三川みりのレビュー一覧

  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    シリーズ8巻。毎巻、困難がこれでもか!というくらい日織や悠花に降りかかってくるのを粘りに粘って最後にパーっと逆転するのが読み心地良すぎる本作ですが、今回は長い行脚も終わり、最後にまた色々と…。割りと何が起こるかは想像のつく展開ですが、やっぱりカッコいい画が最後にきて、読み心地満点です。読み心地の良さには、主人公達の正義感や行動が凄く読み手の倫理観と合致しているというのも大。
    赤子については予想外の展開が待っていて、今後の話の進み方が気になるものとなりました。

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    2025年11月30日
  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    ☆4.5

    ここまで来たよ⋯⋯
    有間がどこまでも有間なので、この安心感がすごい。

    これでまた続巻を待つ日々が始まっちゃいますな。

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    2025年11月16日
  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    やはり、
    読み始めたら止められない止まらない。
    久々にスマホより読書だった。
    …明日から次巻を待ち続ける日々か始まる…遠い。

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    2025年10月22日
  • 龍ノ国幻想7 神問いの応(新潮文庫nex)

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    「考えずに従うだけは楽だが、それで良かった安楽な世は終わっているのだ。」
    …これは今現在の世にも云える事。

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    2025年10月18日
  • 龍ノ国幻想4 炎ゆ花の楔(新潮文庫nex)

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    自分の痛みばかりに目を向けていると視野は狭くなる。
    人は良くも悪くも変わって行くもの。良い時期も悪い時期もまた、永遠に続くことはない。
    笑って死ねる人生にするも、死して後に鬼になるも、己の心掛け次第かな。

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    2025年10月06日
  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    前作のキャラクターやストーリーを覚えているか不安になりながら読み始めたのですが、もう止まらない!
    スラスラ物語が入ってくる!やっぱりこのシリーズ最高に面白い!

    不津、よく考えろって言われて考えた結果があの態度…?どこまでも腹の立つ奴め…。
    日織が悠花の名前を呼んだときは思わずうるうるきてしまった。
    幸せになって……。

    どうかどうか早く続きを…………!!!!!!!!!

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    2025年09月28日
  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ついに日織が母に。

    性別は、そう来たか!と予想外で驚きました。
    6倍早くお腹の中で育った子は、生まれてからも6倍早く成長するんでしょうか?

    悠花は日織とようやく会えたけれど、和気との約束があるから、すぐに戻ってしまう?
    日織・悠花贔屓だからか、和気には「そんなに悠花に依存せんでも……」と思ってしまいました。

    頼れる男・有間は、甘ちゃん国嗣にお疲れ気味でしたが、やっぱりブレずにかっこいい。

    そして、どこまでも他責を貫き、周りを見下す不津王はただただ不快。
    ラストに日織が、言いたいこと全部言ってくれてスッキリ。
    別に改心しなくていいので、それ相応の報いを受けてほしいです。

    龍ノ原に戻った

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    2025年09月27日
  • 龍ノ国幻想2 天翔る縁(新潮文庫nex)

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    久々の寝不足本。
    こう来るか!!
    ヒントは表紙。
    この人物は誰でしょう?

    読み終わる前に3巻を購入しなかったのが悔やまれる。

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    2025年09月26日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    久しぶりの一気読み。
    マイブーム「龍」なので、たまたま手に取り正解‼️
    一巻だけでも完結している。
    十二国記が好きな方にお薦めしたい。

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    2025年09月19日
  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    それぞれのキャラクターがブレないところがいい。簡単には分かり合えないけれど、歩み寄り、受け入れ、協力することでより良い世界を築いていく。がんばれ日織〜!

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    2025年09月06日
  • 龍ノ国幻想8 呱呱の声(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    ついに!ついに!
    ようやく日織と悠花が会えた!
    約定が成り、日織が龍ノ原に入った!
    龍たちが日織に気付き、いた!と喜んでる様はちょっと涙が出そうになってしまった。
    無事に子供が産まれたところで今回はおしまい。
    続きが気になる!
    にしても不津が本当にひどい。
    自分のやったことに慄き、改心するかと思ったのにあの様かと残念だった。
    あとからあとから試練が続いた日織には、どうか悠花と幸せになってほしい。
    まだまだ物語は続くのかなぁ。

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    2025年09月04日
  • 龍ノ国幻想7 神問いの応(新潮文庫nex)

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    このシリーズは基本的に後味が悪いような人間臭い描写が少なく、問題が起きる→解決する、がフラットに続くことが多いけれど、
    そこが最大の魅力に感じます。
    程よくハラハラしたい、でも悲しい気持ちになりたくない、という私にぴったりでした。
    キャラクターもみんな魅力的で、イライラすることが少ないです。
    読後のスッキリ感も最高です!ずっと続いて欲しい!

