【感想・ネタバレ】神様のお膳 毎日食べたい江戸ごはんのレビュー

あらすじ

派遣切りに遭い、貧乏まっしぐらな楠木璃子は、
強引な神様・伊吹に見初められ、
現世と幽世のはざまにある「東京・日本橋」に
ひっそりと佇む不思議な旅館『たまゆら屋』の若女将候補に。

逃亡した板前に代わり、いきなりまかない飯を作ることになった璃子は、
江戸料理を現代風にアレンジした「まかない江戸ごはん」で、
神様やあやかしたちの心を癒していくのだが――。

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Posted by ブクログ

就職が上手くいかず、お金も底が見えてきた焦る璃子。神頼みに訪ねた神社で、璃子は不思議な声を聞き、目の前には美青年が立っていた。

マイペースな神様とそのしもべたちに流されて、神様の経営する旅館の若女将として働くことになった璃子。自分に自信が持てないながらも、働き口を失わないように、一生懸命はたらく。
まかない担当にも抜てきされ、自分の料理でみんなの笑顔が見られることに、働きがいを感じていく。

現世の世知辛さから目を背けたい時に読むと、神のご加護を受けている璃子が羨ましくなるが、現実逃避できるのも確か。
いいなー、うらやましいなーと思いながら読み始めて、最後には自分のやりたいことを見つけられた璃子に追いつこう!と思えるお仕事ファンタジー小説でした。

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2021年02月28日

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