TYPE-MOONのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
『Fate』ファンだけでなく、食系漫画や、神話やファンタジーが好きな人も満足させてくれる、それが『衛宮さんちの今日のごはん』
今巻も、ほっこりとさせてくれる内容だった
ただ、TAa先生のメンタルをブレイクしたい訳じゃないんだが、この(3)に対する満足度は、(1)と(2)よりは低い
ほんのちょっとではあるが、物足りなさは覚えた
どこに私が物足りなさを覚えたか、それは、ランサーことクー・フーリンの回がなかったってトコ
ランサーだけが目当てで、この作品を読んでいる訳じゃないにしても、彼がメインの回がないと、それはそれで凹んでしまう
これは、もう、(4)への期待値が否応にも高まってしまう
いや、いっそ、TAa先生の負担が増してしまうかも知れないけれど、二本同時連載をお願いすべきか
豊田悠先生の『パパと親父のウチご飯』のセルフスピンオフである、『パパと親父のウチ飲み』のように、ランサーが旨い酒に合う、美味しい料理をシロウから教わって作り、「ぷしゅ~」しちゃう内容をお願いしちゃおうか
まぁ、そんな我儘はさておき、この(3)にグッと来たのは本当
小次郎やギルガメッシュのメイン回が読めたのも、素直に嬉しい
未プレイにしても、オリジナル(?)のキャラ関係が割と殺伐しているってのは知っているので、こうやって、多少の軽口の応酬はあるにしろ、何だかんだで良好な関係を築き、それに、笑顔になる食事が一役買っているってのは、ジワジワ来る
やはり、美味しいご飯の力は凄いのだな
この『衛宮さんちの今日のごはん』の面白さを構築しているものが、TAa先生の『Fate』への愛、尽きる事のない食欲であるのは言うまでもないが、美少女へのこだわりも、重要なパーツの一つなんじゃないだろうか
女性キャラの可愛さを引き出すって気概が、TAa先生にあるからこそ、シロウを中心にした女性陣の関係がギスギスとならず、ほのぼのと、でも、生温くはない空気になって、面白いんだろう
次巻で、ランサーの回が読みたいってのは上記したが、ギルガメッシュがシロウのご飯を食べるって展開も、アリっちゃアリ
シロウが作ったものとは知らずに食べ、ギルガメッシュなりの最大の賛辞を口にしちゃって、事実を知った時のリアクションが見たい。きっと、セイバーは凄いドヤ顔をしそう
どの回も心が満たされる一方で、空腹になってくるものばかり
その中から、私がストーリーでキュンと来たのは、第18話「秋の味覚その2‐キャスター和食応用編‐」だ
誰だって、最初から成功できる訳じゃない。上手く出来る人は、失敗しても諦めず、何が悪かったのか、次はどうすべきか、を考えて、何度も努力できる
好きな人に喜んでもらいたい、と思えば、大した苦労じゃない
やっぱり、愛の力ってパねぇ
次は、キャスターさん、葛木先生の為に、何の練習をするのかな。和食なのは確かだと思うが、栗ご飯の一つ二つ上の難しさがある和食は、パッと思いつかんなぁ
この台詞を引用に選んだのは、キュンと来てしまったので
私個人の印象だけど、シロウとセイバーの間にある絆は、『ああっ女神さまっ』の螢一とベルダンディーにも負けないモノだろう
大事な人が、人間ではない事を受け入れ、その上で、いつまでも共に居たい、と望めるシロウは、良い男だ、と私は思う -
Posted by ブクログ
最初に断言します。
面白かった!!!!!
