あらすじ
都会の喧騒を忘れられる街、神楽坂。婚約者に裏切られた泉は、 路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」を訪れる。 そこで植物を愛する若き管理人・藤江陽介と出会うが、 彼にはちょっと不思議な特技があって?
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こんな下宿に私も住みたい。
登場人物の思いやりに、心が温まりました。忙しく寂しい日常の中で、息抜きに読むにはピッタリ。読んでいる間、安心出来る。登場人物も愛おしいです。
Posted by ブクログ
軽くて甘いジュニア向けライトノベルと期待していなかったのだが、今の自分に必要なヒントをくれた。「毎日を素敵にする」ためにコケを撒く人物、「自分が素敵だと思う毎日のため」になる「毎日行くのが楽しみになる」仕事を探す人物。日常に幸せの土台があることに気づかせてくれようとする作品。
Posted by ブクログ
だいたい 話の展開が見えるから
安心して読めた。
毎日楽しく平和に過ごせれば それで満足。
それは、立派な目標であり 夢である。
なんか、そーいうの ちょっと安心する。
肩の力、ゆるゆるっと抜いてさ。
そんなんで いいんだなー て思わせてくれる。
後半は、やや 暑苦しくて むむむ だったけど
まぁ、許そう(←なぜか上から目線ww)
Posted by ブクログ
都会の喧噪を忘れられる街、神楽坂。婚約者に裏切られた泉は路地裏にひっそりと佇む「神楽坂西洋館」を訪れる。西洋館を管理するのは無愛想な青年。藤江洋介。彼にはちょっと不思議な特技があった。人が抱える悩みを、身近にある草花を見ただけで察知し解決してしまう。下宿人たちから次々と問題が持ち込まれて・・・・
Posted by ブクログ
結婚を控えもうすぐ新居に入居という五日前に、よりによってその新居で婚約者の浮気現場を目撃した泉は全ての人間関係をたち、神楽坂西洋館へ下宿することになります。
そこは無愛想な年若い大家と一風変わった下宿人たちが住んでいて、そこで繰り広げられるハートフルなお話です。
大家の陽介は植物に詳しく、その植物の様子から下宿人が抱える問題を解決していきます。終盤は陽介の抱える問題に泉が手助けしたりと二人の関係も変化しているようなのですが、この巻だけでは決着しません。
続きがとても気になります。
Posted by ブクログ
恋も仕事もなくした二十八歳の泉が訪れた、植物を愛する悪気なく無愛想な青年大家が守る、そこを必要とする人たちに優しい下宿。毎日を素敵にしたい苔好きの白人男性、原因不明に話せない小六少年とその母、通称月下美人の巨体の引き籠もり。精一杯の防御で王子様のような、アロマオイル販売店を営む霊感のある麗人が良い。