pon-marshのレビュー一覧
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ネタバレ契約結婚の延長後どうなったんだろうと思っていたので、続編の登場は本当に嬉しかった。
沙耶がいる生活が馴染んできたころにぶっこまれる天才宮大工と美人な酒造女将。
無論、二人の仲を(本人たちにその意があってもなくても)引っ掻き回すことになる。
特に宮大工の彼は、新堂さんに対しての態度と沙耶への態度が露骨に違うから……
畑違いの職種の家庭に入るとなると、どうしても付きまとうのは自分が果たして役に立つのか、その世界に入っていいのかということ。
前作は「契約」ということもあり、そこまで踏み込まなくてもいい状態だっただろうが、今回は気持ちが付いてきてしまった。
新堂さんの傍にいたいと思うようになってしま -
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ネタバレ「ペンとノートをお買い上げの方、ご要望があれば話を書きます。オーダーメイドストーリー」
こんな張り紙が入口に張ってある水沢文具店。
店主がお客のために、その人オリジナルの物語を書いてくれるという。
この張り紙の内容も気になるし、店に置いてある文具も海外からの輸入品やお洒落な柄の物も多く品揃えも豊富で、実際行ってみたくなる。
物語をオーダーするのは、みな内に不安や悩みを抱えた人ばかり。
物語を創るための参考に、とその人の内面を聞いてみると、それまで抑えていた感情が次々に溢れ出す。
上手くいっていたことも、何故か突然空回り。
理想と現実のギャップに戸惑い、迷ってばかりの日々。
周りの人達になか -
購入済み
変
めちゃくちゃ面白かった。
けど、話の途中で突然偏差値ダダ下がりな底辺高校の恋愛話に思えたのは何故?
アーパーな男とアーパーな女の音程がズレ捲くった気味の悪い変調曲を聴かされたような違和感。
作品は間違いなく良い。
自分の中でノイズを調整出来なかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ2020/8/24
一日で読めてしまった。
まあそれは、おもしろいからでもあるんだけど。
平和な時間がゆったり流れる中、ついに嫌な人登場かと。
谷さん。
同姓のいい人が知り合いにいたからそこもちょっと引っかかってみたり。
パワハラ気質の谷さん。
ダメなんや、苦手なんや、こういう意味なく攻撃的な人。怖気が走るんや。いや、意味はあるのか。周りが敵に思える環境で育ってきたという。
でもそんなんこっちには関係ないやん。
そうやってツンケンするから悪循環やねん。知らんがな。
ってシャットアウトする。私なら。
でも秋宏は上手に敵じゃないアピールをするんよ。
なんて偉い。魂のレベルが高い。
結果、谷さんもそ -
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「何か」の残りの数字がいきなり表示されるようになった人たちのオムニバスストーリー
雰囲気としては世にも奇妙な物語
母親の手料理を食べるごとに減っていくカウンターの数字
「数字が0になったら母親は死んでしまうということでは?」という発想から母親の手料理を頑なに食べまいとするが
はたして、その数字の意味とは?
実家に帰った時に読んだので、こういった感覚を意識してしまった
母親が85歳まで料理するとして、僕が実家に帰るのが1年で計7日間くらいとすると、1日3食で315回
この数字を大きいと見るか小さいと見るかだけど、意外と少ないなぁ
話の回数と大体近似してるあたりに、なおさらの焦燥感
毎日3食食 -
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流鏑馬(やぶさめ)といえば馬上から的に向かって矢を射る神事ということは知っている方も多いでしょう。
ところが、「競技流鏑馬」というとなかなかご存じないと思います。
青森県十和田市、この物語の舞台である。
桜流鏑馬、全日本流鏑馬選手権など流鏑馬が盛んな土地柄で、小学生から大人まで幅広い世代に流鏑馬は親しまれています。
弓道を通じて知り合った二人の女子高生が、悩み、ぶつかり、自分にとっての流鏑馬を模索しながら成長していく姿を描いています。
YOUTUBEなどで、「桜流鏑馬」の動画を観てから読めば、より一層想像が広がります。
一風変わったスポーツ小説ということでオススメしたい一冊です。