シリーズ通して言えば他のレビューでさんざん酷評されてる通り大きな欠点や難点はあります。
その最たるものはエピソードが時系列順に並んでおらず頻繁に視点が入れ替わるため読者が混乱すること、戦闘シーンの省略などですが、それらを差し引いても声を大にして面白かったと言いたい。
けれどこの感慨は全巻通して読んでこそ得られるものだと思います。
志半ばに散っていったマスターや英霊たち、各陣営の視点で聖杯にかける願いや心情が長々と語られ掘り下げられたこそ、最終巻にして漸く正義の味方に覚醒したプロトアーサーの主人公としての震えるほどのかっこよさが輝く。
正直に白状すると、FGOで人気のプロトアーサーの魅力がいまいち理解できませんでした。
確かにかっこいいとは思うのですが、最弱でありながら正義たらんと足掻き続けたバーサーカーや最後の瞬間まで優しい大英雄の包容力を見せて惚れ直さざる得なかったアーチャー、孤独に苦しみ愛を求めて彷徨い続けたアサシンらに比べて弱さや歪み、苦悩や葛藤などの人間味が感じられず、女の子が恋する「完璧な王子様」の定型が一人歩きして感情移入が難しかったです(愛歌視点での記述が主で、アーサー自身の内面が記述される事がごくわずかだったのも要因です)
それが本巻を読んで、まさしく主人公……!と考えを改めました。
嘗て幼子が救われる世界を夢見たアーサーが、綾香との邂逅を通して見失いかけていた本当の願いに気付く時点で熱いのですが、既巻で散っていった六騎の英霊が遺した想いや託した願いが、ここぞ!という場面で生きてきてそれぞれのファンはもうたまらない。
誰一人として無駄な死と消滅はなく、アーサーが真の騎士道を果たす原動力であり続けた。死者が生者の背中を押した。
刮目すべきはP255からの神展開!!!!
燃えずにいられまいか!!!!!!!!!!
王道といえば王道、お約束といえばお約束ですが、そんなのどうでもよくなるくらい興奮しました。
愛歌自身は聖杯戦争を自分とアーサーの恋の彩り程度に考えていましたが、この物語が七人七騎の在り方と生き様を描いた群像劇であり、アーサーの無双に依らず、一人一人が主人公だったと思い出させてくれる展開にじんとこみ上げてきました。
「右手で充分だ。
七騎もいれば。」
ネタばれになってしまうので詳細は伏せますが、癖が強く好き嫌いが分かれる文体なのは事実としても、ここに続く文章を読めただけで感無量でした……
今巻は既巻で省かれがちだった戦闘シーンも比較的詳細に熱量をもって書かれているので、バトル好きもお気に召すと思います。個人的には娘を思うごく普通の父親だった沙条父にほろりとしました。
FGOで好きなサーヴァントが登場するけど評価が微妙なので買おうか買うまいか迷ってる方、そのサーヴァントが本当に好きなら買って損はないです。もっと好きになります。
サーヴァントの心理描写は本当にこまやかに描かれているし、マスターとの掛け合いやサーヴァント同士のやりとりでその魅力を再発見できると思います。 -
Posted by ブクログ
FGOはジキル贔屓で、彼が登場すると聞いて購入しました。
文体は他の方のレビューで指摘されるほど酷いとは思いませんでした。
癖が強いのは確かですが下手ではないです。
ライアーソフトは異国情緒あふれる独特の世界観と詩的で絢爛なテキストが魅力なので、その雰囲気を引き継いでると思います(静謐のハサンのパート等)
そして日常パートも心の機微の汲み取り方が丁寧でとてもいいです。
結論から申し上げるとFGOのジキルが好きなら是非読んでほしい。
幕間で語られる前マスター「タツミ」がどんな人物か、マスターである以前に時空を超えて巡り合った、互いの「正義」に共感する友人同士だった彼らが、何を思い何を願い共闘したのかが描かれて一層設定が掘り下げられます。
そして登場人物(主にサーヴァント)がとにかく容姿を絶賛されます、やたら顔を褒められています。
立ってるだけで男を欲情させるデンジャラスビューティーなアサシンも凄いですが、「美男子」「予定がなければいつまでも眺めているのに」など、顔面偏差値B+以上じゃないと座に召されないのか……!?と疑いたくなります。
エピソードが時系列通りに配置されてないこと、視点の交替が頻繁で展開が錯綜する構成上の欠点を差し引いても、推しが聖杯にかける願いの理由をもっと知りたい等、FGOの設定を補完する意味では購入の価値ありです。だからこそ断片(フラグメンツ)というタイトルなのでしょうが……
