渡邉義浩のレビュー一覧

  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    面白かったです。
    「演義」を読んでいるだけだと見えてこない部分や、不自然だなと思っていた部分の謎が解けた気がします。
    特に、劉備と諸葛亮のせめぎあいの話は新鮮でした。
    3兄弟が何によって結びついたのか。呂布や公孫瓚は強大な軍事力を持っていたにも関わらずなぜ滅んだのか。逆に名門の袁術・袁紹が敗北したのは何故か。関羽が神格化してゆく過程には何があったのか。荀彧は何故死ななければならなかったのか。果断な曹操を迷わせた後継ぎ問題とは。ますます色々な三国志本に手を出してしまいそうです・・

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    2011年07月06日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    正史である三国志と、三国志演技の違いから、史実はどうだったのかと解こうとする。
    とにかく面白い演技の世界にも、そうせしめた時代背景があるはずだ。
    曹操と関羽、孔明の描き方の特徴から、それぞれの思想的な背景、時代背景を解く。
    めちゃくちゃに面白かった吉川英治の三国志に惹かれて、中国の歴史に興味を持ったが、最近出てきた宮城谷三国志は正史に近い作品だろう。
    これらを理解した上で、様々な三国志を読み返すと、その面白さが一層際立ってくる。

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    2011年05月08日
  • 「三国志」軍師34選

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    てっきり「最強の武将10選」的な羅列ものかと思ってたけど、名士層という切り口から系統立てて後漢時代を切り取った一冊。これまでの三国志もので抜けてた視点が補完されて、今までなんとなくスルーしてたことでその意味と流れを知ることもあったりして、なかなか興味深い内容だった。なにげに最近読んだ三国志ものの中では一番。



    例えば


    ・陳羣が荀?に推挙されたこと。

    ・陳羣が曹操の後継者争いでは曹丕についたこと

    ・陳羣が九品中正制度を制定したこと

    などは陳羣のプロフィールとして知ってても、それがどういう流れでつながるのかはピンと来てなかった。



    官位が売買されるようになった後漢時代に、学問(≒

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    2009年10月04日
  • 「三国志」軍師34選

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    大きな字でややライトな読み心地ですが、本貫による軍師たちの派閥や信頼し合っているようで油断もヘッタクレもない君主との力関係に着目していて面白いです。

    あと呉質や孔融のような、あまり良く言われない人物に対して好意的なのもポイントですね。

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    2009年10月04日
  • 漢帝国―400年の興亡

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    ネタバレ

    秦を滅亡させ、項羽を破った劉邦が中国を統一。武帝時代に最盛期を迎え、王莽による簒奪を経て光武帝が再統一、魏に滅ぼされるまでの400年。
    中国史上最長の統一帝国にして、「儒教国家」の形成。

    劉邦から武帝までの歴史の部分が面白かった。王莽の簒奪に至るところあたりから、「儒教」についての記述が中心になってきて、ちょっと難しくなった…。

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    2026年04月15日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 始皇帝の話

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    非常に読みやすく、図解もあるので導入にはよい。
    キングダムで興味持ってひらいてみました。
    残念なのはちょいちょい右と左で同じ話のせてる点。図解の方はもうひと掘りしても良いと思う。なにはともあれ、ふだんこういった本を読まない自分でも読み切れたので上手に作ってあるのだと思う

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    2025年10月24日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 三国志 正史の英雄たち

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    「三国志」を好む日本人は沢山いる。
    だが、それは間違っていると本書は言う。
    多くの日本人が好むのは「三国志演義」なのだ。

    「三国志」と「三国志演義」とは何が違うのか?
    「三国志」は3世紀、晋の時代に作られた正史だ。
    (正史は、正しい歴史ではない。正統な歴史)
    「三国志演義」は14世紀に書かれた小説。
    ただ、本書によれば、事実7割、フィクション3割だと言う。
    だから、「三国志演義」は、司馬遼太郎の作品のようなものだ、と考えるのが正しい理解だろう。
    だが、司馬遼太郎作品のように登場人物が生き生きとしていて魅力的だ。

    どの英雄を好むか、と「100分de名著」のテレビ番組で問うていた。
    回答は、三

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    2025年03月14日
  • 世界史のリテラシー 「中国」は、いかにして統一されたか 始皇帝の六国平定

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    秦・漢については何冊も読んでるため目新しさはなかったが、秦から漢その後の中国への影響について分かりやすく理解できた。

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    2024年12月09日
  • 1日1テーマ30日でわかる三国志

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    呂布が一番強いとは知らなんだ~正史と演義の違い・スピンオフ・日中の違い~呂布って最初に出て来て間もなく退場しちゃうから残ってないんだけど。30日も掛ける内容じゃないね

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    2024年10月29日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    ネタバレ

    キングダムを絡めた発想は良かったと思うが、タイトルの「キングダムで解く」ほど内容がリンクしているとは感じられなかった。
    そもそも、著者の熱意が伝わってこない感じを受けた。
    秦の行った体制の変革は特異な物で、その後の2000年以上(著者によれば現代でも)にわたって中国を支配したものであり、秦による統一がなければ、中国は南北で分かれていた可能性すらあることをもっと強く(熱く)語っても良いのではないかと思った。

