渡邉義浩のレビュー一覧

  • 世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか 始皇帝の六国平定

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    中国とローマは古くから国家があった国。ローマはちょっと遠くてどこか他人事のようだけど、中国は隣国だから余計に日本との差を感じる時代。
    この頃日本はまだ邪馬台国でもなく、ギャートルズのようにウホホとやって狩猟で生きていた、それなのにかたや中国は身なりもルールも段違い。

    この時代の本はいくつも読んでいるけど、読むたびに新しい発見があったり、読み違えていてそうだったのかと思うものがあったりする。
    論語が有名だけど、貞観政要も地味に良いんだよなって思いながら読みました。
    コンパクトな文庫本が多い中、この本のサイズ厚みは読みやすかったです。

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    2024年05月25日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    学生の頃に吉川英治の三国志を読んだのと、数年前に宮城谷昌光の諸葛亮を読んだくらいの知識しかありませんでしたが十分に楽しめました。

    三国志の時代は日本だと卑弥呼の邪馬台国の時代ということを知って、中国は日本と比べるとずいぶんと進んでいたんだと思いました。

    史実があって、正史があって、演義があるということで、史実と正史、演義がどのように違うのかが書かれていて面白いです。

    演義で描かれている超人的な能力の諸葛亮も好きですが、そうでない諸葛亮も好きだなと思いました。

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    2024年02月27日
  • 魏武注孫子

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    孫子に曹操が注をいれているというなかなか凄い本。
    読み下しや原文もあるし解説もある。
    前文と解説にダブりが多い気がするけど読む前の準備と読んでから改めてと思えばありかな。
    目標を持った組織やチームを差配する人向け。
    その中に役割があるなら差配される側が読んでも役に立つと思います。

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    2023年10月17日
  • 孫子―「兵法の真髄」を読む

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    『孫子』の背景から特徴まで、曹操を中心に見ていく感じ。『孫子』の本質が13篇をまたいで解説されていて、それぞれの篇の繋がりとか、『孫子』全体が言わんとしていることへの理解が深められたと思う。あと章の構成がわかりやすくて、読みやすかった。

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    2022年12月19日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    キングダムを読んでてもよくわからないことが多かったので、読んでみた。
    宗家や氏族制度、法家などは知識として勉強になった。道徳的な考えとルールをうまくミックスした「儒教」が尊ばれていることも驚いた。

    うまいこと制度と法整備し、そのもとに平等とすることで中華統一を成し遂げた秦国の凄さがあらためてわかった。
    中国が祖先を敬う民族であること。逆に儒教文化と漢字を用いれば仲間である、といった価値観も知らない部分だった。

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    2022年07月01日
  • 人事の三国志 変革期の人脈・人材登用・立身出世

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    より深く楽しめる

    三国志には以前より興味があり、簡単な入門書は読み終えてます。現在途中ではありますが、そのうえで
    この『人事の三国志』は非常に面白い!官僚がどのようにして登用されるのか?人脈により推挙される理由等、詳しく書いてある為、某三国志ゲームをより深く楽しむこともできる。
    通常とは違った切り口から当時の時代背景を深く切り込んでいる為、三国志ライトユーザーには当時の武将が『こういう事を思い描いて・・・』と思いを馳せることが出来る!おススメです!

    #タメになる #アツい

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    2022年02月16日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    キングダムを読み始めて秦の時代の魅力に惹かれて出会った本ですが、今の中国の社会で起きていることにつながっているともわかる内容でした。 もっと深く中国という国を知りたくなりました!

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    2021年11月21日
  • 魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国

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    三国志の専門家の立場から、歴史学の手法を活用して魏志倭人伝の理念(フィクション)と事実(史実)を分類し「邪馬台国は九州ではなく大和にあった」と推測した著作。

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    2021年10月01日
  • 三国志 運命の十二大決戦

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    とても面白かった。
    安っぽい表題に胡散臭い帯であまり期待していなかったけど、著者は中国歴史研究の第一人者である渡邉義浩氏なので、参考にならないわけがない。
    表題のわりに戦自体についてはあまり触れられず、その背景が多く述べられますが、それは正史という性質上仕方ないとのこと。
    私としては、最終章で語られる「なぜ三国志演義が五丈原で終わるのか」という問いの答えになるほどと感心しました。

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    2021年09月07日
  • 『論語』 孔子の言葉はいかにつくられたか

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    ネタバレ

    「本書が扱うものは、『論語』の形成過程と、朱熹の『論語集注』が成立までの解釈史である」と「はじめに」で書かれているように、本書の前半3章は「論語」が現在の内容に固まるまでの推移について、後半3章は内容が固定された「論語」の解釈論の変化について著述されている。

    他の(宗教的)古典でも同様だが、古典的書物に書かれた内容全てが名目上の著者が書いた/発言した内容であるとは限らない。「論語」の場合は、司馬遷の居た紀元前1世紀ごろには、魯論と斉論そして古論(註:前2つより古いわけではない)に大別されていたらしい。「論語」が現在の内容に固まるのは、前漢末の成帝に対して講義した張禹の論(張候論)に基づくらし

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    2021年06月07日
  • 人事の三国志 変革期の人脈・人材登用・立身出世