本筋には全く関係ない個人的感想を述べるなら、デザインラフに眼鏡をしているジキルがいるのですが、フラグメンツでは眼鏡をしてなくて一体彼はどっちが正しいんだ……!?と謎が増えました。 -
購入済み
絵が綺麗で読みやすい
内容:FGO 1章の序章ラストまで
仕様:カバー折り返しコメント、裏表紙、カバー下のイラストも収録
絵が綺麗でキャラクターの表情や動きが分かりやすく、ゲームとは違ったFGOが楽しめた。
マシュがとにかく可愛く、丁寧に描かれていた。次巻も楽しみ。 -
第四次聖杯戦争から十年、成長したウェイバーの物語……。
原作者陣から「Fate/Zero最萌えキャラ」とまで称されたウェイバー君がスピンオフの主役となって再臨! 現在の彼は魔術師の総本山「時計塔」の講師となり圧倒的な魔術師育成力を発揮してロード・エルメロイII世を冠する程の権威に。型月的第三次成長期が訪れたのか、身長は征服王もビックリの157cmから186cmへ! 本当にもう立派になって……( ノД`)
本作では魔術師ならではの事件に巻き込まれ、そのスバ抜けた洞察力で解決していく事となります。魔術が絡むので常識外な所はあるものの、これが本気の推理物! 謎を解き真実に迫る様子はもうガッチリ練り込まれたミステリー展開です。
加えて不遇さも相変わらず。魔術師としての技量は平凡で個性過多な面々に苦労し胃を痛める姿は「やっぱりウェイバーだなぁ」とほっこりニヤニヤ。時折見せる少年時代の名残りがまたGOODですね♪
他シリーズと繋がる要素も多数。Zeroからstay nightに至る正史。コミカルさもありながら「ここぞ」で見せる男っぷりには全く鳥肌モノです! -
Posted by ブクログ
改まって言うのも恥ずかしくないくらい、しみじみと思う、この食漫画、好きだな、と
『いぶり暮らし』や、『コンビニお嬢様』に対して感じる、「好き」とは微妙に違うんだよな
多分、そう感じる理由は、登場人物が名作である『Fate』のキャラだから
以前も書いたが、私は『Fate』は未プレイなので、知識が浅い
ただ、各国の神話や、メガテンシリーズが好きなので、英霊らについては、ある程度、知っている。なので、彼らが日常の中で生き、食を堪能している姿ってのは、なんだか、心が温まる
そんな彼らが食べる、もとい、士郎が腕を奮って作る料理が、良い意味で「普通」である点も、この漫画に好印象を抱ける理由だろう
読み手が、自分の家庭で、誰かの為に作れるレベルの料理の作り方を漫画って形で指南するのも、このジャンルでは大事なんだろう
それにしたって、士郎は良い女に囲まれてるなぁ
いや、やっかみではなく、単純に感心している。これも、彼の人徳がなせるのだろう。まぁ、餌付けしているようにも見えるが
この(2)では、(1)で登場していなかった、バーサーカーが出ている
やはり、彼の見た目はインパクトがある。しかし、クリスマスを皆で楽しみたいイリヤのために、ツリーを運んできた、心優しい彼の姿には、全く恐怖を覚えない
登場した、と言えるかは微妙にしろ、ギルガメッシュも絡んできそうな気配が、この(2)のラストであったので、(3)で、どのように士郎の料理を口にする事になるのか、楽しみである
また、この(2)では出番がなかった、キャスターが(3)では、愛する人の為に、士郎の元へ再び、修行に来るのか、ってトコも期待しているし、アサシンにもまた、士郎の料理に舌鼓を打ってほしい
どの話も、TAa先生のFate愛を感じるが、個人的にオススメしたいのは、第14話「—アジづくし‐ なめろう丼とうめしそ巻き」だ
あえて、ぶっちゃけるが、私はFateでは、ランサーっつーか、クー・フーリンが好きだ。メガテンやペルソナでも、結構、主戦力として頑張ってもらっている
そんな彼が登場しているってのもあるが、もちろん、士郎の作るなめろう丼と梅紫蘇巻が美味しそうってのも大事だ。なめろうは、たこわさと同じくらい、白飯に合うからな
しかし、さすが、クー・フーリン。槍捌きだけじゃなく、包丁使いも凄まじい。なめろうだけじゃなく、ハンバーグ作りにも向いているのでは
この台詞を引用に選んだのは、凛は男っつーか、士郎の弱点を知ってるな、と苦笑してしまったので。こんな賛辞をされちゃ、やる気も出るに決まってる -
購入済み
大満足
心残るような作品に出会えて良かった。
アニメはzeroは以前見て、UBWを見た後直後今作を一気読み。UBWの内容と合わせると
なるほど!とも思える事がありました。
アニメでの凛ルートの余韻にも浸りながらですが、やっぱり本筋と言えるセイバールートを
読めて良かったです。