渡邉義浩のレビュー一覧

  • 図説 一冊で学び直せる三国志の本

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    本当にタイトルの通り、学び直せる!
    三国志ほとんど知らなかったのですが、武将たちがどのように行動していったかが端的にまとめられていて、
    この時代の流れへの理解が深まりました。
    袁紹・袁術の派閥に分かれてる所なんか、特に面白かったです。
    袁術、おもしろいことするなぁと思いました。
    流れを一冊で分かりやすく掴む。
    目的と内容がブレてない良書でした!

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    2021年01月08日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    著者の「漢帝国-400年の興亡」が面白かったので読んでみた。
    三国志は演義も正史もざっとは読んで、好きな曹操を中心に関連書籍にも多少触れているのでその差異に関してはある程度は知っている範囲であった。
    ともあれ、演義のバリエーションの成立時期の社会背景などを意識した読み解きは面白い。知識の薄い西晋の記述も-演義や正史に依拠しないので主題から外れているのではと思いつつも-興味深かった。
    新書の分量の都合もあり、触れられる人物、エピソードに限りがあるのでやや物足りなさは残る。

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    2020年11月25日
  • 漢帝国―400年の興亡

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    「漢字」「漢民族」という言葉に表れるように、漢帝国は後世の中国にとっていわば「古典中国」として原点とされ続けた「儒教国家」である。
    いかにして「古典中国」が築かれていったかを概観する一冊。
    そのため、通史に沿って最低限の政治史・外交史は触れられるものの、どちらかと言えば思想や文化史の側面が強い。
    儒教という一本の筋を通して漢の歴史を読んだのは初めてであり、大変勉強になった。

    (以下は備忘録)
    前漢成立初期(文帝の頃)までは、秦の法家思想や中央集権を引継ぎながらも、その峻厳すぎた反省を生かして、国政としては郡国制を採り、思想的には無為自然に代表される黄老思想が重要視され、皇帝の柔軟な政策判断を

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    2020年09月06日
  • 三国志 演義から正史、そして史実へ

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    渡邊義浩 「 三国志 」三国志演義 と 正史の違いから政治的意図を紐解いた本


    三国志 正史とは 「正しい歴史」という意味でなく、国の「正統な歴史」という意味。事実か否かでなく→漢の正統を引き継ぐ国はどこか→その国の歴史が正史 という論理。歴史は勝者の記録である ことを再認識



    諸葛亮と劉備の活躍は 正史でも演義でも吉川三国志でも見れるが、曹操の功績は正史でしか見れない。とても面白かった。関羽が義の極みとして神格化していることを初めて知った。


    三国志の正史と演義の違い
    *正史の正統=曹魏=曹操
    *演義の正統=蜀漢=諸葛亮
    *曹操を正史は悪者としないが、演義は悪者とする
    *関羽を 演義

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    2020年08月01日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    中国という国の根本が分かった気がした。本来なら違う国になってもおかしくないのを、始皇帝からの思想を脈々と受け継いでるのが今。歴史面白い。

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    2020年06月30日
  • 「三国志」の政治と思想 史実の英雄たち

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    分析概念としての名士層を軸として、三国時代の政治と思想の展開が描かれる。終章では研究史の整理もされており、今まで知らなかった角度から三国志を見ることができて面白かった。

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    2020年06月07日
  • 漢帝国―400年の興亡

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    思想史を軸に楚漢戦争から三国志の時代までが扱われている。儒教が国教として受け入れられていく過程を通して、後世の範となる古典中国がいかに形成されたかが書かれていて、これまで持ってなかった視点が勉強になった。

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    2020年06月02日
  • はじめての三国志 ──時代の変革者・曹操から読みとく

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    曹操は、『三国志』に登場する中で最も興味深い人物である。日本では諸葛亮が好まれるようであるが、実に先見性を持って時代を動かしたのは曹操なのである。その人物に特化してその事績を追ったのが本書である、と思って手に取って読み進めた。途中で、ふと題名を見ると、「はじめての三国志」となっているではないか。えー!初級者用の本?と驚き、あとがきを見ると「本書は、「三国志」に興味を持った中学生・高校生のために書きました」と書かれているではないか。さらに本書を読み進めたが、どうして、どうして、この本の内容は、初心者向けでも、中高生向けでも無く、かなり高度なものを含んでいる。評者は著者の講義を何度か聴いているが、

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    2019年11月24日
  • 別冊NHK100分de名著 集中講義 三国志 正史の英雄たち

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    ネタバレ

    「三国志」のことが知りたくて読んだ本。読み始めた時は人物の名前を覚えるのが大変だったが、この本を読んで「三国志」のことがよくわかった。この本を読んで、横山光輝先生の「三国志」が読みたくなった。「三国志」のことを知りたい人に薦めたくなる本。

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    2019年11月18日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    キングダムという漫画を介して、秦国が中華を統一するに至った理由から、その後の中華の政治的な歩みについて考察した本でした。

    秦は従来の氏族制度を否定し、法家思想を導入することで徹底的な法治国家を築き上げた。

    キングダムを読んでから本書を読むと、時代背景が理解でき、よりキングダムを深く知ることになったので良かったです。ただ、本書後半は、秦滅亡以降の話題になったので、必然的にキングダムに関連した話題が少なくなってしまったのが残念でした。

    改めてキングダムを読み直したくなりました。

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    2019年11月17日
  • 知識ゼロからのCGで読む三国志の戦い

