三川みりのレビュー一覧

  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黄の花冠

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    アンの職人としての誇りと熱意、なぜという問いを慣習だからとかで片付けず疑問として持ち続けているところとかいいな。シャルとルルのの芯の通った凛々しい美しさも素敵。けど、シャルとアンはじれったくもあり、二人だからこそでもあるのか・・。銀砂糖の謎に近づく旅が始まる予感。

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    2012年01月04日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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    人同士でもそうだけど、違う種族でわかりあうのはなんて難しいんだろう
    存在するもの同士、なんとか折り合いがつくといい
    嫌な人は相手にしなかったりするけどwそれは処世術だよね~

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    2011年12月27日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と赤の王国

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    “「どうして泣くの?お嬢さん。悲しいの?」
    指摘されて気がついた。頬に涙がこぼれていた。
    「怒ってるの!あんな綺麗な羽を、誰にも渡す必要なんかないのに。王様にだって、あんな綺麗なもの奪う権利はない。なんで渡しちゃったの!?」
    「綺麗......?」
    ルスルは生まれてはじめて聞いた言葉のように、それを繰り返した。そしてさらに困惑した表情になる。
    「わたしのために泣いてるの?」
    戦士妖精たちも、泣き出したアンを不思議そうに見ている。彼女がなぜ怒り、なぜ同時に泣いているのか、理解できないらしい。
    その時そっと背後から、アンの両肩に手が置かれた。振り向くと、シャルだった。
    黒い上衣とズボンを身につけて

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    2011年12月05日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と赤の王国

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    一難去って、また一難という感じですが、
    うまくまとまってくれてとりあえず一安心。
    ブリジットも素直になれてよかったです。あとジョナスも。
    アンとシャルの仲がどう動いていくのか、
    最後のキースの提案も含めて気になります!

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    2011年11月08日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    巻を増すごとに面白くなっていると思います♪
    ヒューとの勝負の場面が印象的でした。
    シャルのデレっぷりも見どころです。(笑)

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    2011年11月08日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    シャルがアンに祝福をあげるシーンが素敵でした。
    二人の恋模様や、新聖祭の準備、謎の妖精など気になることが盛りだくさんです。
    早く続きを読まなければ!

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    2011年11月05日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と赤の王国

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    いつもながらに完成度高い。ラファルは死んでないだろうな。色の名前が一冊ごとに入るとこもほんとにフェアリーテイルっぽい。次巻も楽しみ。

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    2011年10月18日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    シャルのアンに対する独占力がジワジワと大きくなっていく。

    今回はブリジットの不器用さが読んでいて辛かった。
    幸せになってほしい。

    物語が盛り上がっていくので、
    アンとシャルのこれからや、
    とりまく人々の今後が楽しみ。

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    2011年09月16日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    ネタバレ

    シリーズ二作目。優しい文章と裏腹にジョナスの嫌な奴感+小物感が増していて、悪意が際立って見えるようでした。
    アンの職人としてのプライドとか「作りたい」という気持ちがアルバーンの最後の台詞に繋がってるんだと思うと感無量でした。
    きっと、何かが宿っている。
    そんな風に思わせてくれる砂糖菓子、自分も欲しい限りです。
    それにしてもシャルかっこいい!ちゃんとアン(というか人間?)を理解しようとしている姿にときめきました。
    ヒューの振る舞いに「人間だなぁ」としみじみ。

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    2011年08月26日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    “アンの後ろ姿を見つめる。
    彼女は、自分で気がついているのだろうか。チビで、細くて、ひょろひょろした手足ばかりが目立っていた一年前に比べて、自分がすこし大きくなっていることを。
    すこしだけ背が伸びて、胸や腰あたりにまるみができて、手足のバランスが良くなった。
    小柄だが、すらりとした立ち姿だ。髪の色も、わずかに薄くなった。廊下の窓から射しこむ光に照らされる髪は、艶も増している。
    たった一年で、少女が娘へと変化しようとしている。ただし中身は、外見ほど変化はしていないらしい。甘い言葉に応えられるようになるのは、まだまだ先かもしれない。
    アンの姿が廊下の向こうへ消えると、シャルはふっと笑った。
    生まれ

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    2011年08月20日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    “アンは驚いた。
    「そうか……。ほんとうに、そうよね……誰が?ていうか、どうやって……?」
    ――銀砂糖は最初に誰が作ったの?妖精が作ったって言われてるけど、妖精の誰が作ったの?どうやって!?
    見慣れた風景の前に突然、未知の扉が開いたようだった。
    銀砂糖は、最初の一握りの銀砂糖がなければ精製できない。けれど最初の一握りの銀砂糖も、銀砂糖がないとこの世に出現しない。銀砂糖は一体どうやってこの世に現れたのか。
    それはいいようもなく不可思議な事実だ。なにかの魔法か、奇跡か。人間が知らない、妖精の神秘の技法か。想像するだけで、心が躍った。
    「だから最初の銀砂糖には、得体が知れないものって意味もある。あな

