渡邉義浩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高校生の時に三国志を読んで以来、諸葛孔明のことが大好きだった。諸葛孔明について、もっと知りたくて、彼について書かれた本を色々探しては読んでいたが、資料が少なくて、その人物像を掴むが本当に難しく、いつの間にか、相当な大人になってしまった。
諸葛孔明について書かれたこの本を読んで、本にまとめるのって大変だろうなぁとか、中国の文献を読むのは難しくなかったろうかとか、そういう尊敬というか、驚きを感じながら読んでいた。
若いころの自分の生き方の手本だと思っていた諸葛孔明に、また出会えたようで、大変嬉しかったし、若々しい自分の持っていた気持ちを思い出し、新鮮だった。 -
Posted by ブクログ
横山光輝先生の読み込みと解釈、そして読者に分かるようにする表現が素晴らしい事が渡邉先生の解説により分かった。歴史でなく話としてもカリスマ的存在たる始皇帝が死んでから乱を経て項羽と劉邦という2人の英傑が激突するというのが面白い。戦の強さであれば項羽の方が上だろうが本書でも書いてある通り亜父范増の献策を受け入れなかったのが痛かった。それにやり方が覇道過ぎた。
対する劉邦だが実に捉え所のない人物で蕭何、陳平、韓信といった歴史に残る逸材に使われている様で使っている。渡邉先生が指摘する様に韓信に対する胆力も凄い。何より凄いのが自分の間違いを指摘されたら気づき献策を受け入れる度量だろう。
後、始皇帝の財宝 -
Posted by ブクログ
中国史に造詣が深い著者の本なので勉強になる。本書にある様な統一の維持という点では漢帝国が歴史で実現しているが天下統一してからのオリジナリティについて始皇帝を上回る人は僅少ではなかろうか。領土の統一だけで無く単位のの統一という政治以外の面でも独自性有り。朕や皇帝という名称を考案しているところからもこの人の性格が現れている気もする。
皇帝というと重臣達に戴かれて安楽にしてれば良い様なイメージもあるが、寧ろ仕事量的に最も働いている様に見える。優秀ゆえに人に仕事を上手く振れていないところがあったのではないか。その辺が劉邦との違いといえる。
法科主義すぎて国はダメになったが韓非子の書籍を見て感激している -
購入済み
今も日本で一番人気がある中国の時代といえば三国志の時代でしょう。ただ我々が需要している三国志は何なのかというのはあまり顧みられず、実はそこには本家中国とは違う日本的な偏りがあるようです。