渡邉義浩のレビュー一覧

  • 三国志 演義から正史、そして史実へ
    吉川英治の三国志、横山光輝の漫画、KOEIの三国志ゲーム、2008年に公開されたレッドクリフはいずれも「虚構」に満ちた「三国志演技」をベースにしている。

    本書は、「演技」を入り口に「正史」の記述を検討して「史実」へと言及している。

    「正史」といえども、魏を滅ぼして建国された西晋の史官によって作成...続きを読む
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ
    「三国志演義」(小説)から「三国志」(正史)へとさかのぼって、真実の歴史にせまる。虚構の物語、国家編纂の正史ともに書かれた時代の思想が反映されている。1962年生まれの渡邉義浩氏による分析はとても分かりやすく、歴史としての三国志を知りたい人に本書はお勧めです!
  • 諸葛孔明(学習漫画 世界の伝記NEXT)
    子供時代から青年中年の孔明・士元が出てくるのがまずすばらしいと。
    士元が士元すぎてえろい。月英かわいい。孔明まつげやばい。
    水鏡は安定のおじいちゃんですがなんと徳公・承彦がちゃんと出てくる伝記漫画ってなかなか珍しいなと思います。でも戦うアーティスト・曹操に全部もってかれた。
  • 「三国志」軍師34選
    三国志の軍師物。
    と思ったら名士だったでござる。
    結構深いところまで書いてるなあ。
    マイナーな人物も出てきて、良い。
  • 「三国志」軍師34選
    ちょっと面白い角度からの三国志。
    タイトルどおり軍師切り。演義を下敷きにしているものですが、なかなかよみごたえあり。
  • 「三国志」軍師34選
    表紙絵、諏訪原さんだし、軍師ばかりだし、
    好きな人にはたまらない、最高なんですけど。

    タイトル通り、軍師34人について、一人3、4Pくらいで紹介してる本。
    すでに知ってる有名エピソードはもちろん、正史と演義両面から書かれてます。
    語りは、ほのぼのした先生が、坦々とお話してくれてるかんじ。
    つまりは...続きを読む
  • 「十八史略」で読む「三国志」
    三国志は好きだが十八史略について詳しく知らなかったのと、youtubeのゲームさんぽで観た渡邉さんの動画が面白かったので購入。
    漢文、書き下ろし、訳文、解説が順序立てて並んでいるので読みやすく、横山光輝さんの漫画三国志も掲載されていて良かった。
    後漢の官制図などもわかりやすく面白かった。次はもっと解...続きを読む
  • 世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか 始皇帝の六国平定
    中国のような大きい国は
    強権な政治でないと
    法律でガッツリ治めないと
    国家が成立しないんだろうなぁ
    と思った
    日本はゆるい...良くも悪くも

    あと...巻数が多すぎて
    手が出せないでいるけど
    「キングダム」と「三国志」
    読みたいなぁ...と思った
  • 世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか 始皇帝の六国平定
    ちょっと難しかったけど、中国という大きな国がどんな思想で2千年もの長きに渡って続いて来たか、少し理解できた。まさに私の「世界史のリテラシー」を上げてくれました。
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎
    キングダム大好き
    キングタムの時代背景や社会の仕組み、考え方の理解も深まり、今の中国が中国である理由もなんとなくわかる気がします
    キングダムの時代から今に続く中国の歴史の壮大さが心に響きました
  • 魏武注孫子
    理論と実践が並んでいて読みやすい。孫子はちゃんと読めていなかったのだけれどもこれはよいですね。

    理論家の孫子と、中国が生んだ軍事と政治と芸術の天才である曹操の解釈が組み合わされており、理解が深まります。

    無形で勝つ、戦で将がしてはいけないこと、風林火山の解釈などが特によかった。さらに三国志時代の...続きを読む
  • 魏武注孫子
    勝ちやすいやり方、パターンがある。
    敵味方は、どちらがそのやり方に則っているか。
    こちらが有利なのであれば、戦う(勝てる)
    そうでないなら負けるから、戦わない。

    敵を知り己を知るだけでなく、
    定石をしり、敵と己を比較する、なのかもしれない。

    状況は、刻々変わるので、情報をとる。
    相手が自滅するよ...続きを読む
  • 三国志が好き!
    祖父は古典文学が好きで三国志と水滸伝のファン。蔵書には立派な全集があり読み込まれ擦り切れていた。そんなことを思い出しながら読んだ。私自身はなかなか馴染めていない三国志。とっかかりとしては最適な本で読みやすかった。
  • 三国志が好き!
    初心者向けとは言っても、人名が多く出てくるので読見通すのはそれなりに大変。三国志に興味がある子どもなら、読みこなせるかも。
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎
    キングダムが好きなので読んでみました。「『キングダム』に流れる地下水脈」という表現のとおり、この本では政の代に至るまでの秦がしっかりと説明されています。なぜ秦が中華統一を目指し実現できたのか、他の6国がそれをできなかったのかがよく分かりました。
    秦を一方的に評価するスタンスではなく、滅びた他国の事情...続きを読む
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ
    初めて三国志を読んだのは中学生の頃だった。桃園の誓い、三顧の礼、赤壁の戦いに心躍らせ一気に最後まで読んだのを記憶してる。当時KOEIのゲームが流行ったこともあり、50万円もするシャープのx68000というパソコンを父に買ってもらったことを覚えてる。毎晩毎晩友人を家に招いて夜通し三国志をやっていた懐か...続きを読む
  • ざっくりわかる 8コマ三国志
    漫画と解説を合わせたよくある歴史入門と思いきや漫画部分はジェントルマン中村である。
    勢いある画風と「中山靖王(カリスマ)の血筋(DNA)」「呂布(リーサルウエポン)」などの超ルビが炸裂する漢達の物語。
    作者のファンなら満足できるはず。
  • 図説 一冊で学び直せる三国志の本
    1冊あると三国志コンテンツがもっと理解できる便利な本です。図解もわかりやすかったです。

    三国志も漫画や映画などストーリーを追っていけば何となく理解できるのですが、本書を傍に、たまにペラッとめくると漫画とかに出てきたエピソードの詳細がドンピシャ載っていて、見事に構造化されていて理解が深まる...とい...続きを読む
  • 諸葛孔明(学習漫画 世界の伝記NEXT)
    漢文で三国志を学び、人物関係が分からなかったので読んだ。
    かなり、理解できるのでおすすめ。小学生の時に1回読んだが、漫画でもよく分からなかった記憶がある。
    今になって理解できるようになった
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎
    秦の始皇帝とその周辺の歴史について分析した一冊。

    『キングダム』はあまり関係ないものの、登場人物の実像について知ることができた。