三川みりのレビュー一覧
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試し読み
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購入済み
愛しいキャラクターたち
砂糖菓子という、いかにも少女趣味なモチーフがこっ恥ずかしいおとぎ話でしたが(笑)、人間と妖精の種族を超えた愛や信頼、自分の仕事や生き方への誇りなど、読み応えのあるモノがぎっしり詰め込まれていて良かったです!
キャラクターが、一人一人とても魅力的!
主人公のアンやシャルも勿論良いけど、個人的にやたら好きなのがミスリル・リッド・ポッドとキースかな。
自らを妖精王と勘違いしたミスリルが、「国民のために働くぞ!」と生き生き手伝いをするのを見たアンが「ミスリル・リッド・ポッドみたいな妖精王で、いいじゃない」と思うモノローグ(?)に、激しく同意。
また、キースはどこまでも本当に真摯。アンがシャルを選んだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ転生ものにはつきものの前世の縁を何処まで引きずるか問題。
特に今回は主人公側はしっかり覚えているけれど、相手は一切覚えていないというパターン。
しかも、相手は地位こそ同じ立場にいながら性格も政治に対するスタンスも正反対と言っていいほどの別人。
それでもあなたは、愛した人の転生した相手だからと同じように命を賭けて守れますかと。
この点の折り合いをつけるだけでも骨が折れそうなのに、皇帝の周りは「死」の気配が色濃く漂っている。
実際犠牲者は出るし、彼を襲う者は生者ばかりとは限らない。
それなのに、彼の周りはびっくりするほど信頼できる人がいない。
読んでいるこちらも、中盤までは誰が味方で誰が敵か分か -
購入済み
読みやすくて面白い
シュガーアップルから、みり先生とあき先生のファンです。ヒロインが明るくひたむきなところが、すごく好きです。恋愛も重くなりすぎず、笑えるところもあり、読んでいてほんわかします。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「本が永遠に残るわけではない」
作中で文杏が答えを見出す問いだが、読みながら自分もどういう意味なのだろうとずっと考えていた。
電子媒体に比べて紙の方が保存期間は長いと言われるが、物理的に消滅してしまうことはあるだろう。
例えば、これも作中にあった焚書のように。
あるいは不注意によるもの、事故によるもの。
可能性だけなら、いくらでも提示できる。
ただ場所が場所だけに、そのような可能性が限定されてしまう。
舞台は仙文閣。
あらゆる書物が大切に保管されている書庫。
本を大事に思う者たちが管理している場所。
そしてそこはそもそも神仙が作った場所でもある。
恐らく世界で一番書物を大事にしている場所で、 -
こんな下宿に私も住みたい。
登場人物の思いやりに、心が温まりました。忙しく寂しい日常の中で、息抜きに読むにはピッタリ。読んでいる間、安心出来る。登場人物も愛おしいです。 -
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購入済み
大作❗️です
最後の刊まで、飽きる事なくハラハラドキドキしながら一気に読ませていただきました。
1巻からの大人買いだったので不安もありましたが、買って大正解❗️でした。
少女から大人への過程が、綺麗事だけじゃなく、恋愛オンリーでも無く、まわりの人達も丁寧に描かれていてとても好きです。
レビュー等で勧めてくださった方、当然作家さんに感謝❗️
ありがとうございました😊
次回作楽しみです -
購入済み
とても良かったです
最初に漫画版を読んで、続きが読みたくて探したらラノベしかないと知りました。初めてお金を出して読んだラノベですが、とても良かったと思います。もっと続いて欲しかったです。
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