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    「三国志」と「三国志演義」から“戦い”を選びCG化して解説。
    ・5分で総覧!三国時代
    第一章 漢末の動乱-黄巾の乱から官渡の戦いまで
    ・三国時代の戦い方(基本篇)三国時代の武器・防具・戦術を知る!
    第二章 三国の成立-赤壁の戦いから夷陵の戦いまで
    第三章 三国時代の終焉-街亭の戦いから晋の統一まで
    ・三国時代の戦い方(応用篇)三国時代の実戦を極める!
    各章に関連年表有り。参考文献有り。CG画像、地図等あり。
    三国時代の戦乱はどのようなものであったのか?
    「三国志」と「三国志演義」にある“戦い”をCGで再現してます。
    双方に、或いは片方に(主に演義)ある戦いで、その違いも記述。
    各戦いには出典も

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    2019年09月13日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    儒家、法家の違いを背景に、中国全土を広く席巻した統治のための基本思考がよく分かった。
    基本的にはそこから大きな変化があったわけではないので、現在の中国のメンタリティを学ぶのにも非常に有用な書であった。

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    2019年07月22日
  • 漢帝国―400年の興亡

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    ものすごい密度で、風呂読書で2ヶ月以上かかってやっと読みおわった。項羽vs劉邦はともかく、他は知らんことばっかり。三国志とかの前史としても勉強になった。『蒼天航路』とか勉強して書いてるのねえ。近代に至るまで中国に封建諸侯はいなかった、みたいな話にはっとなる。

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    2020年06月15日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    キングダムを読んだあとだったため、場面を思い浮かべながら楽しく読めた。
    秦という国の思想、仕組みは本書によって理解を深めることができ、知見の乏しい自分でも参考になった。
    もう一度キングダムを読み直したくなった。

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    2019年06月23日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    秦の始皇帝は、項羽と劉邦の最初に出てくる「悪い人」のイメージしか持っていなかったので興味深く読めました。確かに世界史を学ぶと中国史は謎でしたね。
    あれだけ大きな土地に、様々な文化を持った人や国がありそれを統一していくためには、どんなに理にかなった方法であっても、短期間で運用することは困難であり、秦朝が短命に終わり、それを上手く消化した漢が長く続いたと言うことも面白いところです。

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    2019年05月26日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    キングダムファンにはたまらない一冊。
    秦がなぜ中国統一できたのか、その素地となる部分の法家思想などなるほどと納得。
    そして秦をはじめとして、基本的には常に中央集権体制をとってきた中国という特異性、そして最後のほうにあった現代のデジタル社会についての記述など、非常に興味深かった。信賞必罰の思想が根深く分化として刻まれているからこそ、スコアリング社会が成立しているという指摘は面白い。もちろん中国の現在のデジタル化、データドリブンな社会はそれだけで成り立ったものではないと思うが、秦からはじまる歴史的背景も確かに一要因にあったと思うと、歴史を振り返ることの意義や楽しさを感じられた。

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    2019年05月20日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    映画キングダムを観て、この時代のこと知りたくなったので購入。キングダム要素はあまりなく、わりと 中国がなぜあんな広大な土地と人民を統一できてるのか みたいな話が多かったかなと。嬴政(始皇帝)はカリスマ性と先見の明はかなりあるけど、厳しすぎた&時代が追いついてなかったんだなあ。
    ただ、わたしはもっと戦国時代について知りたかったから、別の本を追加で読もうかと。あとキングダム、、、手を付けるか...

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    2019年05月10日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    以前、著書『三国志』(中公新書)を読み、その論理的な歴史解釈に惹かれた。本書は秦の始皇帝による中華統一を中心に据えて、それ以前とそれ以後の国家社会の変遷を辿っており、それぞれの政権の統治形態を分析してそこに明確な相違を見出している。なぜ中国は始皇帝の中華統一以来ほぼ一貫して(現政権まで)統一形態の崩れを見ない稀有な国家であるのか、というのが著者のテーマであるが、その分析による解明は十分納得できる。タイトルに「漫画『キングダム』で解く」との記述があって懸念したが、まあ、”刺身のつま"程度で邪魔になるほどではなかった。

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    2019年05月04日
  • 始皇帝 中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

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    漫画『キングダム』はおまけ程度で、現在まで繋がる中国の政治システムの歴史解説がメイン。
    ただ、これまで文字の上でしか理解できなかった中国の歴史が、漫画の引用によりビジュアル的なイメージと結びついて、より深く理解できた。

    儒教に関する認識が、私の思っていたものとは少し違うと感じた。というか儒教は歴史が長すぎて、資料も多いため、全容を理解している人はいないのではないだろうか。

    一般向けの新書だからだろうが、参考文献一覧がなかったのが残念だった。また史実に関わる部分は、できるだけ注をつけて欲しいのだが、全くなかったので残念である。

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    2019年04月19日
  • 魏志倭人伝の謎を解く 三国志から見る邪馬台国

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    邪馬台国については、日本古代史学者や考古学者の間で議論が喧しいが、本書は、中国の三国時代の研究を専門とする中国史学者が、それらの議論を踏まえつつ、従来の議論とは違った視点で「魏志倭人伝」や邪馬台国について論じている。すなわち、「魏志倭人伝」が含まれる『三国志』という史料の性格に着目し、『三国志』を著した陳寿の偏向、曹魏の内政と外交、陳寿に代表される史家の世界観などに起因する倭人伝の歪みを取り除き、邪馬台国の真実に迫ろうとしている。
    中国史の立場から、邪馬台国に関する議論に一石を投じる書である。西晋の司馬氏の祖である司馬懿の顕彰を意図するという『三国志』の史料的性格、また、その「倭人伝」への影響

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    2019年04月04日