あらすじ
「マリーさん」からの着信。それは懐かしい一葉の大叔母からの、突然の電話で……? 凛としていて、どこか人を寄せつけない雰囲気のマリーさんに、幼いころから不思議と懐いていた一葉。いつもの居酒屋・南部で、個性的な万福荘の住人たちとうち解ける楽しそうなマリーさんの姿に一葉が安堵したのも束の間――予期せぬ報せが入り……!?
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Posted by ブクログ
マリーさんがいいキャラだったので、一話限りの出番だったのが少し寂しかった。
それでも様々な場面に色々残してくれて、その度に嬉しいやら寂しいやら。
そして、久ちゃんの行動に逐一癒されるという。
ちゃんとその場の空気を読んで、普段は吠える相手でも受け入れたり、逆もあったり、できたワンコである。
普段はきゅうり振り回している可愛い子なんだけれども。
続きを読みたいなと思っていた作品だったので、2巻刊行は本当に嬉しかった。
もう遠慮しなくなった万福荘の面々が和気藹々している場面だけでもほっこり。
今回も家族の絆を感じるエピソードが印象的だった。
一葉さんの元彼の登場、そしてその元彼に対する彼女の行動が最初は少しもやっとしたけれど、初めての恋の相手だったから、まだ自分の中で処理しきれていなかったのだろうなと推察。
処理というか、消化というか。
一応終わったことだけど、終わったこととして自分の中でどの位置に据えるのか、そこまではできていなかったのではないかと。
今回の桜の剪定やマリーさんとのことから、終わった恋の本当に終わらせることができてよかったと思う。
ここを乗り切らないと、彼女は次の恋に本当には向き合えないと思うし。
という訳で、柊先生はここからが頑張りどころだと思う。
一応関係性は進んだけれども、直接的な言葉での契りまではなかったので。
久ちゃんにも慣れてきたし、ぬるっと家族への紹介も済んだし、あとひといき、先生頑張れ!とネットの片隅から応援しています。
Posted by ブクログ
マリーさんからの突然の電話。
マリーさんとお出かけをしたあと、
ホスピスに入ったと知らせがあり。
また、妹の娘真奈が泊まりに来て!?
そして、元カレも登場して。
姪っ子ちゃんのお話が良かった!
そして、2人のビミョーな関係性にモヤモヤしながらも、
続編を楽しみにしたい♪
Posted by ブクログ
柊先生シリーズの2作目。万福荘の住人たちが魅力的に輝いてくる。なかなか進展のない一葉と柊先生にヤキモキしながら、楽しく読めた。続編待っています。