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    ネタバレ

    名士層の確率の説明
    孝廉、僻召、徴召といった制度の説明
    曹魏:曹操は漢王朝簒奪のために儒教の相対化を図り、新たな価値観として文学を重視。曹丕は名士層を代表する荀彧の後を継ぐ陳羣とのせめぎ合いの中で、九品官人法により儒教的価値観を制度内に抱え込むことになる。
    蜀漢:劉備集団ははじめ義兄弟的な個人的情義に基づき名士を軽視していたが、荊州名士閥に属する諸葛亮を登用することで名士層の支持を取り付ける。ただし、その後も関羽張飛の重用は変わらず。益州入り後、蜀漢政権は荊州層がトップに立ちながら地元益州層との融和を図り政権を運営。調整力に欠ける姜維の指導で政権は分裂していく。
    孫呉:孫堅ははじめ情義軍事集団

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    2020年12月31日
  • 三国志「その後」の真実 知られざる孔明没後の後伝

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    三國志の物語の裏にあったもの

    三國志の物語の後ろにあった宗教、思想を解説してくれている。
    信じる思想の違いをしることで、なぜあの武将と武将は権力争いをしたのか。どうして晋が中華統一することになったのか、三國志の物語を深く知ることができる。

    また、たいてい諸葛孔明が死ぬ辺りまでの物語がメインになってくるが、その後にも多くの名将がいることを気付かせてくれる。

    ますます三國志が好きになった。

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    2020年07月30日
  • 漢帝国―400年の興亡

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    三国志は好きなので後漢末期の知識は多少あるが、それ以前の知識は余り無く興味を惹かれたので購入。
    漠然と疑問に思っていた法家的な秦から儒教国家である漢への繋がる謎が丁寧に説かれていて常に感心しながら読み進められた。
    やはりドラスティックに変わった訳では無く、前後400年の中で思考錯誤や政治的思惑が混ざり合い儒教自体が形を変えて国家体制と呼応していく様は面白い。簒奪者王莽が意外にも後漢の基礎づけに資していたことも驚き。
    これまで意識していなかった四書五経や正史の歴史的位置づけもとっかかりが出来、今後中国の古典を学ぶ際にも役立ちそうで読んで正解でした。

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    2020年01月18日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    蜀漢を正統とする『演義』。曹魏を正統とする陳寿『三国志』。それぞれの視点から曹操、関羽、諸葛亮、そして、三国志全体を俯瞰することで、新しい人物像、三国の歴史が見えてくる。

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    2019年11月04日
  • 人事の三国志 変革期の人脈・人材登用・立身出世

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     三国志を、人事や社会背景の面から分析した本書。

     新鮮で面白かった。

     特に、当時の「名士」という特定階級が如何に勢力を誇っていたのか、を初めて理解した。

     三国志序盤の袁紹・袁術の強大さも、その後の曹操の勃興も、更には司馬懿の簒奪も、一本の筋・流れが見事に通る。

     もし、「名士」が「名士」として残っていたのなら、その後の専制帝国制は大いに異なったものになっただろう。

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    2019年09月17日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    かの春秋戦国時代に、なぜ中華は「一つになりたがっていた」のか、他の6国ではなくなぜ秦国が統一を果たせたのか、その答に迫る内容の一冊で、キングダム好きとしては興奮しきりで一気に読み終えた。

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    2019年04月21日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    面白かったです。三国志の基礎・導入本という感じで、一通りの三国志もの(小説)を読んだ方には丁度いい本かと思いました。
    史書三国志の位置付けや演義の成り立ちが分かりやすく書かれていて、何より文章がとても読みやすかったです。

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    2019年04月14日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    歴史小説『三国志演義』を入口に、正史と呼ばれる歴史書『三国志』、そして史実へとたどって、あまり知られていない史実の三国時代を読み解く本。

    一般に親しまれている『三国志』は明の時代に書かれた歴史小説『三国志演義』がベースになっています。小説なので当然虚構が入っています。一方、正史と呼ばれる歴史書『三国志』は完全に史実をカバーしているとはいえません。書き手である陳寿の偏向が疑われる話もあります。

    本書は、なじみのある『三国志演義』を入口に、『演義』と正史の比較、史実の時代背景、曹操・関羽・諸葛亮の実像などが書かれています。

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    2019年03月02日
  • 「三国志」武将34選

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    三国志検定3級向け。いいですねー。三国志好きにはたまらない。三国志末期のソンコウ、エイカン、カジュウなどの記述も多く楽しめました。

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    2018年10月11日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    吉川英治の三国志、横山光輝の漫画、KOEIの三国志ゲーム、2008年に公開されたレッドクリフはいずれも「虚構」に満ちた「三国志演技」をベースにしている。

    本書は、「演技」を入り口に「正史」の記述を検討して「史実」へと言及している。

    「正史」といえども、魏を滅ぼして建国された西晋の史官によって作成されているため、西晋の正統を示すために書かれている。

    「正史」とは、「正しい歴史」を記録したものではなく、史書を編集した国家にとって「正統な歴史」を描いたものである。

    全体を通して印象に残ったのは、人材登用

    唯才主義を掲げた曹操、名士への礼遇で有名な劉備、そして曹操・劉備にひけをとらず名士の抜

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    2013年04月11日