斜線堂有紀のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ――
この物語はフィクションですってば。
そのひとことの為にその映画を観る、みたいなことって、ありません?
って、題材が題材なもんだから気取って映画を例に採りましたけど正直そんなに観てないから好例思い浮かばないや。みんな見て! これが馬脚よ!
こういうときひねり出すのはあれ、『ザ・マジックアワー』でデラさんがスクリーンに大写しになった佐藤浩市の姿を…あれ違う。村田さんがスクリーンの中のデラさんを…あれ?
まぁ、あそこですよ。ベタだけどね!
漫画や小説でも、そういうワンシーンってある。クライマックスというわけではないけれど、とても強く心に残っているシーン。
ちょっと手近にあった『トーマの心臓』(漫画の方)を手に取ってみたんだけど、シュバルツ氏の「…わたしにキスした!」と云う台詞はもう完璧。
と、まぁそういうシーンが、この作品の中にもあったわけです。
正直なところミステリとしては粗いし、ビブリオミステリ的に云うならキネマミステリとしてもそこまで深くはないと思うんだけれど、やっぱり、そういうワンシーンがぎゅっと引き込んでくれて、しっかり読ませてくれる。
事実は小説よりも奇なり≧映画より鮮やかな人生なんて、存在しないんじゃないのか?
とはいえそれを、鮮やかすぎるほどに鮮やかな現実に対する緩衝材として設定するというのは、少しぞっとしたけれど形はよくわかる。
けれどもっと単純に、フィクションなんだからこうでなくっちゃ、という想いが、フィクションならざる現実を救ってくれる。そういうこともあるし、そうだからこそこうやって連連、本を読んでいるのだとも云える…か?
上手く云えないけど。
上手く云えないことばかりだなぁ…まじで最後に上手く云えたのいつだねキミぃ…
やれやれの、☆3.4 -
Posted by ブクログ
映画に関係した事件の謎を解く、ひきこもりシネフィル探偵。
「逢魔奇縁のパラダイス座」(ニュー・シネマ・パラダイス)2 … すべてがちょっとわかりやすすぎた。
「断崖絶壁の劇場演説」(独裁者)2 … ひねりがなかった。
「不可能密室の幽霊少女」(ブレア・ウィッチ・プロジェクト)3 … ラストあたりで言う●●トリックが成立してない。JK束で加点。
「一期一会のカーテンコール」(セブン)3 … 見立ての題材が曖昧すぎる。
総じてトリックはかなり軽め。探偵と助手ふたりの絡み(友情)がメイン。題材となった映画はネタバレへの考慮かサラッとしか触れられていないところに好感が持てた。 -
Posted by ブクログ
彼の家から、例のフィルムが発掘された。
持って帰って、元々のきっかけを作った教授に
人を紹介してもらって…と、暗躍してみたものの
さくっと白状している主人公。
まぁ、隠し通せはしないですよね、性格的に。
そんな山場を迎える前に、元カノと遭遇してみたり
別の山場を見てみたり。
自己完結するのはよろしくない、という教訓がw
2話目では、祝容疑者になった主人公ですが
フリーエージェントの身内とも遭遇。
しかしどう考えても…とか言っている前に
ダイイングメッセージって、作ってる気力は
あるのでしょうか?
このシリーズが始まって以来、ずっと出てきていた
あの事件がようやく解決します。
こういう犯罪者いるよな、とは思うのですが
何故因果応報に関しては考えないのか。
自分だけは大丈夫、な主人公思考だからでしょうか? -
Posted by ブクログ
火事のおかげで家財道具がなくとも、2階に行けば
やつがいる。
リュックに詰めてうろうろしていた友人。
ピンク色の足跡。
お使い先での、思わぬ再会。
最初の話は、ものすごく主人公の疑わない心、に
賞賛したいものがあります。
本人が言っているから、ですべてが通るなら
大概の犯罪はありません…。
いや、友情に熱い、ともいえるかも?
ピンクの足跡も、見てる分には可愛いです。
が、まさかの落ち…というか、まさかの現実。
これは確かに言いづらい。
けれど世の中、言わないと通じない事で
9割ができています。
驚きの、あの時の友人との再会。
1巻での単語が、ちょっとだけ出てきています。
しかし契約書の文言があるにもかかわらず
文句を言っている客って、営業妨害では?
しかし前回もそうでしたが、映画の知識がないと
分からない事が多々、でした。
特に最初…そんな事、知りません。