pon-marshのレビュー一覧

  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

    Posted by ブクログ

    (良い意味での)何も起こらない具合が、なんとも心地よい。
    周囲の人々の入れ替わりや増減もスムーズ(?)で違和感なく読める。

    絶対的安定の安心安全感。

    0
    2021年04月26日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    優れたお仕事系小説であり、「何も起こらない系」小説(?)の良作でもある。

    舞台やキャラクターの多くが作品の垣根を超えて登場していて、つながりを探していくのが面白いかも。

    0
    2021年04月19日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

    Posted by ブクログ

    終始(良い意味で)何も起こらなさ具合が良い。

    登場する関係者がジワジワと増えていくが、過去の登場人物も含め親切にさりげなく思い出させてくれる。

    0
    2021年04月18日
  • 藤倉君のニセ彼女(一二三文庫)1

    購入済み

    めちゃくちゃ面白かった。
    けど、話の途中で突然偏差値ダダ下がりな底辺高校の恋愛話に思えたのは何故?
    アーパーな男とアーパーな女の音程がズレ捲くった気味の悪い変調曲を聴かされたような違和感。
    作品は間違いなく良い。
    自分の中でノイズを調整出来なかった。

    0
    2021年02月19日
  • 紅茶館くじら亭ダイアリー シナモン・ジンジャーは雪解けの香り

    Posted by ブクログ

    yk

    題名に惹かれて借りた。
    主人公の女の子が高1っぽく見えたり見えなかったりした。
    マスターは先代派。

    0
    2021年02月10日
  • 幸せを呼ぶ物語、つづります。 水沢文具店

    Posted by ブクログ

    前作を読み終えた後、続編があると知り即購入。
    前作は栞視点が主だったけど、今回は色々。
    タイトルには「幸せを呼ぶ物語」とあるけど、幸せを呼ぶわけではなく、きっかけを気づかせてくれる物語という方が合っているかも。

    0
    2021年01月24日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2020/11/23
    郵便屋さんシリーズ。
    平和だなぁ。ホッとするなぁ。
    秋宏の誠実な姿勢が気持ちいいよね。
    カレンダーのおばあちゃんの話が特に印象深い。
    息子さんのように騙されないように身構えてるタイプだもんな。
    なんや色々カチコチ。
    この小説でちょっとほぐれたかしら。

    0
    2020年11月26日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    2020/8/24
    一日で読めてしまった。
    まあそれは、おもしろいからでもあるんだけど。
    平和な時間がゆったり流れる中、ついに嫌な人登場かと。
    谷さん。
    同姓のいい人が知り合いにいたからそこもちょっと引っかかってみたり。
    パワハラ気質の谷さん。
    ダメなんや、苦手なんや、こういう意味なく攻撃的な人。怖気が走るんや。いや、意味はあるのか。周りが敵に思える環境で育ってきたという。
    でもそんなんこっちには関係ないやん。
    そうやってツンケンするから悪循環やねん。知らんがな。
    ってシャットアウトする。私なら。
    でも秋宏は上手に敵じゃないアピールをするんよ。
    なんて偉い。魂のレベルが高い。
    結果、谷さんもそ

    0
    2020年08月24日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

    Posted by ブクログ

    小野寺さんお得意の「人」と「人」の優しい繋がりイッパイの作品でした。·····けど、シリーズものとは知らず(^^;;
    なんか、1番新しいのを読んだみたいで·····登場人物が分からなかった(笑)
    弟は·····芸能人なのかしら??
    これは最初から読まなきゃダメかも。。。

    郵便屋さんの話しは初めてなので、そうなんだ~って感心しちゃいました。
    ひとや、まちに続き·····なんて事ない日常の小さな繋がりを小野寺さんの優しい言葉で描かれてます。

    0
    2020年04月29日
  • あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。

    Posted by ブクログ

    「何か」の残りの数字がいきなり表示されるようになった人たちのオムニバスストーリー
    雰囲気としては世にも奇妙な物語

    母親の手料理を食べるごとに減っていくカウンターの数字
    「数字が0になったら母親は死んでしまうということでは?」という発想から母親の手料理を頑なに食べまいとするが
    はたして、その数字の意味とは?

    実家に帰った時に読んだので、こういった感覚を意識してしまった
    母親が85歳まで料理するとして、僕が実家に帰るのが1年で計7日間くらいとすると、1日3食で315回
    この数字を大きいと見るか小さいと見るかだけど、意外と少ないなぁ
    話の回数と大体近似してるあたりに、なおさらの焦燥感
    毎日3食食

    0
    2020年01月17日
  • 折紙堂来客帖 折り紙の思ひ出、紐解きます。

    Posted by ブクログ

    お人好しな漱也には、人の手助けをするこの仕事は合っているのかも。蒼生がかなり不思議な雰囲気だったけれど、漱也と一緒にいるときはなんとなく子供っぽくなるのが楽しかった。2人が色々な謎を解くのをもっと読みたくなった。

