三川みりのレビュー一覧
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いつもながらに完成度高い。ラファルは死んでないだろうな。色の名前が一冊ごとに入るとこもほんとにフェアリーテイルっぽい。次巻も楽しみ。Posted by ブクログ
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シャルのアンに対する独占力がジワジワと大きくなっていく。
今回はブリジットの不器用さが読んでいて辛かった。
幸せになってほしい。
物語が盛り上がっていくので、
アンとシャルのこれからや、
とりまく人々の今後が楽しみ。Posted by ブクログ -
シリーズ二作目。優しい文章と裏腹にジョナスの嫌な奴感+小物感が増していて、悪意が際立って見えるようでした。
アンの職人としてのプライドとか「作りたい」という気持ちがアルバーンの最後の台詞に繋がってるんだと思うと感無量でした。
きっと、何かが宿っている。
そんな風に思わせてくれる砂糖菓子、自分も欲しい...続きを読むPosted by ブクログ -
“アンの後ろ姿を見つめる。
彼女は、自分で気がついているのだろうか。チビで、細くて、ひょろひょろした手足ばかりが目立っていた一年前に比べて、自分がすこし大きくなっていることを。
すこしだけ背が伸びて、胸や腰あたりにまるみができて、手足のバランスが良くなった。
小柄だが、すらりとした立ち姿だ。髪の色も...続きを読むPosted by ブクログ -
“アンは驚いた。
「そうか……。ほんとうに、そうよね……誰が?ていうか、どうやって……?」
――銀砂糖は最初に誰が作ったの?妖精が作ったって言われてるけど、妖精の誰が作ったの?どうやって!?
見慣れた風景の前に突然、未知の扉が開いたようだった。
銀砂糖は、最初の一握りの銀砂糖がなければ精製できない。...続きを読むPosted by ブクログ -
新しい妖精さんが登場。
シャルとアンいいなぁ、かわいいv
これからどうなるのかが気になる。わくわくって言うより不安のほうが強いかな。
妖精と人の歴史が動き出そうとしているように思える。Posted by ブクログ -
シュガーアップルシリーズ第四巻。
ついに念願の銀砂糖師の称号を手に入れたアン。しかしその受章の影には、シャルに恋するブリジットに自ら羽を渡し、自由を失ったシャルの犠牲があった。
シャルの羽を取り戻すべく、アンはブリジットの居る砂糖菓子職人界の大三派閥のひとつとされるペイジ工房へ乗り込んでいく。
し...続きを読むPosted by ブクログ -
前巻で銀砂糖師となったアン。
シャルを取り戻すためにペイジ工房へ。
今回は社会人の方が身に染みるかも。
顧客が本当に求めるものとは。チームワークとは。
素敵なお話でした。Posted by ブクログ -
毎度思うのですが、砂糖菓子を作っているシーンを読むとうっとりします。今回も、アンの頑張り、そして出来上がった作品共にとても素敵でした。
シャルも戻ってきてめでたしめでたし。といきたいところですが、不穏な影がちらちらと…。
今後も目が離せないです。
あとミスリルかわいい……!Posted by ブクログ -
毎度のことながら、手に汗握る展開でした。最後に行くにつれて嫌な予感がひしひしと……。アンにたいするシャルの思いに胸ときめかせていた後だったのでショックがでかいです。シャル…!
キースやキャット、ジョナスと魅力あふれる職人たちが揃いつつあるので、今後どうなるのか楽しみです。
だけど…シャル!Posted by ブクログ -
“「にやにやするな。おかしな顔が、さらにおかしい」
塩漬けにした魚のスープを目の前に、シャルがずけっと言う。
「え?にやにやしてた?」
「頭の軽さが、露呈する程度にな」
ひどいコメントに、ミスリルは軽くシャルを睨む。そして、
「シャル・フェン・シャル。いつも注意してるだろう。本当のことを言うもんじゃ...続きを読むPosted by ブクログ -
前回からそれほど経っていない時期。
一体どうやって生活をしているのかが分かる巻(笑)
思った通り苦労してるけど楽しそうだな…と思いきや
まだ出てくるのか、という吾人登場。
もしかしなくても、毎度出てくる予定なんでしょうか…?w
大切なものを失って、支えがなくてどうしていいのか分からない。
それをど...続きを読むPosted by ブクログ -
砂糖を使った菓子細工師に妖精。
これだけ聞くとメルヘンですが、内容はまったく非メルヘンw
柔らかくて綺麗だけれど、それだけでは終わらなかったです。
最後の最後には、まぁそれだけのためについてこないよね、と
ちょっと納得してしまいましたが、かなり愕然とするものが。
自分を磨くのが一番です。
むしろ高...続きを読むPosted by ブクログ -
雰囲気が綺麗で、可愛らしいです。
砂糖菓子、それも幸運を運んでくれる、銀砂糖で作られるお菓子。その職人を目指す少女・アン。アンの旅についてきてくれるのは、黒曜石の妖精と、湖水の妖精。
雰囲気は綺麗なんだけど、登場人物たちがその中で生き生きしてて、読んでいて楽しかったです。
砂糖菓子を作るシーンとか、...続きを読むPosted by ブクログ -
恋、夢、前向き、キラキラ。
強い意志を持って頑張るヒロインは理想。
ただのお姫様より、とても好きです。
頑張ってる様子には勇気づけられるし。
なんとしてもお菓子を完成させるんだ!という意気込みは、とっても応援したくなります。
ヒーローの男の子が、ヒューに言われて一度はヒロインのもとから去ろうとしたそ...続きを読むPosted by ブクログ -
何処かの国と手を組んで自国を守る。当たり前の方法のようだが、それが本当に最善の方法なのだろうか?現代の指導者よよく考えろ!などと思ってしまう。しかし…皇尊と悠花の夫婦はお互い思い合ってるのは分かるが、まどろっこしく切ない。Posted by ブクログ
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初読みの作家さん。本屋で表紙に惹かれて。何処かで読んだようなエピソードが織り混ざった雰囲気のお話ではあったが、龍が出てくるだけで、面白さ3割り増しだからな〜。今のところ6巻まで続くようなので、期待を込めて星4かな。この物語の世界では、女性だけが龍の声を聞ける。この法則に当てはめれば、声が聞けない女性...続きを読むPosted by ブクログ
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ついに完結してしまったー。
続きを書くと知った時はこんなに嬉しいことがあっていいのかと。時が経って、好きな物語が再び動き出すなんて素敵な出来事でした。
この、激しさが水面下にありつつの、表面化は少ない描写がなんとも心地いい。
この章は大きな流れとして父親の痕跡を探る物語だったけど、その中で生き方を...続きを読むPosted by ブクログ -
昨年のうちに購入してたけれど、新巻が発売されたこの
タイミングで読みました。
久しぶりのアンとシャルにミスリル。 大好きな3人。
アンの父親と言われる男性と、「楽園」を築いた妖精と
人間たちのお話。
少し物足りないと感じたので星も1つ足りないのですが、
これまでと変わらず楽しむ事ができました。Posted by ブクログ -
今回は謎の男ギルバートの正体を探るべく、彼の誘いに乗ってみるアン・シャル・ミスリルたち。そしてまんまと罠にはまりますが、もちろん持ち前の正義感が上手く発動して、悲しいハッピーエンド。力の有るものに寄りかかりすぎる愚者を知らされます。さあ、ついにギルバートの○○がわかる次巻。楽しみだ。次はどんな仕掛け...続きを読むPosted by ブクログ