    記載されている内容は高校世界史の枠を出ない内容で、知識として真新しい物は一切無いと言ってよく、また、支配制度に関しても、「後続の漢王朝により継承され、洗練・周知されたことが大きい」という当

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    2024年03月04日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    中国は国土が広大かつご存知の通り人口14億を抱える巨大な国だ。清の乾隆帝の時代がその最も広い版図になり1470万㎢にも達する。日本ではインスタントラーメンのコマーシャルで中国4000年の歴史というのが定着してしまったが、夏王朝の時代さらに、それ以前に在ったと言われる、三皇五帝(さんこうごてい)時代(古代中国の神話伝説時代で8人の帝王がいたと言われる神話時代)を足すと中国には4600年の歴史 =凡そ5000年前の話になる。だから実際には5000年の歴史を持つと言われる所以だ。その後、西周や春秋戦国の時代、秦、漢などの様々な国が誕生し、世界史を勉強した人なら中国の王朝の流れを漢字で追いかけると同じ

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    2023年12月15日
  • 三国志が好き!

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    こういうの読むと、また改めて三国志を通読したくなるな~。ちなみに自分の推しは、張翼徳。本書ではほとんど触れられなかったけど…。

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    2023年11月13日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 始皇帝の話

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    キングダムのネタバレになるかも?

    時系列に説明してくれたらいいのに、パートによって前後するので少しわかりづらかった

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    2022年06月04日
  • 漢帝国―400年の興亡

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    漢の詳細がわかる新書。
    董仲舒が司馬遷の師匠だったり、法家、黄老思想が時代をリードしていて、儒教は後漢になるまでメインではなかったり、王莽は国の簒奪を正当化するため必死だったりとと面白いエピソードが沢山あった。

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    2022年03月15日
  • マンガでわかる三国志(池田書店)

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    三国志演義のストーリーをマンガで楽しみつつ、演義と正史とわかりやすく比較解説しているので、三国志に初めて触れる人向けの本である。自分自身、三国志のことを知りたいけど、どこから手をつけていいかわからないという状態だったので、三国志の導入としてはこの本を最初に読んだのは当りだった。魏呉蜀とそれぞれ魅力的な人物がいて、史実としても面白く、だからこそ三国志がとても人気があることに納得できた。三国志演義を読んでいく上で、度々読み返すことになりそうな本である。

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    2021年08月15日
  • 『論語』 孔子の言葉はいかにつくられたか

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    孔子の言行を記録したとされる『論語』というテクストが、どのような経過をたどって成立し、こんにちにまで伝えられてきたのかということを解説している本です。

    「はじめに」には、「本書は、新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、早稲田大学のオンライン授業のために用意した原稿をまとめたものである」と書かれており、孔子の生涯や弟子たちについての入門的な解説も含まれています。また、定州『論語』や『斉論』の発見によって、『論語』のテクストの形成過程が明るみに出されてきたことなど、近年の研究についても触れられています。

    さらに、鄭玄の『論語注』、何晏の『論語集解』、皇侃の『論語義疏』や邢昺の『論語注疏』など

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    2021年05月26日
  • 漢帝国―400年の興亡

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     中国「漢」王朝の通史。後世の中国において規範となる「古典中国」の形成・完成という視点から、儒教と国家の関係の変容を軸に叙述している。社会が思想を規定するというより、思想による体制への規制力を重んじているように読める(体制はいかに恣意的な政治行為であっても儒教による正当化理論を要し、なおかつそれに拘束される)。儒教国教化の時期を通説より遅い後漢章帝期まで下ろしているのは(個人的には20年以上前に新進若手だった頃の著者の講義で直接教え込まれていたので既知だったが)、教科書でしか中国史を学んでいない人には新鮮であろう。儒教の規制力を重視するからこそ、脱「儒教国家」を図った曹操の革新性と「儒教国家」

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    2020年08月16日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 三国志 正史の英雄たち

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    演義(物語)の方が、様々な人がリメイクして、あらゆる世代に読まれている。マンガ、映画、ゲーム?等、今なお多くの人を魅了する不朽の名作を知らないままではいられない。そう思い手に取った一冊。
    正史(歴史的記述)に記録された人々を追うことによって、当時の世界観や情勢に触れることができた。これを叩き台に、様々な作品を読み比べしてみたい。

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    2020年04月23日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 三国志 正史の英雄たち

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    ネタバレ

    「三国志の智慧」からの流れで購入した。
     三国志における主要な冬樹人物について解説されている。改めて三国志演義や吉川英治の三国志を読むべきだと思う。三国志のような歴史ものは、どのようなスタンスで著者が書いたのか、意識して読むことが肝心なんですね。

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    2020年01月22日
  • はじめての三国志 ──時代の変革者・曹操から読みとく

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    曹操の視点で三国志とその周辺を見ていく内容。
    三国志の内容を隅々は覚えていないので、
    また、中国の人の名前が覚えられないのとで
    ちょっと入ってこないところがありました。
    でも三国志の内容で朧気ながら知っていることについて
    曹操からの視点での解説は新鮮な部分もありました。

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    2020年01月04日