pon-marshのレビュー一覧

  • あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。

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    もうタイトル見た瞬間から涙腺が緩んでいたほど、ズンと来る本でした。

    短編集。表題作はとても短いけれど、なんとも…なんとも…。想えば想うほど、その対象を傷つけることになるジレンマに視界が歪む歪む。
    しかし、そっちか!!となりましたよね。うまい。でも実のところ、「そっち」でもないと。もっとちがう次元の話なんですよね。

    いつか死ぬ生き物には、見えないだけであらゆることにリミッターが存在している。呼吸の回数、瞬きの回数、ありがとうっていう回数、人を傷つける回数、流す涙の回数、声を上げて笑う回数…。あらゆる限定的なファクターの中で生かされている虚しさ、哀しさ、尊さ。うーん。この人生を大事に生きよう。

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    2019年01月31日
  • あなたが母親の手料理を食べられる回数は、残り328回です。

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    「わたしのげぼく」を読み ものすごく興味を持った作家さん。
    よくできているオムニバスストーリー。
    突然見えるようになった不思議な数字。その少なくなっていく数を見ながらの生活は 想像を超える心の葛藤があるだろう。
    「授業」と「嘘」か良かったな。

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    2019年01月20日
  • 幸せを呼ぶ物語、つづります。 水沢文具店

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    水沢文具店。
    スカイツリーの見える下町の商店街にあるが、店主は若く、輸入物のノートや筆記具なども多く置かれ、センスよく並べられている。
    店主・水沢龍臣は黒縁の眼鏡を掛け、ぶっきらぼうであるが、店はなぜか近所の子供たちのたまり場になっており、「たつ兄」と、親しまれている。
    ノートとペンを買えば、その人だけの物語を書いてくれる。

    水沢という名前から想起されるイメージは、水色。
    みずみずしく透明感にあふれている。
    雨上がりの水たまり。
    そこに映る、虹、水の中の世界のような。

    『明日町こんぺいとう商店街』というアンソロジーがとても素敵で、三冊出ているのを全部読んでいた。
    それで、タイトルを見てすぐ

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    2019年01月11日
  • みつばの郵便屋さん 奇蹟がめぐる町

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    みつばの郵便屋さんシリーズ 第5弾
    文庫書下ろし

    ・トレーラーのトレーダー
    ・巨大も小を兼ねる
    ・おしまいのハガキ
    ・奇蹟がめぐる町

    空き巣の現場を目撃したり、商店の移り変わりに遭遇したり、一通の喪中はがきが醸し出す人との関わり、そして初恋相手との遭遇。

    平本秋宏ならではの人望が、町の皆を明るくする。

    驕らない、偉そうにしない、淡々と粛々と。


    派手さがない分、続きが気になって仕方がありません。
    たまきといつ結婚するのかなぁ。

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    2018年12月16日
  • 君だけのシネマ

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    佐渡出身者には、特に読んでてジンジン来ると思います。特に私は相川の街中出身なので、物語に書いてある風景は、すべて目に思い浮かびます。夏も、冬の風の寒さといった季節の匂いも。お話自体はアラフィフのおっさんが読むには瑞々しく眩しいほどですが、さわやかな詩を読んでいるようで(といっても詩を読む習慣はないですが。。)、気持ちのいい文章ですね。佐渡の方言も、知らない人が読んでも程よくわかるよう自然に書かれていて、感心します。佐渡出身の方はもちろん、多くの方に読んでほしい作品です。

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    2018年09月06日
  • 水沢文具店 あなただけの物語つづります

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    ノートとペンを買ってお願いすれば、オーダーメイドの物語を書いてもらえる文房具屋さんのお話。

    うまくいかなくて、苦しくて、気持ちがじめじめしている時に読むと、さわやかな気持ちになれる気がします。

    物語っていいなぁ、とじわじわ幸せな気持ちになれるお話でした。

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    2018年07月05日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    ネタバレ

    漫画家になる事を決意した主人公が頑張る最中、続々とライバルも現れて来出し、これからが楽しみな展開へ。しかし母は物凄く繊細ですぐにぽっきり折れてしまうひとなので、どうしてもやきもきしてしまいますが、今回何とか浮上の兆しが見えて本当に良かった。本人が、ではなくて、私の場合主人公にとって、ですが。家族でうまくいく方向で進んで欲しいですね。

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    2017年06月11日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    ネタバレ

    読んでいてほっとする。
    シリーズ2巻目で、今回は各登場人物それぞれのパートで構成されているので、皆に親近感が湧いてきた。
    P146の、「この世界は優しくないことを知り、様々な不幸や別れがあることを知りながら、でも、望みを忘れずに、愛し続ける人々の歌」という言葉はそのままこの小説に言える事だと思う。

    個人的に、作家や出版のお仕事小説が好きなので、そういう面でも続刊が楽しみ。
    刊行されたのが昨年11月で、ハロウィンの季節から小説が始まるので、出てすぐ読めてたらよかったな。

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    2016年01月23日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    ネタバレ