    0
    2020年01月09日
  • みつばの郵便屋さん 幸せの公園

    Posted by ブクログ

    宛名が不完全な葉書がやってきた。
    返送しようにも差出人の住所も書かれていない。
    こんな葉書にも真摯に対応する平本さん。
    どんだけ人が良いんだろうと思いながらも、鮮やかな解決過程に拍手!
    それ以外の話も心温まる話ばかりでした。
    読むと心が癒されます。

    0
    2019年09月27日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

    Posted by ブクログ

    疲れた時にはこんな本がありがたいです。
    心が癒されます。
    強力な新人登場の回です。
    これからますます面白くなりそうな予感です。
    次作が楽しみです。

    0
    2019年09月11日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

    Posted by ブクログ

    みつばの郵便屋さんシリーズ 2作目。
    郵便屋さんは大変だなぁと今回も思いました。
    新人君も入って、苦情対応にやはり人間性が出ますね。
    中心メンバーの新たな展開もあり、続きが気になります。

    0
    2019年04月04日
  • 流鏑馬ガール! 青森県立一本杉高校、一射必中!

    Posted by ブクログ

    流鏑馬(やぶさめ)といえば馬上から的に向かって矢を射る神事ということは知っている方も多いでしょう。
    ところが、「競技流鏑馬」というとなかなかご存じないと思います。
    青森県十和田市、この物語の舞台である。
    桜流鏑馬、全日本流鏑馬選手権など流鏑馬が盛んな土地柄で、小学生から大人まで幅広い世代に流鏑馬は親しまれています。
    弓道を通じて知り合った二人の女子高生が、悩み、ぶつかり、自分にとっての流鏑馬を模索しながら成長していく姿を描いています。
    YOUTUBEなどで、「桜流鏑馬」の動画を観てから読めば、より一層想像が広がります。
    一風変わったスポーツ小説ということでオススメしたい一冊です。

    0
    2019年03月07日
  • あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。

    Posted by ブクログ

    もうタイトル見た瞬間から涙腺が緩んでいたほど、ズンと来る本でした。

    短編集。表題作はとても短いけれど、なんとも…なんとも…。想えば想うほど、その対象を傷つけることになるジレンマに視界が歪む歪む。
    しかし、そっちか!!となりましたよね。うまい。でも実のところ、「そっち」でもないと。もっとちがう次元の話なんですよね。

    いつか死ぬ生き物には、見えないだけであらゆることにリミッターが存在している。呼吸の回数、瞬きの回数、ありがとうっていう回数、人を傷つける回数、流す涙の回数、声を上げて笑う回数…。あらゆる限定的なファクターの中で生かされている虚しさ、哀しさ、尊さ。うーん。この人生を大事に生きよう。

    0
    2019年01月31日
  • あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。

    Posted by ブクログ

    「わたしのげぼく」を読み ものすごく興味を持った作家さん。
    よくできているオムニバスストーリー。
    突然見えるようになった不思議な数字。その少なくなっていく数を見ながらの生活は 想像を超える心の葛藤があるだろう。
    「授業」と「嘘」か良かったな。

    0
    2019年01月20日
  • 幸せを呼ぶ物語、つづります。 水沢文具店

    Posted by ブクログ

    水沢文具店。
    スカイツリーの見える下町の商店街にあるが、店主は若く、輸入物のノートや筆記具なども多く置かれ、センスよく並べられている。
    店主・水沢龍臣は黒縁の眼鏡を掛け、ぶっきらぼうであるが、店はなぜか近所の子供たちのたまり場になっており、「たつ兄」と、親しまれている。
    ノートとペンを買えば、その人だけの物語を書いてくれる。

    水沢という名前から想起されるイメージは、水色。
    みずみずしく透明感にあふれている。
    雨上がりの水たまり。
    そこに映る、虹、水の中の世界のような。

    『明日町こんぺいとう商店街』というアンソロジーがとても素敵で、三冊出ているのを全部読んでいた。
    それで、タイトルを見てすぐ

    0
    2019年01月11日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

    Posted by ブクログ

    みつばの郵便屋さんシリーズ 第5弾
    文庫書下ろし

    ・トレーラーのトレーダー
    ・巨大も小を兼ねる
    ・おしまいのハガキ
    ・奇蹟がめぐる町

    空き巣の現場を目撃したり、商店の移り変わりに遭遇したり、一通の喪中はがきが醸し出す人との関わり、そして初恋相手との遭遇。

    平本秋宏ならではの人望が、町の皆を明るくする。

    驕らない、偉そうにしない、淡々と粛々と。


    派手さがない分、続きが気になって仕方がありません。
    たまきといつ結婚するのかなぁ。

    0
    2018年12月16日
  • 君だけのシネマ

    Posted by ブクログ

    佐渡出身者には、特に読んでてジンジン来ると思います。特に私は相川の街中出身なので、物語に書いてある風景は、すべて目に思い浮かびます。夏も、冬の風の寒さといった季節の匂いも。お話自体はアラフィフのおっさんが読むには瑞々しく眩しいほどですが、さわやかな詩を読んでいるようで(といっても詩を読む習慣はないですが。。)、気持ちのいい文章ですね。佐渡の方言も、知らない人が読んでも程よくわかるよう自然に書かれていて、感心します。佐渡出身の方はもちろん、多くの方に読んでほしい作品です。

    0
    2018年09月06日