名や沿線の雰囲気が、よみがえり、懐かしい思いで読み進めた。車両177号の思い出として昭和初期から平成までを繋いでいく。6つの短編の主人公も少し接点を持ちながら、話が進む。「財布とコロッケ」で、出会った二人は後に結婚し、そのきっかけを作った小学生はのちに電車の運転手になる。「防空壕に入らない女」では、学徒動員で女子学生運転手となった雛子と防空壕に入らなかった信子の出会い、「25年目の再会」で、なぜ、防空壕に入らなかったのかがわかり、「鉄ちゃんとパパラッチのポルカ」で、実はその後も二人の仲は続いていることが描かれている。177号の最後は、結婚した2人が始めた洋食屋50周年の店を飾ることになる。どの話しも、ニンマリしたり、えっ!そうだったの?と驚いてみたり。うん、涼しくなったら乗ってみよう、阪堺電車。路面電車に揺られて見たくなる話が満載。

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    2022年08月13日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ドローン江戸を翔ぶ

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    まさかの宇田川君、江戸で大活躍!
    今後も江戸にいらっしゃるような気がしますね〜そして、お多津さんにもまた登場してもらいましょう

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    2022年07月26日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 北斎に聞いてみろ

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    おしいれの奥の階段を通って、現代と江戸時代を行き来し、二重生活をおくっている優佳(おゆう)のシリーズ第4弾。
    これまでは、江戸で起こった事件を、現代の科学捜査を駆使して解決してきました。
    今回、初めて、現代で起こった疑惑を江戸で調べることになります。その疑惑というのは、葛飾北斎の絵の贋作疑惑です。これまでと違い、未来から持ち込まれた案件なので、江戸の人たちからすれば「おゆうは誰に頼まれて、何を調べているのだ」と、怪しさ満載です。未来人だとバレてはならないので、おゆうはピンチでした。
    ところが、贋作疑惑は、江戸で更に大きな事件に発展してしまいます。
    おゆうは、いつもの仲間、奉行所の同心の伝三郎たちと共に、事件の真相を探ります。
    北斎の肉筆画をめぐり、骨董屋、絵草紙屋、唐物屋、唐物問屋など、いろいろな人が関わり、何が真実で、何が嘘なのか、複雑にからまり、この難題をどのように解決していくのか、読み応えがありました。

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    2022年07月14日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く

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    おゆう親分、危機一髪!
    穴馬の宇多川君の今後の動向が気になる展開になってきました。女性の読み手の気持ちを掴むのが上手

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    2022年07月05日
  • 早房希美の謎解き急行

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    日常の謎の鉄道物ですね。
    早房希美は武周急行電鉄の本社の鉄道部門に勤務する社員。名刑事だった祖父の血をひいて名推理を発揮する。
    5話の短編連作。数ある鉄道会社の中で武周急行電鉄なのかは、最後の5話の作品内容に起因する。
    作家の山本さんはなかなかの鉄道ファンで作品も鉄道愛が滲み出ていますね。
    読みやすい文章と構成、キャラクターがよく描かれていて物語も伏線を駆使していて面白く読み進めました。
    武周急行電鉄に限定しているので続編が難しいかな。キャラクターとしては続編を希美だけに望みたいところですね。

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    2022年07月02日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう 妖刀は怪盗を招く

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    宇多川がちょこちょこ江戸に顔を出すようになってから、三角関係がラノベ的なノリになったなー。
    妖刀村正や鼠小僧など面白そうなネタを持ってきて楽しく書いたであろう、そんな雰囲気が伝わってきた。

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    2022年06月20日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で

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    ネタバレ

     コロナ騒動から逃れ、江戸でステイホームすることにした優佳。女目明かしのおゆうとして、大店の跡目争いと誘拐事件の解決に奔走する。
     伝三郎の個人的事情も絡んできたが、優佳はいつ気づくかな。気づくなら宇田川が先かな。

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    2022年06月15日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう

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    なんとなくちょっと難しい感触。続きを読むか悩む…。
    江戸と現代を行き来する話、かつ江戸の男相手に恋愛要素ありなのかーと思って読み進めてたら最後の最後でびっくりした。

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    2022年05月08日
  • 満鉄探偵 欧亜急行の殺人

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    鉄道を扱った作品が多い山本さん。今回は昭和11年の満州鉄道舞台にしたエンタメ作品。

