pon-marshのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレマリーさんがいいキャラだったので、一話限りの出番だったのが少し寂しかった。
それでも様々な場面に色々残してくれて、その度に嬉しいやら寂しいやら。
そして、久ちゃんの行動に逐一癒されるという。
ちゃんとその場の空気を読んで、普段は吠える相手でも受け入れたり、逆もあったり、できたワンコである。
普段はきゅうり振り回している可愛い子なんだけれども。
続きを読みたいなと思っていた作品だったので、2巻刊行は本当に嬉しかった。
もう遠慮しなくなった万福荘の面々が和気藹々している場面だけでもほっこり。
今回も家族の絆を感じるエピソードが印象的だった。
一葉さんの元彼の登場、そしてその元彼に対する彼女の行 -
Posted by ブクログ
ネタバレ契約結婚の延長後どうなったんだろうと思っていたので、続編の登場は本当に嬉しかった。
沙耶がいる生活が馴染んできたころにぶっこまれる天才宮大工と美人な酒造女将。
無論、二人の仲を(本人たちにその意があってもなくても)引っ掻き回すことになる。
特に宮大工の彼は、新堂さんに対しての態度と沙耶への態度が露骨に違うから……
畑違いの職種の家庭に入るとなると、どうしても付きまとうのは自分が果たして役に立つのか、その世界に入っていいのかということ。
前作は「契約」ということもあり、そこまで踏み込まなくてもいい状態だっただろうが、今回は気持ちが付いてきてしまった。
新堂さんの傍にいたいと思うようになってしま -
Posted by ブクログ
ネタバレ「ペンとノートをお買い上げの方、ご要望があれば話を書きます。オーダーメイドストーリー」
こんな張り紙が入口に張ってある水沢文具店。
店主がお客のために、その人オリジナルの物語を書いてくれるという。
この張り紙の内容も気になるし、店に置いてある文具も海外からの輸入品やお洒落な柄の物も多く品揃えも豊富で、実際行ってみたくなる。
物語をオーダーするのは、みな内に不安や悩みを抱えた人ばかり。
物語を創るための参考に、とその人の内面を聞いてみると、それまで抑えていた感情が次々に溢れ出す。
上手くいっていたことも、何故か突然空回り。
理想と現実のギャップに戸惑い、迷ってばかりの日々。
周りの人達になか