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    2011年08月19日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と紫の約束

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    新しい妖精さんが登場。
    シャルとアンいいなぁ、かわいいv
    これからどうなるのかが気になる。わくわくって言うより不安のほうが強いかな。
    妖精と人の歴史が動き出そうとしているように思える。

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    2011年08月02日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    ネタバレ

    シュガーアップルシリーズ第四巻。

    ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
    シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
    しかし、そこには病床の長とたった五人の職人がいるだけの、とても歴史ある工房とは思えない姿が広がっていた。
    工房の長の一人娘、ブリジットからシャルの羽を返してもらうために、ペイジ工房で働くことになるアン。
    没落寸前の工房を、銀砂糖師になりたてのアンは立ち直すことができるのか…?

    前回の終わり方があんま

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    2011年07月21日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    前巻で銀砂糖師となったアン。
    シャルを取り戻すためにペイジ工房へ。

    今回は社会人の方が身に染みるかも。
    顧客が本当に求めるものとは。チームワークとは。

    素敵なお話でした。

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    2011年05月16日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と緑の工房

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    毎度思うのですが、砂糖菓子を作っているシーンを読むとうっとりします。今回も、アンの頑張り、そして出来上がった作品共にとても素敵でした。
    シャルも戻ってきてめでたしめでたし。といきたいところですが、不穏な影がちらちらと…。
    今後も目が離せないです。
    あとミスリルかわいい……!

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    2011年04月27日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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    ネタバレ

    毎度のことながら、手に汗握る展開でした。最後に行くにつれて嫌な予感がひしひしと……。アンにたいするシャルの思いに胸ときめかせていた後だったのでショックがでかいです。シャル…!
    キースやキャット、ジョナスと魅力あふれる職人たちが揃いつつあるので、今後どうなるのか楽しみです。
    だけど…シャル!

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    2011年04月27日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と白の貴公子

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    “「にやにやするな。おかしな顔が、さらにおかしい」
    塩漬けにした魚のスープを目の前に、シャルがずけっと言う。
    「え?にやにやしてた?」
    「頭の軽さが、露呈する程度にな」
    ひどいコメントに、ミスリルは軽くシャルを睨む。そして、
    「シャル・フェン・シャル。いつも注意してるだろう。本当のことを言うもんじゃないぞ」
    こちらもけっこうひどいコメントをする。
    「だって、嬉しかったから、つい……ごめん。不気味だった?」
    「なにがそんなに嬉しいんだ?」
    ミスリルはスープのうえに手をかざしながら訊ねた。
    「キースが、わたしの砂糖菓子を見て、ほめてくれたの。あんな腕のいい人にほめてもらえたら、本当に嬉しい」
    する

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    2010年12月13日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    前回からそれほど経っていない時期。
    一体どうやって生活をしているのかが分かる巻(笑)
    思った通り苦労してるけど楽しそうだな…と思いきや
    まだ出てくるのか、という吾人登場。
    もしかしなくても、毎度出てくる予定なんでしょうか…?w

    大切なものを失って、支えがなくてどうしていいのか分からない。
    それをどうにかしたい、と思い、それを実行できる何かがあるなら
    自分のすべてを使って支えを作る。
    仕事に対する姿勢も考えもすごい、と敬服しますが
    そこは逃げた方がいいのでは…と、とりあえず思います。
    けれどここで逃げたら、彼女が彼女たる事はないのでしょう。

    仕上げようとした時、作り上げると決めた時。
    そして

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    2010年10月10日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精

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    砂糖を使った菓子細工師に妖精。
    これだけ聞くとメルヘンですが、内容はまったく非メルヘンw
    柔らかくて綺麗だけれど、それだけでは終わらなかったです。

    最後の最後には、まぁそれだけのためについてこないよね、と
    ちょっと納得してしまいましたが、かなり愕然とするものが。
    自分を磨くのが一番です。
    むしろ高望みをするなら、目の前の階段を
    ちゃんと登ってからにしてほしいです。
    最後には爆笑とすっきりが残っていますがw

    ちょっとした幸運、ちょっとした信念。
    新人さんとは思えない、夢中になれたものでした。

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    2018年04月12日
  • シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と青の公爵

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    雰囲気が綺麗で、可愛らしいです。
    砂糖菓子、それも幸運を運んでくれる、銀砂糖で作られるお菓子。その職人を目指す少女・アン。アンの旅についてきてくれるのは、黒曜石の妖精と、湖水の妖精。
    雰囲気は綺麗なんだけど、登場人物たちがその中で生き生きしてて、読んでいて楽しかったです。
    砂糖菓子を作るシーンとか、「あぁ、こんなかな」なんて想像したりして、現物が見たくなっちゃいました。
    ほんわりとしていて、可愛らしい恋も見れます。
    かわいいなぁ、と呟いちゃうような、可愛らしい物語でした。

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    2010年08月25日