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    2025年03月24日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い【電子特典付き】

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    久しぶりの新章にふさわしい物語完結編でした。謎の男ギルバートは本当にアンの父なのか?人の心を読んだり操れるフラウの真の目的は?
    わずかな手がかりがあるコッセルの町に来た一向はどうやって真実にたどり着くのか?
    アンは自分の両親も巻き込まれた17年前の抗争を悼む鎮魂祭の砂糖菓子を任されることになるのだが、それはどうなるのか?
    各シリーズでは最後に大作の砂糖菓子を作りあげるアンですが、それが物語の流れと合致して何時も輝くような読後感があります。アンが両親のことを探るという命題と、寿命が特に長い妖精(何から生まれた妖精かで寿命は違うという設定なのだけど)たちが、人と心を通わせたとき、愛する人が先に死ん

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    2025年02月23日
  • うちの若殿は化け猫なので

    購入済み

    うちの若殿はひとたらしなので

    表紙とタイトルから、ほのぼの妖怪コメディかと思ったら違った。筋立てはシンプルな少年マンガ的。若と小姓が、殿を守るため奮闘する話。健気な若にほだされる。力を貸す妖怪たちのキャラクターも味がある。仕える覚悟のくだりもなかなか熱くて好き。

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    2025年02月22日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫紺の楽園【電子特典付き】

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    ネタバレ

    人間と妖精の共存はなかなか簡単にはいかないな。
    まだまだこれから。
    それにしてもセラとフラウの能力はちょっと恐ろしい。
    次はハルフォード家の過去編って感じかな。楽しみです。

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    2024年12月21日
  • 君と読む場所(新潮文庫nex)

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    本好きな人だけがでてくる。
    本を大切にしたい思いを、どうやってカタチにしていくのか、伝えていくのか、もどかしいけどおもしろい。
    私も共感するってことは同じくらい本が好きなんだと思う。

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    2024年10月26日
  • 龍ノ国幻想1 神欺く皇子(新潮文庫nex)

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    男女と龍の声を聞くかどうかで
    隔離されたり遠ざけられたり
    最悪命を奪われる可能性も高くなる。

    なんて最悪な国なんだ!!って怒りもあるけど
    そうなった背景には複雑な歴史があって
    国を守るためって誰もが思ってるし
    仕方ないのかなぁと思う気持ちもある。

    だけど
    そんな運命を変えようと色々偽りながら
    その時が来るのを待ち続けて
    運命に立ち向かっていく日織が格好よくて
    私は何があっても日織たちを応援する!

    日織が皇尊になって平和な国になって欲しい。

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    2024年10月09日
  • 龍ノ国幻想7 神問いの応(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    今回の話は好きだったな〜!
    昔の人が定めた犯してはいけない法律があって、それに背いたら罰する。
    それは現実でも同じ事だけど、暴君から国民を守る為にいけないと分かりながら王を殺し、その罪を隠して善政を敷く。
    国民を10年間騙していたのは確かにそうだけど、果たしてその罪は斬首されるほどの罪なのか?
    罪かどうかを決めるのはあくまで『人』であって神ではない。龍が本当に居る世界の話ではあるけど、人の世界に龍が介在しているだけで龍は特に手を出してこなない。人間の思うようにとか、人間に力を貸すために龍が何かをすると言う事が無いのがこのシリーズの面白いところ。
    日織の身体も心配だし、次はどうなるのだろう…

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    2024年09月06日
  • 龍ノ国幻想5 双飛の闇(新潮文庫nex)

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    前巻から間があいちゃって熱が下がっていたのと、最近星5に出会うの多めだからそこまで入り込まないかな?と思ってたけど、大変申し訳ありません。やっぱりすごくエグくて面白かったです。

    愛する人のために身を引いて、愛する人のためにできることを模索して出ていった悠花。結構大それたことをやります。

    私が和気なら、悠花の行動原理を知ったら結構絶望しそう。でも悠花の行動原理の揺らぎが人間らしくていい具合なんですよねぇ。日織と自分の価値みたいなものの天秤を測るところが、最上ではないと分かりつつも自分の気持ちやエゴを時に優先して選ぶところがすごく好き。

    2024.5.19
    79

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    2024年05月19日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄金の誓い【電子特典付き】

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    終わってしまいました。
    寂しいけれど、3人が幸せで、3人らしく元気に
    過ごしている姿も見れたし、アンの両親の事も
    知ることができたし、3人がこの先どんな風に
    生きていくのか想像もできるので、きれいな終わ
    り方だと思います。
    でも将来、三川さんが3人の今後について「書き
    たい」読者に「伝えたい」という事があれば単発
    ででも…と願う思いも。
    (でも誰の最期も読みたくはないです)

    妖精と人間が共存する世界で人間と妖精が恋に
    落ち…なんて単純な少女小説だと思い読んでない
    人も(アニメを見てない人も)いるのではないかと
    思い、それが個人的には残念だと思います。
    片羽を奪って奴隷にする設定、単に精製すれ

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    2024年03月17日