    始まりは南満州鉄道社内で度々起こる書類紛失事件。再び出てくる書類もあればそのまま行方不明のものも。ただ紛失した書類は大した内容ではない。
    資料課所属、でも実は内部調査の秘密要員・詫間耕一は総裁・松岡洋右の命で調査をすることに。松岡が雇っている密偵・辻村と書類を持ち出した可能性がある大陸浪人の元へ行くと、すでに殺されていた。彼と接触のあるロシア人を追って哈爾浜(ハルビン)行き欧亜特急に乗ると、車内には憲兵隊やら特務機関やら軍の人間が沢山と謎の美女がいた。そして事件が…。

    話があれよあれよと大きくなっていき、始まりが何だったか忘れそうになるほど次々事件が起きていく。
    鍵を握っていそうな人物が消され、不可解な状況で殺され、肝心の書類の行方も分からない。
    大した意味を持たないはずの書類に何故か軍やらスパイやらが群がるのか、そちらが気になって仕方ない。

    こうした軍絡みのスパイだの防諜だのという話は陰鬱な方向に行きそうだが、予想した感じとは違っていた。
    昭和11年という時代設定が肝なのかも知れない。満州ではロシアよりも日本が影響力を強めているが、ロシアも諦めていないし現地の民族始め漢人、満人らの抗日活動も過激になっている。
    主人公の詫間や辻村は日本の立ち位置は理解しているが侵略者という意識はない。
    松岡は満鉄が関東軍指揮下に置かれようとする組織改革を苦々しく感じているが、外国に向ける目は軍や詫間らと同じように見える。

    その時代を知らない私としては満州国は様々な国や民族がごった煮された複雑な環境というイメージだが、彼らにとってはここは日本なのだ。
    憲兵や軍のやり方には嫌気がさしていても、満鉄や国の方針には従っている。

    その分、車内の不可解状況は何なのかとか、犯人はどういう人物なのかとか、スパイはどうやって書類を秘密裏に運んだのかとか、そうしたミステリー要素に重点が置いてある。
    原点である書類紛失事件、それも大した意味のない書類がどうこの大事件に繋がるのかという部分を単純に楽しんだ。
    皆が周囲を出し抜こうと知恵を巡らせ体を張り、様々な人間と渡り合い…という部分は面白いところと苦々しいところの両面があった。
    最後のシーンは唯一、後の歴史に繋がる部分だろうか。

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    2022年04月26日
  • 満鉄探偵 欧亜急行の殺人

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    本の紹介文を読んで「前に読んだ本を思い出すなぁ」と思ったら同じ作者さんでした。
    読み終わってから南満州鉄道や松岡洋右さんが実在したことを知ったわけですが、個人的に読みやすく耕一さんにも好感を持ちました。次もありそうな終わり方でしたがどうでしょう。

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    2022年04月25日
  • 途中下車はできません

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    ネタバレ

    これも、短編が最後に繋がる話。
    数年札幌に住み、道内を旅した身としては、「わかる!」的な内容が多くて楽しかったけど、最後はご都合主義でまぁるく収まり、ちゃんちゃん。
    展開としてはもう一工夫欲しかった。

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    2022年04月09日
  • 大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で

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    新型コロナ騒動の最初の頃に話題になった「ファクターX」の解答がここに?!みたいなネタで、そこそこ楽しめました。確かに、現在のものを江戸時代に持ち込むばかりでなく、今はもう絶えてしまった何かを現在に持って来ちゃうのもアブナイですよね。

    とは言いつつ、おゆうさんちっともホームステイしている不自由感なく、現代での存在感の薄さを再認識してしまいました。ドラえもんが引き出しの中に納まっている間どうしているのか謎なのとおんなじ位生活感なし。

    あ。謎解きの方はお金持ちの商家の跡継ぎ問題で全然コロナ関係なく、いつも通りふつーの話です。

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    2022年02月08日
  • 満鉄探偵 欧亜急行の殺人

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    満鉄の秘密調査員が文書の紛失事件を追ううち、哈爾浜特務機関や特高、諸外国の諜報員が入り乱れる諜報戦に巻き込まれる、スパイもの。007ほど荒唐無稽ではなく、冷戦期のエスピオナージュほど非情ではない、どこか優美で悠長なスパイの物語で、そんな空気感が許されるノスタルジックな舞台設定が良い。問題はミステリ部分で、付け足しみたいな密室トリックはともかく、推理も犯人も、その動機も全てがしょぼい。ミステリ部分はカットで良かったかも知れない。

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    2022年01月25日