あらすじ
佐久間由衣主演で『時空探偵おゆう 大江戸科学捜査』としてドラマ化もされた<大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう>シリーズの最新作! 貧乏長屋に小判が投げ込まれるという奇妙な事件が起こる。江戸と現代で二重生活を送る十手持ちの女親分・おゆうこと関口優佳は、かの有名な鼠小僧の仕業かと色めき立つが、出現時期が史実と食い違っていることに困惑する。そんな折、おゆうたちは旗本の御用人から内々に相談を持ち掛けられた。ひと月前に賊が屋敷に侵入し、金二十両と刀一本を盗まれたというのだ。持ち去られた脇差は、妖刀「千子村正」だという。科学分析ラボの宇田川も江戸にやってきて、おゆうは鼠小僧の正体と村正の行方を追いかけるも、事態は長屋の浪人殺しに発展し……。
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今 コンビニでも本売ってて 楽しい世の中になりました。この本は おやつと一緒にLAWSONで買ってきました。
江戸時代の捕物に参加してみたいなあ!
と現代の女の子が思って 参加する話しです。
このシリーズ読むのが初めてなので 実は同心の伝三郎も 未来からきた人らしい。
と終わり頃になってわかる。
捕物のやり方 長崎奉行になる駆け引き
ねずみ小僧のエピソード
粉やの粉塵爆発など
ちゃんと捕物帳になっています。
未来から 宇田川聡史(千住の先生)がきて
ドローン飛ばしたり 指紋とったりする。
現代の知識があれば こんなにわかるのに!
みたいな本だけど 江戸の情緒はあるので
まあ これはこれで楽しめる話しです。
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安定の面白さのシリーズです。
宇田川君が江戸に来るようになってからほとんど東京編がなくなってきたなぁという印象です。真相がどんどん掘り下げられていく様子に先が気になり一気読みしてしまいました。
次作も楽しみです。
Posted by ブクログ
今回は「鼠小僧」に「村正」が絡む内容
史実との食い違いの謎もあり、面白いです
後半の二転三転は、もはやこのシリーズの定番ですね
社会の理不尽さや、ほろ苦い人間関係も特徴です
現代の相棒の活躍も増え、三角関係の行方も気になりますね
Posted by ブクログ
貧乏長屋に小判が投げ込まれた。
鼠小僧かと思ったら、年代が違う。
なのにうっかり口にしたせいで、名前が定着。
これどうなるのかと思ったら、最後の最後で
なるほど、な展開になっていました。
お金を放り込んだのは誰か、盗まれた刀は
一体どこにいったのか、誰が手にしたのか。
浪人を殺したのは誰か、から、すごい発展に。
犯人は実は…な展開がよくありますが
これもこれで王道??
Posted by ブクログ
大江戸科学捜査の第七弾。
鼠小僧登場?
歴史上の登場より早く、なぜ鼠小僧が現れたのか。
盗まれたのや妖刀の誉れ高い(?)村正。
現代の分析オタク、宇田川もだいぶ慣れてきたらしく、
ドローンやトーキーをもって
気軽に江戸の町に現われるようになってきた。
物証を求めて天井裏をはいずりまわったり、
悪党に閉じこめられたお優を助けたりと、
伝三郎より活躍しているのではないか。
といっても意識せず粉塵爆発をひき起こして、
悪党を一掃したのは、おゆうだが。
三角関係はどうなることやら。
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シリーズ7作目。今回は鼠小僧と妖刀村正を軸に話が進みます。現代に戻り歴史を調べると鼠小僧が活躍するには一年早い!おゆう自身が名前を出してしまったため通り名になってしまったけれど、果たして歴史はどうなる?宇田川が休みをとって江戸に乗り込み、バレはしないかとひやひやの江戸での現代科学捜査が展開。今回も楽しませてもらいました。伝三郎もおゆうを知るべく駆け引きをしようとしているようですが、読み手としては彼が江戸に来てから今の地位に安定するまでが気になって仕方ありません。そろそろそこを詳しくお願いしたいところです。
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大江戸科学捜査・八丁堀のおゆうシリーズ、7作目。
貧乏長屋に投げ込まれた小判は果たして鼠小僧の仕業なのか。妖刀村正も絡み、また史実との食い違いもあって、なかなか面白い展開でした。ラボの宇田川さんはすっかり江戸の千住の先生に。活躍が目立ちますが、鵜飼さんとの三角関係が進展どころか、更にややこしくなってきているような。シリーズが今後も長く続いてほしいので、そんなに早急におゆうと鵜飼さんをくっつかせなくてもよいとは思うものの、鵜飼さんの本心を読むと、あまりの焦れったさにお尻を引っ叩きたくなっちゃった(笑)
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アラサーOL、関口優佳、200年の時空を超えて、おゆうに。現代と江戸を行ったり来たりして、江戸の数々の事件を現代の情報と技術で解決。現代では化学分析オタクの宇多川聡史がサポートを。江戸では南町奉行所同心鵜飼伝三郎より十手をもらって女親分に。宇田川は何度も江戸に、伝三郎はまもなく現代に跳びそうな気がw。山本巧次 著「妖刀は怪盗を招く」、大江戸科学捜査 八丁堀のおゆうシリーズ№7、2020.10発行。
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毎年10月のお楽しみは、このシリーズの新刊になりました。すんなり終わらないエンディングはお約束。面白くて、江戸の世界観に浸れて、本格ミステリー。早く次のが読みたい。
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こちらは推理もそれほど複雑でなく読みやすかったな。
捜査も気になるけど、伝三郎とおゆう、宇田川の三角関係…。今後どうなるのか気になります。
Posted by ブクログ
宇多川がちょこちょこ江戸に顔を出すようになってから、三角関係がラノベ的なノリになったなー。
妖刀村正や鼠小僧など面白そうなネタを持ってきて楽しく書いたであろう、そんな雰囲気が伝わってきた。
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江戸八丁堀の美人岡っ引きおゆうは、実は秘密の通路から現代の東京と行き来しているのだ。助けてくれる科学者もいる。江戸では、おゆうは同心伝三郎の下についていて、お互いに惹かれ合っている。ところが、この伝三郎にも秘密があるのだ。先行きどうなる事やら。今回は、妖刀村正と鼠小僧をめぐっての事件。ドローンなども駆使して、事件を解明していく。おゆうのひらめきもなかなかのもの。ちょっとできすぎのところもあるが、まあ面白いよ。
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宇田川さん、そうなのか。。。
なかなか楽しめました。
そろそろおゆうと伝さんがもっと距離縮めてもいいと思うんだけどなぁ
2021.4.1
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Posted by ブクログ
シリーズ7巻目。日本SF読者クラブ 巻を重ねてマンネリ化していると思う。この作品の肝というべき(?)主人公の人間関係はあまり進展していないし。TV時代劇だと思えばいいのか。水戸黄門などを見るように読めばよいのかも。ワクワクはしないが、安心して読むことができるだろう。安心感で☆三つ