    それぞれが前へ一歩ふみだす一歩手前の物語がつまっています。
    それぞれのやるぞっていうパワーを感じます。

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    2016年01月10日
  • かなりや荘浪漫 星めざす翼

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    ネタバレ

    かなりや荘浪漫シリーズの2作目。

    今回は、色々なライバルたちが登場します。

    まだ名前が出ただけですが、茜音にも早速、今後競い合う事になるであろう、2人の少女が。

    そして、敏腕編集者の神宮寺美月のライバル、一条絵馬が。
    この二人は、ライバルと言っても、お互いを蹴落とそうとか、そういう事は全く考えていなくて、まさに「好敵手」。

    茜とユリカも、親友ではあるけれども、相手に置いて行かれないように、と、それぞれ頑張る姿が描かれています。
    幼い頃から続いていて、お互いを支え合っている、なくてはならない親友なのに、踏み込みすぎることのない二人の友情は、読んでいて、心が和みます。

    茜音の作るかぼちゃ

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    2015年11月22日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    母親が家出をし、アパートを追い出された茜音は、心の奥深くに傷を持つ人たちがあつまるかなりや荘へに住むことになる。天才的な能力を持ち、運命を引き寄せる力のある茜音。彼女が運命を引き寄せる力は、周囲の人をも、明るく前向きにしてくれるような...そんな力です。
    続きがありそうな気もしますが(かなりや荘の住人達がどのようになっていくのかも気になるところです。部屋の前の住人である、死んでしまった天才漫画家の幽霊も今後どうなるのか。)なんとなくこのまま完結でも違和感はないかもしれません。

    この作家さんのお話には、悪い人も出てこないし、みんな優秀すぎるのではないかな?と思う部分も確かにありますが、この作家

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    2015年05月09日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    ネタバレ

    心が傷ついた人たちが集うかなりや荘に茜音が招きいれられることにより、みんながどのように幸せになる方向へ進んでいくのか、この後がとても気になります。

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    2015年05月01日
  • ようこそ、カズ先生

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    最初はどうなることかと思った市民ミュージカル。
    読み進めるにつれて涙が出てきてしまった。

    なんだか、ドラマ「カエルの女王様」を思い出した。

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    2015年04月26日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    全体を通して、あたたかな物語(舞台はほぼ冬だけど)
    この本は、これから続く物語の序章のような感じ。登場人物がみんな優しい人ばかりで読んでいると、こちらも優しい気持ちになれるような、そんな本です。

    とりあえず、焼きたてのメロンパンが食べたくなる…と思います(笑)

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    2015年04月20日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    ネタバレ

    こういうタイプの小説は初めて読んだ気がします。目が良すぎて、自分の絵を評価できない。主人公の性格は「童話」よりですが、著者の経歴をみて納得。児童文学畑の方なんですね。児童文学からの小説家って、梨木香歩先生とか大好きなので、ちょっと期待。オレンジ文庫ではじめて、シリーズ物を前提に、とあとがきにあったので、続きが楽しみです。

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    2015年04月04日
  • かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち

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    ただいま!風早の街。

    村山早紀さんの、新しいシリーズが始まりました。

    舞台は、風早の街の山の手にある、かなりや荘。
    マリアさまのようなマダムに迎え入れられた、心に傷を持つ住人たち。
    プラス、優しい幽霊。

    まだやっと、スタートラインという感じなので、早く続きが読みたくてたまりません。

    かなりや荘の近くにある、三日月パン屋さんのメロンパンが、とても美味しそうで、読んでいると、パンを食べたくなってしまいます。

    海馬亭や竜宮ホテルに続き、また、住んでみたいところが増えました。

    読み終えた後、外はまだまだ寒いのに、心がぽかぽかとあたたかくなります。

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    2015年03月24日
  • 柊先生の小さなキッチン

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    ごはんで癒される話ではあるが、万福荘で暮らす人々の関係がメイン。一葉の恋愛に対する鈍感さにヤキモキ。作家の石原がいい味を出してる。ワンちゃんの久太郎が主役を食ってしまっている!ポトフや角煮など柊先生の作る料理はどれも美味そうだ!

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    2026年02月28日
  • みつばの郵便屋さん 二代目も配達中

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    のほほんとした感じが良かったです。荻野くんは、絵に描いたような若者だなぁと。
    最後の件はちょっとできすぎだなあと思いましたが、それもアリですね。

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    2026年02月04日
  • 水沢文具店 あなただけの物語つづります

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    「文具店でノートと筆記用具を買うと、自分だけの話を書いてもらえる」というストーリーだった。
    この「自分だけの話」で物事がパッと解決するか、っていうと、案外そうでもなくて、大きくストーリーが動くわけではないのだけど、じんわりと広がっていく感じがあって、それがこの小説のいいところなのかもしれない。

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    2026年01月14日
  • みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙

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    先生が待つ手紙ってなんだろうと読み進めて行ったけれど、予想とは異なり、複雑な思いをしました。
    のほほんとした安定感が心地よいです。
    個人的にはシバザキミゾレちゃんが好きになりました。

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    2025年11月15日