pon-marshのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
【感想】
・お話そのものは悪うないと思うたんやけど。
・完成品だけでもええから折り紙のイラストとかあってほしかったかな。詳しくないのでどんなもんかよくわからんかった。
・妙に読みにくい文章やなあとまず思った。状況もわかりにくい。そのせいでなかなか入り込めなかった。何事も唐突な感じなんかな。
【一行目】
初めに冬が終わった。
【内容】
・漱也は蒼い瞳の美少女が主をする、この世とあの世の中間にある折紙堂でアルバイトすることになった。
・担任である厳しい羽根川先生は化け狸を探していた。
・離れ森で妖怪たちにもめげず夜営している女子高生は母親に聞きたいことがあった。
・亡くなった祖母を慕う、蕎麦 -
Posted by ブクログ
祖父と二人暮らしの高校生の漱也は顔が真っ黒なお化けと遭遇したことをきっかけに、あやかしの世とこの世の狭間「茜辺原」に迷い込む
あやかしと人間の問題を解決する「折紙堂」の店員蒼生の提案によりバイトすることになるお話
茜辺原は常に夕方で青空は見えない
蒼生の目は青空のような色で、漱也の記憶では昔何か会ったように思えるが思い出せない状況
真っ黒なお化けの他、人の悩みを解決するために行動する漱也
日常の謎だし、人情系の話もあるのにそんなに面白いとは思えなかった
全部読んだ後も「どんな話だっけ?」と記憶にあまり残っていない
読むのに時間がかかったわけでもないのにね
なんとも不思議な読後感
まるで自 -
Posted by ブクログ
ネタバレ柊先生の気持ちがびっくりするほど伝わっていなくて、不憫すぎて涙が出た。
高校生が見ても分かる想いを、向けられている本人だけが気付いていないという。
それ故に、度々盛大にすれ違っていて、主人公に何度ツッコミを入れたくなったことか。
危うく主人公が自覚ないまま、柊先生にとどめを刺すところだった。
いや、十分に重傷レベルだったかな。
蘇生が早くて助かったけど。
(代わりに先生が赤っ恥をかいた……不憫)
柊先生が「ゲイ」発言をしてまで女子高生を避けているのは過去に何かあったなと思っていたら、案の定な展開が。
犯人は割と分かりやすかったが、どう言いくるめるのかと思ったら、流石家庭科の先生。
この話に限 -
Posted by ブクログ
就職が上手くいかず、お金も底が見えてきた焦る璃子。神頼みに訪ねた神社で、璃子は不思議な声を聞き、目の前には美青年が立っていた。
マイペースな神様とそのしもべたちに流されて、神様の経営する旅館の若女将として働くことになった璃子。自分に自信が持てないながらも、働き口を失わないように、一生懸命はたらく。
まかない担当にも抜てきされ、自分の料理でみんなの笑顔が見られることに、働きがいを感じていく。
現世の世知辛さから目を背けたい時に読むと、神のご加護を受けている璃子が羨ましくなるが、現実逃避できるのも確か。
いいなー、うらやましいなーと思いながら読み始めて、最後には自分のやりたいことを見つけられた -
Posted by ブクログ
ネタバレそんな周囲の人たちがボロクソ言うほど彼って評価低い奴かなと、読んでいて少し同情を覚えた。
酒造りに一途なあまり、言葉が足りなかったり、想いが汲めない部分もあるにはあるが、女性にだらしない訳でもないし、人でなしでもないし、ただただ酒オタクなだけな気がする。
周りが(特に女性が)勝手に彼に近づいて、やらかして、そのせいで彼が誤解を受けている被害者のように思えた。
そんな中で、彼の(周囲から見れば)ダメな部分を受け入れてくれる女性と言うのは救いだっただろう。
京都の古民家大好き。
彼の見てくれに惹かれた訳でもない。
契約結婚なのに、しっかり役目を果たそうとしている。
ええ子やん。
本当にいい拾い物 -
Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ第3弾。あっという間に読めてしまう、それがいい、そんなシリーズです。
新キャラクター、女性配達員筒井さんは、さっぱりしていて線引きがきちんとできる人。相手のミスに対しても、自分のミスに対しても、なあなあにすることはありません。うーん、かっこいい。
もう一人の新キャラクター、荻野くん。
仕事って、働くって、なんだろう、と彼を通して改めて考えました。
仕事を楽しむということは、やるべきことをきちんとやったうえで、楽しみを見出すということだ、と先述の筒井さんが教えてくれました。
彼がもう一度戻って来てくれてよかった。もちろん、小説だから、というのはありますが、小説ぐらい夢を見させてほしい -
Posted by ブクログ
ネタバレ安心して読める、日常系の話です。
「そのあとが大事」は、分かるー!と思って読みました。若いうちは、謝ることは負けを宣言することのような気がしていました。しかし、社会人生活も長くなり、謝ることの大切さが分かってきました。何をどう謝るのか。自分個人としてではなく、一会社の者として、ある部分に関して謝る。秋宏くんが何度も言うように、気を付けていてもミスや間違いはあるのだから。大事なのは、その後ですね。
嬉しかったのは、宮島大地くんが出てきたこと。中学生時代ですが。そこでようやく、「あ!みつば!」と気づきました。もしかしたら、「ホケツ!」の方に郵便屋さんが出ていたかもしれません。好きな話だったから