新たなる「Fate」、そしてTYPE-MOONワールドが登場!
時計塔の現代魔術科の君主にして名物講師、ロード・エルメロイ二世。彼には、ある目標があった。
一つには、借金を返済すること。もう一つには、かつて敗れたとある「戦争」にリベンジすること。
皆さま、「Fate」シリーズと言えば聞いたことはあるのではないでしょうか?この小説は、そんなFateシリーズと世界観を共有した上で、新しい物語を紡いでいるシリーズになっています。
登場人物と言えば、あの少年の面影はどこに行った!?というロード・エルメロイ二世もさることながら、その弟子たちが本当に個性豊か。個人的には、フラットの自由奔放さにはちょっと憧れすら抱きます。
内弟子・グレイと様々な事件を解決していく、この「事件簿」。ソシャゲしかやっていない人にも、昔からのファンの方にもおすすめしたい、至極の一品となっております!
感情タグBEST3
第四次聖杯戦争から十年、成長したウェイバーの物語……。
原作者陣から「Fate/Zero最萌えキャラ」とまで称されたウェイバー君がスピンオフの主役となって再臨! 現在の彼は魔術師の総本山「時計塔」の講師となり圧倒的な魔術師育成力を発揮してロード・エルメロイII世を冠する程の権威に。型月的第三次成長...続きを読む期が訪れたのか、身長は征服王もビックリの157cmから186cmへ! 本当にもう立派になって……( ノД`)
本作では魔術師ならではの事件に巻き込まれ、そのスバ抜けた洞察力で解決していく事となります。魔術が絡むので常識外な所はあるものの、これが本気の推理物! 謎を解き真実に迫る様子はもうガッチリ練り込まれたミステリー展開です。
加えて不遇さも相変わらず。魔術師としての技量は平凡で個性過多な面々に苦労し胃を痛める姿は「やっぱりウェイバーだなぁ」とほっこりニヤニヤ。時折見せる少年時代の名残りがまたGOODですね♪
他シリーズと繋がる要素も多数。Zeroからstay nightに至る正史。コミカルさもありながら「ここぞ」で見せる男っぷりには全く鳥肌モノです!
あれがコレになった証明を読みました(アバウト)。最初にその事実を知って衝撃が凄まじかった。ただ原作のゲーム設定があって、初めて発動される伏線があるので、完全な初見がどこまで楽しめるかは別問題だなと感じました。これから巻数が進むにつれて三田節がどこまで出せているのか楽しみです。とりあえず、全巻制覇が楽...続きを読むしみです。
Fateというでかい箱の中の作品の一つとしてこの本を私は読み始めましたが、読んでみてとても驚きました。
わかりやすかったのです。
Fateに触れたことのある人なら共感していただけると思いますが、Fateというのは実に難しい(理解をきちんとすることが困難である)作品だと思っています。
しかしこのロード...続きを読むエルメロイ2世の事件簿はFateの魔術の根源、根幹、設定に実に忠実でありながら難しい言葉でお茶を濁すことなく話の構成ができています。
これはとても凄ことで、この本を読めば「わかっていた気になっていた魔術がよりわかる気になる」という素晴らしい魔法がかかってます。
なにより話のストーリーも物凄く天才です。
ZEROで見てたウェイバーが、いかに過ごしてロードエルメロイの名前を背負うことになったのか、背負ってどう生きてどう死ぬのかがとても楽しみになる良い話でした。
FGOでのイベントコラボから気になっていたシリーズで、漫画判を少し読んだが細かいところが解らないので小説の方を今回読んでみました。漫画の方もよかったけれど小説でないと分かりにくいところがあるので続きも活字の方で楽しみたいと思います。Ⅱ世はカッコいいしグレイはかわいい。ルヴィアの堂々とした振る舞いはさ...続きを読むすがだなぁとキャラの描写もいいです。